或る「享楽的日記」伝

ごく普通の中年サラリーマンが、起業に向けた資格受験や、音楽、絵画などの趣味の日々を淡々と綴ります。

今田竜二

2008-11-19 06:21:40 | 450 スポーツ
国内のゴルフトーナメントも終盤にさしかかってきたけど、この土日は興味深かった。太平洋クラブ御殿場コースで開催されていた、男子の三井住友VISA太平洋マスターズ。注目したのは優勝争いではなくて、米国ツアーで活躍している今田竜二。TV中継を観るまで参加しているのを知らなかったけど、それからは俄然力が入って。

結果的にはトータル11アンダーで7位タイの成績だったけど、いたるところで米国仕込みの彼のテクニックの片鱗を見せてくれた。中でも思わず声を出してしまったのがバンカーショット。あんな柔らかい球出しを見たのは初めてかもしれない。ほとんど手で拾って、そーっとグリーンにころがしたって感じ。ショートゲームが上手いとは聞いていたけど、さすがだなあと。

実は彼が今年米国ツアーで初優勝した時のTV中継を記念に録画していて。もう半年も前なんだな、写真の5月18日AT&Tクラシック。日本人としては青木、丸山に続いて3人目で約5年ぶり。プレーオフで勝ったのだけど、グリーンサイドでハラハラドキドキの奥さんをカメラが何度も写しているのを見て、こっちまでそんな気持ちになってきたのをよく憶えている。いや懐かしい。

改めて感じるけど、彼って立派。だって14歳の少年がプロを夢見て、中学を卒業してすぐに単身渡米。それからハイスクールに通いながら下積みを重ねて2005年からツアーに本格参戦。渡米してすぐは言葉の壁もあったろうし。身長も170cmそこそこしかなく細身で華奢だし。そんな彼が今期はランキング上位に入るツアーの顔にまでなっている。まさにアメリカンドリーム。

だけどどうしてそんなに入れ込んでいるか?それは彼が広島県三原市出身ということをだいぶ前に知って親近感を持っていたから。そう言えば、同じ広島県出身の田中秀道も米国ツアーで頑張っているはずだけど。最近は自分がゴルフをやらなくなったせいもあってトーナメント観戦もとんとご無沙汰だったけど、久しぶりにTVの前で熱くなったかな、いや楽しかった。