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独走した理由

2020-10-13 | スポーツ

 プロ野球、セ・リーグは巨人がマジック1桁目前で、2位を10ゲーム以上離して独走しています。残り試合も20試合ちょっとだけに、よほどのことがない限り優勝は間違いない。昨年に続いての連覇ですから、普通に考えれば予想通りのぶっちぎりと思われそうですがそうではありませんでした。

 昨年にしても、たったの貯金13での優勝だったし、下位打線の弱さや中継ぎ抑えの弱さで安定的に優勝できたわけではなかった。相手が勝手に崩れていっただけだ。

 しかも、昨年の勝ち頭でエース格の山口がメジャー移籍で投手陣がどうなるのか分からなくなった。今年の春のオープン戦では2勝9敗4分けと悲惨な状況で、とてもじゃないが優勝を狙えるとは思えませんでした。

 ところが、新型コロナでオープン戦打ち切り&6月開幕となったことで立て直せたことと、阪神戦での3連勝スタートで勢いに乗ってあとは大きく崩れることもなく、貯金も30を超えての独走となった。

 その要因の第1は、菅野が安定した調子での開幕投手から13連勝を記録だろう。昨年は3度の故障で戦列離脱しただけに大きかった。ここ数年は菅野が負けたらチームごと調子を落とすというのが続いていたので、チームのムードとしても大きい。

 抑えもデラロサが、少し危なっかしいが結果は常に出し続けて安定。中継ぎも7月中旬に楽天から高梨を獲得すると大活躍。中川・大竹も安定して抑え続けた。また、先発陣の山口の穴は戸郷とサンチェスが埋めた。

 打線も、丸・坂本・岡本が引き続き安定した打棒を見せるとともに、中島が復活して好調で続いた。捕手小林の骨折でほぼレギュラーとして起用された大城が打棒も好調で、下位打線の穴がなくなった。また、楽天から獲得したウィーラーが実に勝負強い打棒と共に、チームを盛り上げる明るい性格もチームには大きかった。若林ら若手も全体的に去年よりずっと打てている。

 シーズン途中のトレードも、実にうまくいっての独走だった。勝っているからいい雰囲気なのだろうけど、実に明るくて一丸になったチームになった。菅野でキッチリ勝てれば、日本シリーズでも昨年のような無様な事にはならないだろう。

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