晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

十座間会 9/28

2008-09-29 | 日記・エッセイ・コラム

2008.9.28(日) 曇り、雨

 看板の支柱にする杉丸太の皮むきをして、防腐剤を塗る。昨冬に伐採して放っておいたもので、虫にやられている。やはりすぐに皮むきをすべきなのだろう。製材所のおじさんが、夏に伐採した杉は皮がむきやすいと言っておられたのを思い出し、上田さんに貰った杉をむいてみる。驚くほど簡単に剥けて、昨冬伐採の杉は一体何だったのかと思わせる。中に形の面白いものが数本あるので、グラインダーで研き、予てから懸案の門柱にしようと思う。Img_1123 Img_1124

こっちの方が面白いので、看板の作製が遅れてしまった。

 夕方からは吉右衛門と前田さんを招いて持ち寄り宴会をする。いづれも近年に上林に来た人達で、鍋をつつきながら村の話や、人生の話しで盛り上がった。吉右衛門はセミプロのミュージシャンで、ギターを持ってきており、最後は大合唱となった。いくら騒いでも近所迷惑にならないところが田舎の良いところだ。今後も持ち回りで続けていこうということになり、外様ばっかりなので秘かに十座間会と名付けた。

今日のじょん:お友達まりい
 まりいは20才、人間なら100才ぐらいの老犬である。まりいという名前だけど雄である。じょんの楽しみは散歩の時まりいに会いに行くことである。家から300mほどのところにいるのだが、そこまでぐいぐい引っ張ること。ひとしきり挨拶をして、嗅ぎあったりするぐらいで、他の犬のようにじゃれ合ったり、とっくみあいなんてことはしない。相手が老犬であることが解っているのだろうか、いたわっているようにも見える。マーブルが来るのはその隣で、散歩が楽しくなるぞ。

Img_0804_2

もともとは黒い毛だったそうだ。

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ぶんきち夫婦来じょん 9/27

2008-09-29 | 日記・エッセイ・コラム

2008.9.27(土)晴

 大切に育て、元気よく伸びていたネギ達に異変である。皮の色が変わったり、穴が空いたり、折れ曲がったりしている。何か病気かなと思い近づいてよーく見ると、なななんと小さな尺取り虫状の青虫があちこちに着いて葉を食っている。ネギを食う虫は知らなかった。最初は葉っぱを薄く囓り、やがて穴を開けて中に入り込んでいる。鍋物の時はともかく、薬味に使ったひにゃ堪らない。しょうがないので表に着いている虫は一匹づつピンセットでつまんで捕り、穴の空いた葉は根元から切って採ってゆく。虫瓶はあっという間に緑一色となり、みーに一杯ねぎの葉が溜まる。しかしどこぞの世界にこんな悠長な虫取りをしているだろうか。ネギったって九条ネギ、小ネギ、ワケギとあり、その葉は数千本になるだろう。殺虫剤を撒けば良いのかも知れないが、ネギの中に入った虫には効果が無いだろうし、食べる際に気になるので、原始的な方法でやっつける。ついでに生姜の葉の穴の空いているところを探ってみる。小さな黒い毛虫が着いている。紫蘇、鷹の爪、柚子、山椒それぞれ違った虫が着いており、棲み分けをしているのだろう。レモンの木だけは3種類の虫が着いており、しかも強烈な虫であった。蝶や蛾があれほど飛んでいるのだから、虫の出現も致し方ないところだが、ごまんと居る鳥たちも少しは畑の虫捕ってくれろよなあ。Img_0949

こいつに捕ってるんだが追いつかない。

 虫を捕ったり、杉皮むきをしながら府道を覗きに行く。今月の初めに日本一周歩き旅のぶんきち夫婦から「27日にじょんのび村に行くよ」とコメントいただいていたのだ。天橋立を回って、東舞鶴から菅坂峠を歩いて来られるということだ。それ以来連絡もないし、お昼頃という時間もとっくに過ぎている。本当に来られるのかなあ、途中で事故でもあったかなあと心配しながら府道を覗いている。2時頃、もう諦めていた時玄関の下の方に夫妻発見、やっぱりちゃんと来られたんだ。初めて逢ったのが2年前の10月9日、北海道は倶知安峠の国道である。もう2年間の月日が流れ、夫妻も日本一周を達成され、今はピンポイントで当時行けなかった所などを歩き旅されているそうだ。そのコースにじょんのび村を選んでいただいたのは大変光栄だし、菅坂峠を歩いて来られたお客さんも最初で最後だろう。懐かしい話や最近の旅の話も聞きながら、軽く食事をしていただく。Img_1121 Img_1120

今回の歩き旅はここが終点で、バス、電車で神戸に行かれるとのこと、念道のバス停まで送りながら「来て良かったですよ」と言われて感激する。天橋立のおみやげの他に最初の歩き旅の本「千葉から鹿児島へ夫婦歩き旅」を頂き、楽しみが増えた。読み終わったら店に置く予定だ。Img_1122

今日のじょん:マーブルが来るみたい。
 じょんの兄弟、マーブル君が近所のMさん宅に貰われるような話になってきた。もし実現したら、じょんの遊び相手ができて大変なことになるぞ。近所には結構ワンちゃんがいるのだが、うまく遊べる相手が居ない。時々来られるお客様の中には相性の合うワンちゃんを連れてこられるのだが、いつも遊べるというわけではない。マーブル君が来たら散歩が楽しみになるなあじょんよ。399115777_15

白いのがマーブル君、もっとも今は20Kgあるとか。

 

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