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郵政民営化見直しへ

2009-10-22 | ニュース

 日本郵政の新社長が元大蔵官僚に決まった。鳩山内閣の郵政民営化プロセスの見直しに伴って、西川前社長が昨日退任したのを受けてのものだ。あまりの手回しのよさに驚かされる。小沢一郎らしいのだが。

 これに対するマスコミの反応が驚く。一応は元官僚が新社長に就任した事をうっすら批判的に報道しているものの、「郵政民営化で良くなった事なんてありますか」とか「地方は大変だ」などと本質的には鳩山政権の方針転換に肯定的な意見。

 いいことあるだろう。

 サービスも良くなったし、振込みなどのサービスも良くなった。局員の愛想も良くなったしね。もちろん、こんな瑣末な事よりも、利権の温床と化した簡易郵便局や無駄な特別会計への財投資金を絶つという目的もあったはずだ。それに、税金面でも法人税・固定資産税を支払う立場だったのが消える事。社員の給与・退職金などの保証の件などどうするつもりなのだろうか。

 確かに、地方では従前のサービスが同レベルで行われるのは難しくなったのかもしれません。しかし、1000人やそこらの町で本当に大都会のように郵便局を構えてサービスをしなきゃならないのだろうか。というか、郵便局が無ければ出来ないのだろうか。

 宅急便はどうなのか。私の妹は北海道の中でも辺鄙な地域に転勤で5年過ごしたが、ネット通販で送ったものが2日で届いていた。金銭の授受も届け先払いでやっている。何故、郵便業務では郵便局が無ければ出来ないのだろうか。マスコミの論理は理解不能だ。

コメント (2)
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