或る「享楽的日記」伝

ごく普通の中年サラリーマンが、起業に向けた資格受験や、音楽、絵画などの趣味の日々を淡々と綴ります。

続・真鯛

2005-09-02 06:37:29 | 400 釣り
そういえば盆連休中に行った釣りの話をしてませんでしたね。とにかく暑かった。場所はいつもの広島県大竹市にある阿多田島の浮き桟橋。釣客は仲間2人と、よく船で一緒になる元大学教授と私の4名。

例年夏は、“餌取り”と呼ばれる小魚がたくさんいて、彼らの攻撃をいかに避けて、本命の黒鯛を釣るかが勝負の分かれ目。案の定、この日もたくさんの餌取りが寄ってきました。餌はいつもなら、“オキアミ”と呼ばれる小海老の一種か、“ミック”と呼ばれるミンチの練り餌のどちらかなんですが、これだけ餌取りが多いと、こんな餌は2~3秒ぐらいしかもちません。

そこで登場するのが“コーン”。そう、とうもろこしの実で、スーパーとかで小さい缶詰に入って売ってるやつ。これを針に2~3個つけて釣るんです。さすがに餌取りの小魚はコーンは食べない。ですからコーンにあたりがあると、それは間違いなく黒鯛。

黒鯛は雑食性で有名です。よく使うのが貝やカニの甲殻類。もちろん生きたまま。聞いた話によると、あの甘いスイカを餌にする地方もあるとか。黒鯛って魚なのにグルメ。日によって好みの餌を替えるみたいです。(笑)

それで当日釣れたのが、写真の30~40cmの真鯛が4枚。あれーっ、黒鯛じゃないの?なんて思われるでしょうね。実は私以外はみんな黒鯛で、私だけが真鯛。この場所は両方釣れるんですが、たまたまこの日は私に真鯛が集中したみたい。

真鯛か黒鯛か、持って帰った時のカミさんと娘の反応が全然違います。真鯛だと大喜び、黒鯛だといやな顔。黒鯛は臭みがあるので、臭みがなくてどんな料理にでも合う真鯛の方がどうしてもね。刺身で日本料理、カルパッチョでイタリアンと、2晩連チャンで食べましたが、評価は上々でした。(笑)



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2 コメント

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私もよく行きました。 (ヘルスパラダイス)
2005-09-13 09:10:56
真鯛、こちらでは、広重の版画で有名な、由比、蒲原の沖、駿河湾で釣るんですよ。

由比港から、乗合で沖に出て、オキアミでのサビキ釣りですね。

船頭は、魚群探知機を見ていまして、魚場に着くと、合図で一斉に始めるのです。

だけど、釣果を、しっかり見ていて、2,3枚、真鯛が釣れてくると、場所を移動してしまいまして、あんまり沢山釣れないように、コントロールしている気がしてなりません。

ここ、最近、名古屋に来てからは行っていませんが、やはりダイヤモンドの輝き、真鯛は魚体も美しく、素晴らしいですね。
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そうですか。 (ハンコック)
2005-09-14 06:41:59
まあ真鯛は全国どこにでもいるんでしょうね。



船頭が場所を移動する話、分かりますよ。

こちらでもそういう人いますから。

まあ魚の数が減ってるので、船頭も生活がかかってるし、

どうしてもそうなるんでしょうね。

でも2、3枚だとね。(笑)



確かにきれいですよね。写真でみても輝いてますから。



黒鯛用の柔らかい短竿で、おもりなしで釣ってますから、

かかると引きがダイレクトに伝わります。

特に真鯛は黒鯛より鋭角的な引きなのでおもしろいです。

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