或る「享楽的日記」伝

ごく普通の中年サラリーマンが、起業に向けた資格受験や、音楽、絵画などの趣味の日々を淡々と綴ります。

花束

2008-07-18 06:25:38 | 900 その他
最近どうもダメですね、社労士受験のために頭が硬直化していて。音楽を聴くとか絵画を観るとか、そんな気持ちの余裕がなくなっている。先日もライブを聴くせっかくのチャンスを逃してしまった。正確には自分からあえて逃げたと言うべきだろうけど。

そもそものきっかけは数ヶ月前。夜に友人と食事をした後、久しぶりに飲み屋へ。そこは広島でも有名な高級クラブ。昔はよく来ていたなあと懐かしんでいるとカクテルピアノが聴こえてきて。弾いていたのはOさん。広島では知る人ぞ知るジャズ系のピアニスト。どれくらいだろう、おそらく7、8年ぶり。名刺を渡して挨拶をしておいたけど、相変わらずキレイだったなあ。

その彼女から手紙をもらったのが1ヶ月ぐらい前。中を開けるとチラシが入っていて。そこには「”Perpetual Dream”吉田次郎プロデュースNYレコーディングアルバム発売記念コンサート」、なんてコピーの文句が。へえー、スゴイと驚きながら開催日をみると平日の夜。無理すれば行けないことはなかったけど、仕事があったし、どうもあと一歩気分が乗らなくて。いけませんね。

あれこれ考えて決めたのが花束を贈ること。全く知らん顔をするのは申し訳なくて。といっても別にヘンな関係じゃないですよ、単なる知り合い。親しい間柄でもないのにチラシをわざわざ送ってくれたし、何かしたいなと思って。それでコンサート会場の近くの花屋を調べて電話で注文を。他に思いつかなかったら赤いバラにしてもらったけど、なんか妙にウキウキしたなあ。

コンサートが終わってから数日後、彼女からお礼の手紙が。HPを覗くとライブ当日の写真がアップされていた。最後の方には楽屋に並べてあった花束の写真も。たくさんあって残念ながら自分のは見当たらなかったけど、なんてどれが自分のか分からないくせに。でも喜んでもらえたみたいで嬉しかった。広島のライブハウスによく出ているので、試験が終わったら聴きに行かなきゃね。