或る「享楽的日記」伝

ごく普通の中年サラリーマンが、起業に向けた資格受験や、音楽、絵画などの趣味の日々を淡々と綴ります。

イサキ

2012-08-15 05:54:28 | 400 釣り
この日曜日は友人達と船釣りへ。ゴルフも夏は暑くてたまらないけど、釣りもそれに劣らずけっこうきつい。法事が終了した安堵感から少々飲みすぎて、朝3時半に起きた時にはやや二日酔いぎみだった。だけど珍しく前日に準備を全て完了していたので、なんとか定刻の5時前には港へ着けて。だけど遊魚船はもう接岸していて、乗り込んだのは自分が最後。

当日の狙いはイサキ。例年なら7月から釣れ始めるのだけど、今年は遅れている。船長の話だと8月からは調子が上向いているとのこと。イサキと言えば、昨年のいつ頃だったかな、脂が乗った刺身の味が忘れられなくて。絶品以外の何ものでもないぐらい美味だった。端的に言えば、真鯛の上品さとアジの濃厚さの両方を兼ね備えた味って感じかな。とにかく感動ものだった。

魚場に到着して、いざ仕掛けを投入。イサキ釣りで大事なのはシャクリ、そしてその後の俊敏な棚取り。この辺りは年季が入っているので手慣れたもの。するとガツガツと竿先が震えるアタリが来て。向こう合わせで一呼吸ついて巻き上げると35cmのまずまずサイズだった。こりゃ幸先いいなと顔がほころんで。その後もアタリは続いて、2時間で4匹をゲット。

今日は2桁は軽いなと喜んだまでは良かったけど、それからアタリがぱったり止まって。釣れるのは中型アジばかり。最初は曇り空だったのに、そのうち真夏の日差しが照りつけ始めて。こうなると仕掛けの上げ下げとシャクリが汗をかくための作業化してしまって。ヘトヘトになった頃に友人が持参したソーメンを振舞ってくれた。氷のぶっかけが実に美味しかったなあ。

その後も調子は上向かず、釣果は40cm弱が4匹と35cm弱が4匹のトータル8匹。それでも当日の釣頭だった。帰宅してイサキは写真のような刺身に、アジはタタキに。期待したイサキの味だけど、残念ながら脂の乗りがイマイチ。もう少しかかるのかなあ、今年は。まあ9月も狙いはおそらくイサキなので、その時まで楽しみは取っておくことにしたけど。