常念が見える部屋から

ここから北アルプス常念岳が眺望できます。
季節の移ろいに写真を添えて発信します。

迎え盆と100円ショップ

2010年08月13日 | 季節の便り
盂蘭盆
仏壇に灯篭を飾って朝のうちに先祖の霊をお迎えする。
午後菩提寺の住職が、バイクで檀家を回り読経する。
年ごとの決まったしきたりで、1年の早さを実感する日でもある。


100円ショップ
老眼が進んで文字が読みにくくなった、遠近両用はどうしても使いこなせなくて、ずっと単純な老眼鏡を使っている。
メガネ屋さんの老眼鏡コナーに行って、持参したテスト用の文字(万年筆のスペアーインクの空き箱に印刷されている文字)を読んで選ぶ。
居間用、洗面所用、トイレ用、パソコン用、ビジネス用等、ウインドウケースに陳列されている眼鏡に比べて格段に安い物を、一括して買ってくる。1本の価格は3千円前後である。
あるとき老眼が進み、同じなやみを共有する友人が言った「老眼鏡はどうせ半年か一年で替えるんだから、100円ショップで購入し使っている」
「で、どう?」聞くと全く問題ないという。
帰り道100円ショップに寄った、種類こそ少ないものの希望の視度のものがあり、テスト文字を読んで気に入ったので購入した105円である。
ついでに同じ価格で草刈用鎌も買った、通常千円はするだろう。
私は物を売ることを生業にしている、だから安く物を買って得したと思う反面、罪悪感にも苛まれる。
度を過ごした安売りは悪であると私は思っている。
それを買う人はもっと悪行と思うことがあるからである。





コメント
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