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或る「享楽的日記」伝

ごく普通の中年サラリーマンが、起業に向けた資格受験や、音楽、絵画などの趣味の日々を淡々と綴ります。

HAWKINS TRAVELLER

2009-06-15 06:08:36 | 500 ファッション
普段オンでもオフでも履いているのは、いわゆるウォーキングシューズ。昔オンでは皮のカッチカチばかりだったけど、最近はこれが中心。とにかく履いていて疲れないから。ところが困ったことに靴というのは、何故か数年経つと廃番になるのがほとんど。自動車に似ているかな。買い替えようと思った時には同じ型番を売っていないというのが常。これには参ってしまう。

最近懲りずにまたやってしまった。ここ数年間愛用していたのがGRI SPORT(グリスポーツ)のウォーキング。紐付きと紐なしの2タイプ。イタリア製でも安物だけど、デザインがシンプルでクールだし、自分の足にフィットしていて履き心地が抜群だった。そろそろくたびれてきたので新しいのに買い替えようと店に行くと、もうこのブランドの製品自体を取り扱っていないとのこと。

おいおい、またかよとガックリきて。それからは今履いているブランドの、ネグローニ(negroni)やリーガルの現行品をいろいろと見て回ったけど、なかなかしっくりくるのが見当たらない。自分としては、ごくオーソドックスな飾り気のない黒いのが欲しいだけなのに、最近はアクセントにラインが入っていたり、ブランドロゴが別の色で入っていたりと、妙に色気づいたのばかり。

こりゃダメかなと思い始めた頃に、カミさんと一緒に新しくできたショッピングモールをうろいろしていると、全国チェーンのABCマートを見つけて。そこに置いてあったのがホーキンス(HAWKINS)。英国のブランド。ウォーキングだけでも相当な品揃え。その中で自分の好みをいくつか発見。しかしサイズがない。ところが帰宅して調べるとネット通販をやっていた。ラッキー。

即購入したのがトラベラーシリーズのGT-7051とGT-7052の2足。売り切りセールで3割引きだったのでタイミングはバッチリ。驚いたのが数日後。過去の反省をもとに、できればストックとして1足ずつ余分に買っておこうとネットをチェックしたら、なんと両方共に既に売り切れ。いやあ、これだから恐ろしい。これが靴の世界だよなと。おそらくもう二度と手に入らないだろうなあ。

BIGLIDUE

2009-01-12 07:20:27 | 500 ファッション
冬のバーゲンの開始時期が年々早まっている。ウン十年前は、だいたい年明けの第1週か2週目ぐらいからだったのに、最近じゃ元旦からというところもある。そもそも昔はデパートでも元旦と2日は休みが多かった。まあ時代の流れなんだろうなあ。

今年少し気合が入ったのは、久しぶりにスーツを購入したから。本数だけは持っているけど、大昔のダブルや少し前の3つボタンもかなりあるから。それでも別に不満はなかったけど、昨年の暮れに一番のお気に入りで愛用しているタケオキクチの黒いスーツの肩口に5mmぐらいの破れを発見。洋裁店で直してもらったけど、その時相当くたびれていることに気がついて。

かつてのブランドはほとんどチェックしたけど、すっかり変わっていた、というより自分がすっかり年を取っていた。まず袖が通らない。自分の腕は細い方だと思うけど、それでもキツかった。年寄りブランドもチェックしたけど、逆に腰まわりがダブつく感じでどうも馴染まない。ひょっとして既製品ではもう合うのはないのかと不安になり始めた時に、あきらめ気分で試着したのがBIGLIDUE(ビリドゥーエ)。肩幅と袖丈、腰まわりがピッタリ。胴と足まわりの余裕もちょうど良いぐらい。嬉しかったなあ。

このブランドは全く知らなかったのでネットで調べてみた。VERRI(ヴェリー)のディフュージョンラインで、コピーは”イタリアと日本のテイストをミックスしたクリエイション、贅沢な大人のためのブランド。上質でエレガントなドレスラインとカジュアルラインの融合は、セクシーでゴージャスなラグジュアリースタイル...”。とにかくどうも対象は若者からオヤジまで幅が広いみたい。

面白かったのが日本の製造販売元がアパレルのライカだったこと。ここは伊藤忠商事の100%出資の子会社だけど、ジャズのブルーノートジャパンを保有していた時期もある。ちなみに現在ブルーノート東京があるのがライカビル。勝手だけど、ある意味でジャズつがなりかなと。派手で奇抜なデザインが多くて引きぎみだけど、選べばフィットするものが見つかるかな。

BIGLIDUE スーツ

The One for men

2008-12-12 05:58:43 | 500 ファッション
今年も残すところ後わずかなのだけど、なんかようやく気持ちに余裕が出てきたような気がする。そうなると自然に色気づくのがいつもの自分のパターン。久しぶりにディスカウントショップに行って買ったのが新しいオーデコロン。ドルチェ&ガッバーナの2008年の新作「The One for men」[動画CM]。危ない雰囲気を醸し出せそうなセクシーな匂いが気に入って。

ドルガバって、略して言うとドルをガバっと持っている成金オヤジを連想させるのが嫌なのか、それとも高級すぎて手が出せないのか、これまでほとんど縁がなかった。1982年に設立されたイタリア発のブランド。当初のコンセプトは”官能的な女性”でアパレル中心。それがバッグや財布、アクセサリー等に商品を拡げていって、最近ではメンズも人気となっているとか。

このオーデコロン、最近はフレグランスと言うらしいけど、コピーは”現代のセレブのためのフレグランス”。トップノートが、グレープフルーツ、コリアンダー、バジル。ミドルノートがカルダモンシード、ジンジャー、オレンジブロッサム。ラストノートがシダー、アンバー、タバコ。複雑すぎてなんだかよく分からないけど、なんとなく若者向けじゃなさそうな気は勝手にする。

それで使い始めて感じたのが、コストパフォーマンスが良いこと。これまではスプレーを2、3回はしていたけど、これは1回で十分。首筋から胸とか腕に拡げてちょうど良いぐらい。満員電車に乗っていても、若い女の子がとりたてて嫌な目つきをしないから、そんなに匂っていないと思う。さすがにアラミスに始まってウン十年、いろいろ使っているとその辺りは慣れてきたかも。

つけ過ぎは周りに迷惑をかけるからなあ。年に数回は遭遇する、強烈な匂いに息苦しくなる。男だと整髪料で女だと香水。若い人は少なくて、たいていが中年。あれって家族とか注意してあげればと思うけど、言っても聞かないのだろうか、どうなんだろう。まあ、そんな冴えない話はさておいて、クリスマスにかけてこのフレグランスで勝負するような場面が欲しいですね。

The One for men

L'EAU BLEUE D'ISSEY

2008-04-02 06:12:32 | 500 ファッション
春めいてきたし、ちょうどこれまで使っていたのがなくなったので、久しぶりにオーデコロンを買い替えました。いわゆる気分転換ってやつ。店でサンプルをいろいろと試してみたけど、結局落ち着いたのがイッセイ・ミヤケの「ローブルードゥイッセイ オーフレッシュ(L'EAU BLEUE D'ISSEY EAU FRAICHE)」。初めて見る商品だなと思ったら、2006年の男性向けの新製品。

メーカーのキャッチコピーは”流れ行く水を表現した「ローブルー」のもう一つの形。ムスクとホワイトパチュリをベースに、ミントやベルガモットの爽やかさ、ピンクペッパー、マテの甘さ、異なる個性が響きあいます”、ということらしいけど、何のことやらよく分からない。簡単に言えば、ウッディ&アロマ系で割りにおとなしくて、上品だけどちょっぴりセクシーといったところ。

調べて分かったけど、これって資生堂のプロデュース。実際にはパリに設立した100%子会社「BEAUTE PRESTIGE INTERNATIONAL」のデザイナーズブランド商品。社長に本場フランスの香水業界人を起用し、生産拠点もロアール川流域の香水産業集積地であるジアンにあるとか。日本の国籍を全く感じさせない、いわゆる”メタナショナル”戦略なんだろうな。

資生堂としては日本の香水が後発だったため、とにかくまずは本場のセンスと技を吸収しようとしたらしいけど、海外から積極的に学ぶという姿勢は評価できるし、その結果として香水ブランドとしてのイッセイ・ミヤケを確立できているのは素晴らしい。

なんてお堅い企業論になってしまったけど、まあこんな能書きはどうでもよくて、要は女性の嗅覚に訴えることができるかどうか、それだけの話。そのために気を使ってはいて。オーデコロン以外の化粧品は全て、それとシャンプーやリンスといった入浴用品まで全て無香料にしている。やはり香りのバッティングはマズイから。問題は肝心のお相手がいないことぐらいかも。

ローブルードゥイッセイ オーフレッシュ

黒革ソファー

2008-01-30 06:17:47 | 500 ファッション
つい先日購入したのが新しいソファー。買い替えは久しぶり。自分もカミさんも前回がいつだったか思い出せないから。少なくとも10年は経っている。色は以前がベージュで今回が黒。ホント黒好きだなあ、もう何でもかんでも黒だから。きっかけは、たまたまバーゲンで買った黒いクッションカバー。デンマークのVilla Collectionというブランドで、なかなかシックでオシャレ。

でも買ったのはいいけど、色合いがソファーに全く馴染まない。すると面白いもので、ソファーの一部が壊れていることや、シートバックが深すぎて座り心地がイマイチなことなど、ずっと我慢していたことが気になってくる。このところ家具で贅沢をしていないし、そろそろ買い替え時かなとカミさんと近所のショップへ行ったらすっかりその気になってきて。よくあるパターン。

自分は基本的に衝動買いをしないタイプなので、知っているお店をひと通り全部見て相当数の商品をチェック。分かったことはソファーってピンキリだってこと。3Pだと高価なのが40~50万円、廉価なのは1~2万円。その意味では家を建てて最初に買ったYAMAHA製のソファーが一番高価だったかなあ。それからどうも段々とステップダウンをしているような気がする。

最終的に決めたのは名もない国産メーカーの中級品。3Pと2Pの2脚。地味でくすんだ本革の見栄えと触感も良かったけど、決め手は座り心地。他はどうもしっくりくるのがなかった。たいがいシートが深くて柔らかすぎるしバックは高すぎる。楽そうで実は疲れてしまう。購入したのは、そのヘンが絶妙。さして選択に悩むこともなく、カミさんと珍しく意見が合って即決したけど。

本当は歴史的に有名なデザイナー、ル・コルビジェのLC2グランコンフォートが欲しかったけど、やはり背の低い日本人の体型を考えるとシート位置が高すぎる。かかとが浮くってこと。レプリカの加工革なら10万から20万の間だから手は届くけど、結局のところ”名”より”実”を取った格好。その辺りは、歳を取ると良い意味の背伸びをしなくなったのかなあ、寂しいけど。

LC2 3P   LC2 2P

VERSACE

2007-09-14 06:16:34 | 500 ファッション
最近オーデコロンを替えました。使っていたのがなくなって、何か新しいのにしたいと思っていた矢先、ブランドショップから店舗改装セールの案内が来て。カミさんと娘がペンダントを物色している間に自分は香水売場へ。暇だったからサンプルでさんざん香りをチェックして、結局買ったのが写真の「ヴェルサーチ マン オーフレッシュ」(VERSACE MAN EAU FRAICHE)。

香りは意外に地味。甘くもなく、華やかでもなく、いろんな香りがブレンドされた渋めの複雑系。いわゆるオトナの雰囲気。ただし一つだけ不満が。それはケースとボトルのデザイン。ライトブルーの色はいいとして、形や模様がいやらしい。どうみても成金のジジイみたい。でもまあ香りとは関係ないと割り切って買いました。ヴェルサーチのコロンは初めてだったから。

ヴェルサーチと言えば、つい最近読んだ小説「蛇にピアス」(2004年)とつながりが。芥川賞を受賞したこの作品の中で出てくる暴力団の男が着ていたのがヴェルサーチのスーツ。深夜の繁華街で主人公の女性ルイに絡んだところを、一緒にいた彼氏にボコボコに殴られて殺される役回り。なんかイメージ悪いなあ。でも逆にコロンのデザインの雰囲気とは合っているか。

正直なところ、ヴェルサーチとかアルマーニとか高級イタリアブランドというのは、これとかネクタイといった小物しか高価で手が出ない。スーツなんかを着ているのは余程のお金持ちかその筋の方々ぐらいなのかも。ある意味でベンツと似ている。

ベンツで思い出したのがジャズサックス奏者の坂田明の話。友人にベンツを借りてピアニストの山下洋輔と一緒に東名高速を走ったら、周囲の車がどんどん道をあけてくれるしサービスエリアでも周囲に誰も駐車しないし、摩訶不思議だったと。だって坊主頭の二人がベンツだもの。そりゃ仕方ない。自分だって間違いなくそうしているから。君子危うきに近寄らずってね。

蛇にピアス蛇にピアス

Whitehouse Cox

2007-09-10 06:02:34 | 500 ファッション
先週末に台風9号が日本を縦断しましたね。これだけ本土の中心をまっすぐ北上したのは珍しい。被害に合われた方々はお気の毒でした。気の毒と言えば自分の息子も。というのも広島から東京への帰路の途中に足止めを食らったから。ゼミの合宿が金曜日の午後から始まるので木曜日に広島を発つというのを聞いていやな予感はしていたけど、それが的中した感じ。

一応台風情報を聞いて早めに出発したらしいけど、予想より早く静岡で新幹線が運行停止に。結局息子は名古屋に着いたところでゲームオーバー。でも名古屋で良かった。カミさんが連絡して妹の家で一泊。昨年から会っていなかった従兄弟にも会えて。なんというかケガの巧妙とも言うべきか。翌朝なんとか東京にたどり着けたみたい。まあ記憶には残るでしょうね。

前置きが長かったけど、その息子が帰る前の日曜日、一緒で最後の休日だったので家族で繁華街へ。広島に戻ったら是非行きたいと言っていた焼鳥屋へ。繁華街に出た時の駐車場はいつもパルコ。買い物をしたら料金の割り引きがあるから。いつもはタワレコに行くのだけど、この日はTシャツが欲しいということで地下にある「ユナイテッド アローズ(United Arrows)」へ。

この店は以前から知ってはいたけど、取り扱いブランドが多すぎて方向性が良く分からないといった印象。暇だったのでいろいろ眺めていると、なんとクロームハーツも取り扱っていて。ますます分からなくなった。そんな時にふと棚で見つけたのがWhitehouse Coxのメッシュベルト。だいたい気に入る時はちら見でピーンと来る。今回もまさにそれ。家に帰ってじっくりみると”Made in England”の刻印が。調べると1989年創業で小物系ではそこそこ有名なブランドみたい。

メッシュベルトを見るのは初めてだったので、「これって、どこに差し込み穴があるの?」と店員に質問。「いや、編み込みのクロス部分の何処でもOKですよ」と親切に応対してくれて。娘に聞いたら女性用ではけっこう一般的とか。勉強不足ですね。ネットで調べると他にもいい感じのベルトがいろいろあって。ひょんなことから好みのブランドを見つけることができて嬉しかったなあ。

ブルガリ

2006-09-29 06:23:38 | 500 ファッション
先週カミさんと買物へ行った時に、久しぶりに新しいオーデコロンを購入。イッセイ・ミヤケのロードイッセイプールオムを長年使っていて、気に入っているので、別に替えたいとは思ってなかったけど。セールをやっていて目に止まったので。写真のブルガリ(BVLGARI)のソワール(SOIR)。2006年の新作。だから見たことがなかったんだ。

まず気に入ったのはボトル。形そのものは、これまでと同じ。だけどモスグリーンの色づけが渋い。オトナの雰囲気。香りをサンプルでテストしたら好みの感じ。ちなみにコピーは、“ブルガリのプールオムコレクションの中でも、最もリッチで、魅惑的で官能的な香り”。成分は、トップ:ダージリンティ、ベルガモット、ミドル:パピルスウッド、ラスト:アンバー、ムスク。

ここ数日つけているけど、確かにセクシー系かなあ。おそらくラストのムスクが効いているでしょうね。自分の中では、昔使っていた、初代プールオムのおとなしい印象が強かったから、ちょっと意外だったけど。まあブランド展開の一環なのかも。

それでブルガリで思い出した話をひとつ。ここの香水の歴史は確かそんなに古くなかったと調べると、始めたのが1990年の前半。まだ日本で有名になっていない頃、ロスに出張した時に現地の駐在員から、「こっちで流行り始めたから、日本もすぐですよ、女の子は喜びますよ」、なんて煽られまとめ買い。これが1994年に発売されたプールファム。ベージュの箱が、今や定番中の定番。

会社の机の引き出しが、ある時期倉庫みたいになったけど、機会を見ては配ったかなあ。でも、確かに喜ばれはしたけど、目に見えるような成果はなかったような気がします。はい。(笑)

ゼロハリバートン

2006-07-29 05:58:19 | 500 ファッション
ようやく梅雨が明けましたね。いやあ長かった。今年特にお世話になったのが、写真のゼロハリバートン、通称“ゼロハリ”のアタッシュケース。買ってからもう10年になるかな。所々キズがついたりヘコんだりして、かなり年季が入っている。でもそこが自分としては気に入ってます。

このアタッシュの利点は、雨に強いこと。どんなどしゃぶりでも水が中に入らない。完全防水。だから勉強用の参考書が濡れることもない。欠点は、物を取り出すのに、いちいち2ヶ所のラッチを外して開かなきゃいけないこと。それと、持っているのは軽量タイプだけど、アルミ合金製だからそれでも重いし、体に当ると実に痛い。これは電車通勤の場合、かなりのハンデ。

このブランドの名前が広まったのが、1969年のアポロ11号。そう、あの人類が初めて月の土地を踏むことになった宇宙船。ニール・アームストロング船長の有名な言葉、「これは一人の人間には小さな一歩だが、人類にとっては大きな飛躍だ」(That's one small step for a man, one great leap for mankind.)、なんていうのがありましたね。そこで月面採取標本格納器として使用され、月の石を地球に持ち帰った。いい宣伝になったんだろうなあ。

最近じゃそうでもないけど、買った当事はまだまだ珍しくて。特に飲み屋のお姉さんによくからかわれました。「何が入っているの?金塊?」って感じ。あまりによく言われたから、「いや、いつも札束を1億円入れて持ち歩いてるよ。ボスからいい女がいたら、交渉するように言われてるんだ。どう?交渉して欲しい?」なんて切り返してやりましたけど。(笑)

一番嫌だったのは、それから数年してブームがきて、ゼロハリや、その類似品等、銀色のアタッシュを抱えたビジネスマンが街に溢れた時。それからあまり持たなくなりました。でも最近じゃほとんど見かけないので、普通に持ち歩いてます。

オニキス

2006-07-04 06:20:09 | 500 ファッション
先週末からバーゲンが始まりました。この時期になると、何故かいろいろ欲しくなるから不思議。心理学的に言うと、パブロフの犬。食べ物を置いてチーンと鳴らす。犬はよだれをたらす。これを何回も繰り返すと、食べ物はなくてもチーンと鳴らすだけでよだれが出る。いわゆる条件反射。話がそれましたが、天気は良くなかったので、絶好のバーゲン日和。

近所にある大型ショッピングモールの中で靴を探している時、カミさんが隣りのアクセサリーショップのウィンドウに釘づけになって。近寄ると、何やら選んでる様子。6月の初めが息子の誕生日だったけど、何も買ってやっていないので、ペンダントでも贈ろうかなだって。確かにGWには何も買ってやれなかったことを思い出し、即座にその意見に賛成。

最初は、無垢のシルバー製で、応対してくれた女性店員がつけていたのがいいなと思ったけど、ウィンドウの一番下の棚に、渋いのを見つけてカミさんに見せると、珍しくそれがいいと意見が一致。Soul Fetishの黒いクロス。Thierry Martinoというフランス人のデザイナーズブランド。自然、TATTO、ケルト文化、ゴシック、マオイ部族などの多くのモチーフがベース。

トップに使われているオニキス(ONYX)を今回初めて知りました。ギリシャ語で「爪」を意味する言葉。黒色のメノウの一種。「魔除けの石」として古代から信じられていて、心の安定をもたらすパワーがあるんだとか。なんか自分も欲しくなったなあ。

家に帰って中味を見たいとカミさんに言ったら、案の定NG。このまま宅急便で東京に送るらしい。まあプレゼントだから当たり前か。クロムハーツとか、最近こういうの若者に受けているらしいけど、息子がどう思うかは分かりません。気に入らなかったら、もらうつもり。(笑)