或る「享楽的日記」伝

ごく普通の中年サラリーマンが、起業に向けた資格受験や、音楽、絵画などの趣味の日々を淡々と綴ります。

バカラ ヴァンス

2013-12-27 05:30:38 | 520 アンティーク
久しぶりのバカラの話。最後の記事が2006年のタリランドだったので、およそ7年ぶりということになる。まあその間、バカラを買わなかったということ。それできっかけはと言うと、割れたり欠けたりでワイングラスが少なくなっていることにふと気づき、普段ワインを結構飲んでいる割にウィスキーと比較するとグラスが少ないし、そろそろ補充の時期かなと。

いつものブランドショップが年末バーゲンを始めていることを知っていたので、立ち寄った際にバカラのコーナーへ行ってみた。するとウィスキーと同じぐらいワイングラスも品揃えがしてあって。いろいろチェックしているうちに気がついたのが、デザインがスタンダード、モダン、アンティークの3つぐらいにグルーピングできること。しかも各々でサイズのバリエーションもある。

最初はスタンダードの中からと思ったのだけど、せっかく1個1万円も出すのだから、バカラならではのデザインにしたいなと。そんな目つきで棚を眺めていて、ふと目に止まったのが写真のヴァンス(VENCE)。ヴァンスって、ひょっとして南仏のコートダジュールにある、画家達の楽園だった、あのヴァンスかなと思って由来を調査してみたけど、結局分からずじまいだった。

購入して早速使ってみたのだけど、ステム部分のアンティークな形状が、なんとも渋い。バカラのグラスにはステムにいろいろと装飾がなされているものがあるのだけど、丸くて柔らかなのはヴァンスだけ。キャッチコピーで言えば、”イタリアのヴェネチアン・グラスのステムに似ていて、デコラティブで、かつアンティークさを感じるステムは、このヴァンスのみです”。

しかし久しぶりにバカラを買う気分になったってことは、やはり景気の影響もあるのかな。”アベノミクス”のお陰で円安が進み、少なくとも大企業の収益が改善されつつあるのは確か。だけど飲み会の後で幾度かタクシーの運転手に景気について聞いてみると、良くなっているという実感は少ないとのこと。まあ、つらいリーマンショックを経験してきたからなあ。

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