或る「享楽的日記」伝

ごく普通の中年サラリーマンが、起業に向けた資格受験や、音楽、絵画などの趣味の日々を淡々と綴ります。

宮島水中花火大会

2012-08-14 06:30:30 | 890 広島
先週の土曜日の夜は、有名な宮島水中花火大会へ。毎年恒例で例年は14日開催だったのだけど、今年から11日に変更になったらしい。情けない話だけど、これだけ長く宮島のご近所に住んでいて、本土側からは何度かは経験があるのだけど、未だ島に渡ってこの花火大会を観たことがなかった。今年はカミさんが帰省していないので一緒に行ってみようということに。

娘の経験談からは、花火大会が終了後にフェリーが大混雑するらしくて、それは絶対に避けたいなと。19時50分の花火スタートに向けて、とりあえず夕方6時前に自宅から出発。電車は既に混んでいたけど、フェリーの桟橋付近は想像した程でもなかった。まだ時間が早いからかなと思っていたら、なんのなんの。宮島に着いたら、もう辺りは全て完全にごった返し状態だった。

当初は清盛神社辺りの海辺でなんて甘く考えていたけど、これだけ大勢の観光客を目の当たりにすると、フェリー乗場から遠くなる程、帰りが面倒になると直感して。カミさんと相談して、駅前広場からすぐの山道の途中に場所取りをすることに。ビールや鳥のから揚げ、フライドポテト、焼きそば等を買い込んで、ようやく見つけたスペースに陣取りを。だけどなんか嫌な予感が。

そうこうするうちに日がすっかり暮れ、いよいよ花火大会がスタート。夜の宮島もなかなか風情があって素晴らしかった。なんて感じていたのもつかの間、かなりの人数が山道のフェンスの傍に立ち並び始めて。これじゃ座っていると花火が全く見えない。そのうちに「おい、座れ」とか怒号が飛び始めて。よくあるパターンにハマっちゃたなと。下山したのは言うまでもないけど。

だけどヤバイことは重なるもの。カミさんの姿が見えなくなって。しばらく探したけど、結局見つからずフェリーで帰路へ。そこでようやくつかの間の水中花火を楽しむことができた。それが上の写真。フェリーを降りたら後ろから肩を叩かれて。なんとカミさんが待っていてくれた。この時ばかりは安堵したなあ。最初だから仕方なかったけど、次回には対策を講じないとね。