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ビデオ判定

2017-04-11 | 日記・エッセイ・コラム

 先々週の米女子ゴルフのメジャー第1戦でLトンプソン選手は、第3ラウンドを見たテレビ視聴者から反則行為を指摘され、最終ラウンドの残り6ホールのところで4罰打を受けた。この時点で3打差の首位だった彼女は、1打差の2位に転落した。彼女は諦めずに首位に並んでプレーオフにまで持ち込んだものの敗れた。

 これに対して、現役の男子トップ選手からも不満の声が上がっている。その主な要旨は、いつまでスコアが確定しないのかということと、全選手が平等にカメラで撮られているならフェアだがそうではないというもの。「大会とは何の関係もない人間が、1日経過してから判定に影響を及ぼせるなんて事はばかげている。」という主張は理解できる。日本でも、パットの際にボールが動いたという事を視聴者の指摘でペナルティーという事もあったが、この時はまだスコアカード提出前の指摘だった。

 ビデオ判定というのも、テニスでのあのアニメーションの判定画面とか、大リーグでのチャレンジ、NFLでも当たり前にやっているし、大相撲でもなんと1969年からTVのVTRを参考に物言いの判定に利用しています。すっかりお馴染みなものです。しかし、それらは次のプレーが始めるまでとか、1セットに3回失敗するまでとかの制限が付いたものです。今回のゴルフのケースのような場合は、スコアカード提出後は受け付けないとか、部外者の抗議は受け付けないとかの決まりをごとを作っておくのがいいのでしょう。

 話は変わりますが、無制限に遡ってペナルティーを与えると言えば、今回のゴルフのように1日ではなくて10年以上遡ってドーピングで失格させているオリンピックもありますね。尿のサンプルが保管してあるので再検査ということだそう。確かにドーピングはいけないのだろうけど、尿のサンプルが残っていない五輪がセーフで、再検査できるものは今更失格というのもどうなんだろうなと思ってしまいます。また検査技術が上がったら更に調査できるようにもなる。きりがないのでは。

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