平和1丁目 ~牧師室より~

福岡市南区平和にあるキリスト教の平尾バプテスト教会の週報に載せている牧師の雑感

2008年4月6日 新しい道の歩み、希望のとき

2008年07月08日 22時55分08秒 | Weblog
  新しい道の歩み、希望のとき

 四月になって新しい道を歩み始めた人々がいる。Mさんご夫妻は、寮の管理人となられた。男子学生を相手に、きっと温もりの濃い親代わりを演じられることだろう。
 Sさんは、女子中高の聖書科の教員として松山へ行かれた。ああ、夏目漱石の「坊ちゃん」。しばらくは、学生にからかわれるかもしれないが、たまには道後温泉でゆっくりして、楽しくやって欲しい。
 Kさんも、学校事務のお仕事は初めてだし、慣れるまではくたびれるだろう。こちらでの生活も初めてだし。しかし、転勤がない分、安心してどっしりと構えて事にあたられると喜ばれている。
 大分の大学に行かれたIさんは、自分の進みたい道の第一歩を踏み出せてよかった。一人の生活もそれなりに楽しみにされ、あちらでの教会の方々との出会いもきっとうれしいものになるに違いない。
 入園、入学した子どもたちの緊張した姿も微笑ましい。今日は、桜も満開で、春のうららかな陽気である。あちこちで花見をする人々も多いことだろう。教会のアーモンドの花は、桜よりも早く開花する。桜に似ているが、花びらはより大きく、中心の赤色も濃い。教会はすべての喜びの先取りだ。
 神様は、私たちを日本という国に誕生させ、この国に生き、この国で宣教するようにと、道を整えられたのも感謝。四月というこの時期は、特に、今日のような美しい日には、あちこちに希望の陽光が差し込んでいるように見え、「今は幸せのとき」と、大いに喜びたい気分になる。


平良師

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