或る「享楽的日記」伝

ごく普通の中年サラリーマンが、起業に向けた資格受験や、音楽、絵画などの趣味の日々を淡々と綴ります。

角松敏生

2007-01-06 08:13:33 | 220 POPS
昨晩家族で食事に行った帰りに、娘が“ニンテンドーDS”のソフトが欲しいからとレンタル屋に立ち寄って。自分はゲームに全く興味がないので、暇つぶしに中古CD販売コーナーへ行ってぶらぶらしていると、100円均一コーナーを発見。そこにあったのが角松敏生のアルバム、「ALL is VANITY」(1991年)。レンタル落ち。他のアーチストのを含めて計3枚を購入。

それにしても安い。ジャズならどんな三流ミュージシャンのものでもこんなに安くならない。やはりPOPSは、その流通量と時代性でこうなるんだろうなあと思いながら家に帰ったけど、拾い物と喜びつつも、元バンドマンとしてはちょっぴり哀しかった。

早速聴いてみると、これがなかなか渋い。特に気に入ったのが3曲目の“海~THE SEA”。曲調が好み。とりわけバックのメンバーがいい音を出していて。日本のミュージシャンもけっこう上手い、ん?何処かで聴いたようなとクレジットを見ると、なんとローズがジョー・サンプルでギターがラリー・カールトン。ええっ!と思い全曲をチェックすると、彼らの参加はこの1曲のみ。

角松は詳しくありません。初期のアルバムを何度か聴いたけど、曲が良くても演奏や録音が幼稚でイマイチ。持っているのは「Reasons for thousand lovers」(1989年)だけ。ちょっとした想い出があって。コンサートへも一度行ったし。声が枯れて苦しそうだったけど。その記念にと。これはその2年後のアルバム。懐かしいなあ。あの時代のサウンドの雰囲気がよく出ている。

それでAmazonでの紹介コメントを見ていて気づいたのが、クレジットの最後の部分。2枚のアルバムをチェックすると、”definitely special thanks to”や”very special thanks to”で、やたら女性の名前が並んでいる。バックコーラスにしてはちょっと人数が多すぎるような。そっかあ、そういうことかと勝手に納得。時代はバブル、彼もバブル、おまけに自分もバブルだったかも。

Reasons for Thousand loversReasons for Thousand lovers   ALL IS VANITYALL IS VANITY