無になりし筆に托すや春の展
濃淡の筆の沁み入る春思かな
水墨画も俳句教室と同様に四ヶ月の空白でした。4月21日より恒例の春の展覧会である。4ヶ月のブランクは大きいとつくづく思い知る。教室のみなさんは思い思いに進んでいるのに。私ばかりが右往左往の状態、先生は「上手に画こうとしないで自然体で」と焦っている私に気付きアドバイスをくださる。自然体でと言われても、上手く画けないものはどうしようもない。何時も楽しいはずの教室が早く終わればと思うに至る、こんな気になったのは初めてのことだ。放り出したいくらいの自分に何とかやる気を起こさせようとして見たものの、やはり乗ってこない。まだ数日あるので、少し絵から離れてみようと思ったりもしたが。今日の教室は4人の欠席であったが話だと、4人とも出展作が出来あがっていると聞くと、また焦りが走る。