晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

元伊勢内宮(3) 9/22

2011-09-22 | 上林界隈(AKB)

2011.9.22(木)曇、雨

 内宮から天岩戸神社へ直接行けるルートもあるのだろうが、足下が悪いので参道を降り、宮川沿いの鋪装道を行く。車でも行けるということだが、土砂崩れや倒木でもあった日には抜き差しならないので、歩いてゆく。右の崖は水を含んで今にも崩れそうだし、左の谷は濁流が渦巻いている。ガスも出てきて何とも心細い。Img_3774

ガスに霞む岩戸山。


  しばらく行くと谷の下方に発電所があり、関電の車が止まっている。人工のものがあると何となく安心感が沸くのはどういう心境なのだろうか。どんどん進むと右上に登る道があり、「~参道」と書いてあるので登って行く。谷の轟音はおどろおどろしく、ガスはますます濃くなってくる。大雨洪水警報の出ている日にこんなとこ来るもんじゃない、傘はさしているけれどすっかり濡れている。土砂崩れのあった現場に出る。Img_3775 Img_3778

谷は濁流、山はガス。


 もう引き返そうかと思ったときに道を間違ったことに気づく。この道は内宮に行く参道らしい。なんのことはない元来た道に戻るとすぐそこに岩戸神社に降りる階段があった。轟音轟き、濁流逆巻く社務所に降りていくのも風情がある、自転車旅行の際は随分気味の悪いところへも行ったなあと思いだす出す。
 谷のあちこちに色々と名前が付いており、それぞれ謂われがあるようだが、この増水では何が何だか解らない。 Img_3785 Img_3780 Img_3788Img_3781_2
 
本殿は木の合間に見え、参道は濁流に呑まれていた。


 いやあ、迫力あったなあと思いつつ、内宮の下部に当たる林道に崩れ落ちた岩を拾って帰る。周りに赤色チャートも多く落ちている。拾ってきた二個の内一個は強力に磁石に反応した、さすがに鉱山地帯である。
 次は外宮と、鉱石を求めて河守鉱山跡へ鉄滓を求めて北原遺跡へ行ってみたい。Img_3789_2 Img_3814

林道のガレ場にはチャートも多い。
磁性の強い石は鉄を含むものだろう。



 今日のじょん:じょんは虫にも鳥にも反応するがやはり猿に対する反応は一番である。遠くから気づくことも凄いが近くでは吠え方も追い方も凄いものがある。かみさんは放したら帰ってこないと言って放さないが、私は必ず帰ってくると信じている。放して猿を追い払ったら、これほど素晴らしい仕事は無いと思うのだ。この中に猿が居る、さてどこだろう。Img_3815 、、、、、、、、、、私も解らない。

コメント
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