或る「享楽的日記」伝

ごく普通の中年サラリーマンが、起業に向けた資格受験や、音楽、絵画などの趣味の日々を淡々と綴ります。

剣先イカ

2012-08-19 07:24:40 | 400 釣り
夏期連休のイベントとして最も楽しみにしていたのが山陰での釣り。友人の知り合いから遊魚船をチャーターするから来ないかと誘われて。狙いは剣先イカ。場所によってはヤリイカとかマルイカとも呼ばれていて、例えば”いか本陣”とかの日本料理屋で刺身を注文すると出てくる透明なやつと言えば分かり易い。ピクピク動いている活き造りの定番のひとつ。

午後2時前に友人をピックアップして山陽自動車道、浜田自動車道と高速を乗り継いで島根県浜田市へ。入り組んだ狭い海岸線をしばらく進むと目的地である漁港へ到着。午後4時に出船したけど、初めての山陰での釣りということもあって、なんかワクワクしたような。心配していたのが波。山陰はたいてい波が高いのだけど、この日はたまたま50cm程度の凪状態。

サプライズは海の色。山陰の海というのは瀬戸内海と違って、海の色がコバルトブルーではなくマリンブルー。なんか外洋の雰囲気としてピッタリだなと。それで日没までは五目釣りをしようということで釣りを開始。まあとりたてて期待もしていなかったけど、もう少し魚影が濃いのかなと想定していただけに、少々気落ちした。自分は小ぶりのチダイが2枚でまずまず。

日没前の夕方6時頃から本命のイカ釣りを開始。前もって購入しておいたスッテ5本の胴付き仕掛けに80号の錘をぶらさげて。開始後20分ぐらいだったかな、隣人と自分にアタリが来て。あがってきたのは胴長20cmぐらいの中型の剣先イカ。とりあえず本命ゲットで気分は盛り上がったけど、その後がいけません。結局夜中の12時までで、たったの7ハイだった。

友人達も似たり寄ったりの釣果で、期待が大きかっただけにダメージが大きくて。帰路の途中にサービスエリアで「わざわざ山陰まで来て、これじゃガックリだよな」と泣き言を言い合いながら皆でうどんをすすり合う姿が哀しかった。それで翌日刺身にして食べたのだけど、味としてはアオリイカとコウイカの間って感じだったかな。もちろん活き造りには遠く及ばなかったけど。


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