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どうしてもしたいのだろうけど

2024-04-03 | ニュース

 あるニュースが、大きなニュースに挟まれるようにしれっと放送されていた。ある大学教授が、このまま夫婦同姓を続けていると500年後には全て佐藤姓になるという試算となったという、いわゆる与太記事だ。ほとんどのニュースで、こんな事実かどうかの検証もしていないような与太話に近いような話が流されていたのだから驚く。要するに、マスコミは夫婦同姓をどうしても変えたいという事なのだろう。

 夫婦同性のネガティヴな情報は嬉々として流す日本のメディアだが、実はこの問題を考えるときに別姓の国ではどうなのだろうかという事についてはあまり知らされていない。同性だろうが別姓だろうが、いい面もあるだろうし悪い面もあるのが普通だからだ。

 別姓の韓国の場合。既にその多くが同じ性なのだが、それがいい事なのか悪い事なのかは日本では言わない。それだけに、今回の佐藤さんのニュースが何か変な感じのニュースだと感じます。ちなみに、子は父の姓を名乗ると法律で決まっていて、母の姓を名乗る時には婚姻時にそういう事に決めておかないといけないのだそうだ。

 同じく別姓の中国の場合は、法の建前は平等なので子の姓は夫婦のどちらでもよいとなっているのですが、伝統的に男の姓を名乗ることになるとのこと。そして、兄が父の姓で弟が母の姓というのが増えてきているのだそうです。親が子供に性を残したいと思うのは、母もそうなのは万国共通の思いなのでしょう。

 ちなみにアメリカの場合では、憲法によりあらゆる意味で自由なのですが、それでも婚姻時には7割ぐらいが妻が夫の姓を名乗るのだそうだ。特に夫が有名人の場合は概ね夫の姓を妻が名乗っている場合が多いですね。

 この件については、もう何度も書いてきたがいい面悪い面をきちんと出して、議論の上で決めればいいという風に思っている。こういう世界での現状も、同時に知ってもらうという事も必要なのではないだろうか。個人的には子供の姓の問題で揉めなくてもいいのに揉めてしまうケースが出てくるであろうことから同性の方がいいとは思っていますが、どうしても同性は嫌だと言っている人には例外を認めてもいいという気はしています。

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