或る「享楽的日記」伝

ごく普通の中年サラリーマンが、起業に向けた資格受験や、音楽、絵画などの趣味の日々を淡々と綴ります。

イパネマの娘

2007-07-27 06:13:51 | 220 POPS
先週社労士の模擬試験を受けた時、昼休みに食事の後で立ち寄ったのが古本屋。最近ここが中古CDを置くようになって。探して見つけたのが、「OLHA QUE COISA MAIS LINDA -UMA HOMENAGEM A TOM JOBIM-」(2001年)。中身がよく分からなかったけど、故アントニオ・カルロス・ジョビンの写真を見てジャケ買い。家で聴いてみると彼へのトリビュートアルバムだった。

ブラジルからの直輸入版で全てポルトガル語だからチンプンカンプンだけど、豪華なアーチストが勢揃いしたコンサートのライブ盤。シモーネやイヴァン・リンスも参加。曲はもう定番中の定番ばかり。出来がちょっと粗いけど熱い雰囲気は素晴らしい。Amazonで探したらCDは見つからなかったけどDVDを発見。今度ヤフオクで安い出物があった時に狙おうかな。

気になったのがアルバムのタイトル。調べると、これって有名な”イパネマの娘”の出だしの歌詞。それで思い出したのが曲が生まれたきっかけ。トムと作詞家のヴィニシウス・ヂ・モラエスがたむろしていたのが、リオ・デ・ジャネイロのイパネマ海岸の繁華街に面したモンテネグロ通りにあるカフェ「ヴェローゾ」。その前を通るのをいつも眺めていたのが、この曲のモデルとなった写真の少女エロイーザ・ピニェイロ。確かにカワイイ。スタイルも抜群だったそうで、こりゃ目立つでしょうね。それで曲が有名になった後、この通りは「モラエス通り」に、カフェは「イパネマの娘」に改名したとか。

カワイイと言えば、昔バンドをやっていた頃によく演奏したのがこの曲。キャバレーも含めて主にバイショウ系でうんざりする程やったかなあ。サビのコード進行がいかにもトムって感じで、何回やっても飽きなかったけど。それとヴォーカル曲としても多かったような。脳裏に浮かぶのは臨時でやったバンドの女の子。お色気しっかり系のハスキーな声のバックはそりゃ楽しかった。

なんて回想に耽っていないで、そろそろ会社に「イカネバの娘」なんて古いギャグを使ったりして。


Olha Que Coisa Mais LindaOlha Que Coisa Mais Linda