或る「享楽的日記」伝

ごく普通の中年サラリーマンが、起業に向けた資格受験や、音楽、絵画などの趣味の日々を淡々と綴ります。

諸行無常

2005-09-05 06:23:22 | 100 中小企業診断士
昨日TACの診断士模擬試験を受験。結果は今回も可もなく不可もなし。ちょっとイマイチ。なんか1年間で成長したなあって実感に乏しいかも。なんて泣き言を言わずにもうひと踏ん張りです。(笑)

ところで、ちょっと前から受験生仲間で妙な話が。診断士教育のK校の様子がおかしいというもの。模擬試験の結果が返送されてこない、広島事務所の従業員が全員辞めちゃった、などなど。それで先々週の日曜日に予定されていた会場模擬試験もドタキャンになったとか。遠方から受験に来た人もいたみたいで、これはヤバイです。

ネットをみると似たような話をたくさん発見。と同時に、K校と提携していたD社が、今年4月8日に破産手続きを開始していたことを知ってビックリ。それで今回調べていくうちに勉強したのが破産処理。破産申請前に、継続したい事業の一部を事前に別会社に営業譲渡。その後、元の会社は負債を背負って破産。別会社は営業譲渡分のみが債務になり、財務的にはスッキリ。このやり方って企業再生手法として最近流行っていて、業界では「第2会社方式」と呼ばれているとか。

2003年に実施された教育訓練給付制度の改訂が影響しているようです。上限が30万→20万円、給付率が80%→40%に引き下げられ、個人だけじゃなく学校も痛手を受けてるんですね。

なんだか暗い話になりましたが、昨年私もK校に通っていただけに、話が身近でショックを受けています。D校は破産後に別会社として再生したみたいだけど、K校はどうなるんだろう。伝統校だったのに。世の中って変っていくんだなあ。

写真はちょっと前にカミさんと一緒に行った関門海峡。本州側の壇ノ浦PAから九州側を写したもの。そうです、壇ノ浦の合戦で平家が滅んだ場所。昨日ちょうどNHKの大河ドラマ「義経」でこの場面を放映したらしいですね。今回の話を聞いて、平家物語の冒頭の有名な一節、“祗園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり”を思い出しました。

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2 コメント

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壇ノ浦 (Mami)
2005-09-05 18:01:39
こんにちは。

試験までもうすぐですよね。

ご健闘をお祈りしております。



「義経」関係で、何かイベントなどはやっているのですか?

大きな戦は数々あれど、女性達も自ら入水するなんて、悲しい戦だと思って観ておりました。
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ありがとう。 (ハンコック)
2005-09-06 07:05:42
さすがにこの時期になると緊張感がね。

まあ頑張るしかないんだけど。



「義経」はいろいろとイベントやってたみたい。

JRとかは観光キャンペーンとかで宣伝してたし。

でも正直な話、よく知らないんです。(笑)



昔はいつも戦争してたから、よくあったんだろうなあ。

女性が巻きこまれることが。可哀想だよね。



そうそう、壇ノ浦で入水したけど助けられた一人の

平清盛の娘の建礼門院徳子なんだけど。

後で出家して建てたお寺が、京都の大原寂光院だと

いうのをちょっと前に知って、今度京都に行く時は

是非行ってみたいと思ってます。

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