アメリカが北朝鮮の核ミサイル開発に対して、先制攻撃を行うのではないかというニュースが大きく報じられています。米中会談をアメリカで行った直後に、わざわざ電話会談も行っているのでアメリカ単独ではなく中国との共同作戦も含めてあらゆる想定をしておくべきだと思う。
欧州やアメリカの一番の関心事は、やはり中東でありシリア情勢だと思う。正直言って、アメリカは極東アジアでも戦闘行為というのはやりたくないと思っているだろう。しかも、中国と敵対してというところまでしたくないと考えるのは普通の思考だ。わざわざ分かりやすい原子力空母を派遣するのは、本気で攻撃したいからというよりは最終警告に近いもので、中国に対して北朝鮮への指導を強要する意味合いな気がしています。本気だったら極秘に潜水艦からミサイル発射したり、ステルス爆撃機でミサイル関連施設や核開発施設をいきなり爆撃するはずなのだから。
今後どうなるのかについては、あくまで中国の出方次第というのが本当のところだと思う。 中国と共同もしくは黙認の上で爆撃をするなら、ミサイル関連はほぼ壊滅させて反撃は出来なくするだろう。昔、イスラエルがイラクの原子力施設を奇襲爆撃して核開発を止めたという事実があるが、それに沿った流れになるはずだ。もちろん、その方が日本にとってはいいに決まっている。
しかし、もし中国が強硬に北朝鮮を擁護するなら…。