昨年後半から続く日韓の信頼関係の崩壊は、先週末に日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)が韓国により破棄されるに至りました。日本政府は想定外で遺憾だと表明しましたが、実際のところは想定内であったと私は思っています。何故なら、日米ともに全く慌てたような対応をしていないからです。個人的な予想なのですが、韓国側としてはGSOMIAの離脱表明によって、アメリカが慌てて韓国寄りの妥協を日本に迫ると思っていたのではないでしょうか。その当ては今のところ外れましたが。
そんな「想定内」な韓国の動きなのですが、今後について考えるとこのまま反日がエスカレートしていくか文大統領が韓国民に引きずり降ろされるかのどちらかしかないでしょう。
何故なら、今回の一連の事については、これまでの様に日本に「妥協」をする余地がなく、また安倍首相も日本による妥協の繰り返しで日韓の問題の解決の連鎖を断ちたいという強い思いもあるからだ。もちろん、幼少期からの徹底した反日教育によって、日本にだけは絶対に妥協しないという韓国世論も極端な結末に向かう大きな要因の一つだ。
大きな流れで言えば極端な結末になるのでしょうが、直近の動きを予想するならば、早速日曜日に竹島演習をやったように日本に対する嫌がらせを連日繰り広げていくだろう。そして、それがますます日本の世論も嫌韓化を強めて日本の側も妥協が不可能な方向にやっていくと思われます。
そして、日本の左翼系マスコミは連日のように日本での些細なマイナスを大事の様に伝えて、日本の妥協による問題解決への圧力を高めていくことだろう。そういう中でますます日本のメディアは日本国民の信用を失っていくに違いない。