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お山の大将

2012-10-30 | ニュース

 先週の石原東京都知事の新党設立宣言以来、橋下大阪市長率いる日本維新の会との連携が話題になることが多い。TVでも連日結構な時間がその話題に割かれているようだ。しかし、総選挙のために一時的に連携する事はあっても、選挙後には組む事はありえないと思います。それは二人ともにお山の大将だからです。

 この二人の組み合わせが、お互いの足りないものを埋め合わせるものだというのは間違いありません。まず石原新党に足りないのは「若さ」。石原氏自身が80歳で同志たちも軒並み70歳以上では有権者も動かないだろう。逆に橋下「日本維新の会」は参加人物たちの「人物の軽さ」が致命的。若さのいい面もあるだろうが、それまでの政治活動の積み重ねの重さは一朝一夕では手に入りません。だからこそ連携したいと思ったのでしょう。

 しかし、いつも上から目線で相手の意見は強弁で言い負かしてきた二人。どこかのコメンテーターが言っていたそうですが、こんな「俺様」な二人が一緒になんかやっていけるわけが無いのです。

 この話題で、いつの間にか復活?してきたのが「みんなの党」。みんなの党を見限って、日本維新の会へ移った議員も複数いる。しかし、みんなの党は離党を認めないために、維新側も再び連携する方向へ変節したもの。これこそ、選挙目当ての最たるものだと思う。みんなの渡辺代表が一人前にTVに出演して大きな顔をしているのを見ると噴飯ものだ。

 要は、マスコミ的には自民党に単独過半数を制される事だけが困るのだと思う。それも安倍総裁の自民党に。それは、政治的なスタンスの違いは当然あるのでしょうけど、政治が安定して困るのはマスコミだけだからだと思う。今、一番視聴率を稼げるのは、政治が乱れた時の報道番組。制作費も特別に掛かる訳でもないのに視聴率はぐんと上がる。そんな超優良コンテンツをマスコミが手放したいはずは無いのです。

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