ブログに遊ぶ

ときめきの日々を過ごしたい

丸ポスト

2008-12-12 17:32:31 | Weblog
丸ポスト腹のふくらむ年の暮


歩く道筋の「寺と仏壇」の街に、何時も手入れの整ったミニ公園がある。その片隅のどう考えても採算が撮れそうもない場所に歴史を感じさせる古い「丸ポスト」が立っている。私はいつも、このポストは採算よりも景観を重視しているのかと思っている。ほとんど投函している人の姿を見たことが無いが、勿論のこと、メイルマンが定期的に開函している姿を良く見る。でも師走、年賀状はじめいろいろ郵便物が増えて、ひさひさにポストが満腹する時期だろうなと勝手に思ったりしている。

南町十五日会

2008-12-11 06:37:25 | Weblog
枯れすすき花の盛りをかたりあふ

私どもの街にお住まいの元学校の先生数人が、町の歴史を紐解き本にするとのことで、私たちの若かりし時代に活躍し、支えとなった「南町十五日会](昭和43年設立)の活動史を寄せてくれとの以来があった。古希に到達した初代会長さんはじめ、還暦後半の初老が数人集まり、活動時の資料や写真など思い思いに持ち込み、40年前の「いにしえ」を語り合った。私に、その活動史を文章にする大役が降ってきた。しばらくこの件で「初老の枯れ芒」は苦闘の日々が続くだろう。

昭和48年、清掃活動で県表彰をいただいた時の記念写真





道の駅

2008-12-10 15:19:08 | Weblog
大根のどさりとおかれ道の駅


このところのガソリンの値下がりで、気軽に車に乗れてうれしい。今日は中野市にある「ヤマダ電機」へ出かけた。最近ワイレスのマウスを購入したばかりですが、二回ものトラブルが発生したため、従来のマウスの形と交換に行った。ついでに山之内の「道の駅」まで車を飛ばした。ここは、フルーツの産地の為、美味しさと安さが売りだ。やはり今は、りんごの「富士」がお目当てである。
試食させていただいた、満足の、蜜の沢山乗った「富士」をバラで20個買って帰宅の途についた。


鰤の大漁

2008-12-09 20:10:14 | Weblog
鰤起し漁師大喜の日本海


ネットより


先日、佐渡沖で鰤(出世魚)の手前の「ワラサ」が大漁だった。60~80cm のものは、関東でワラサ、関西でメジロ、山陰でマルゴ、北陸でガンド(ガンドブリ)と土地によって呼び名が違う。私どもの地方は「ワラサ」である。80cm 以上のものは、関東、関西ともブリと呼ぶ。または80cm以下でも、8kg以上のものをブリと呼ようだ。店に行くとその「ワラサ」が大漁に入荷していた。早速一本を3枚におろしていただき、適当な切り身にしますと10切れになった。
夕食は「ワラサ」の西京焼とした。孫の椋一君は美味しかったのか真剣にほうばっていた。



北陸新幹線

2008-12-08 14:51:03 | Weblog
鉄骨のキリンの首や冬の空



平成26年度末開業(長野ー金沢)に向けて進む北陸新幹線は、東海道新幹線沿線に匹敵する約4000万人の人口を擁し、東海道・山陽・東北・上越新幹線に接続し、また、首都圏、近畿圏とも結ばれることから旅客需要が多く見込まれ、収支採算性に優れた路線です。
 このような北陸新幹線が東京から大阪まで結ばれることにより新幹線ルートの多重化が図られ、地方の国際化や文化、人的交流が活性化され広がりのある国土づくりが進められるほか、災害などの不測の事態に備えた多重型国土軸形成を担う路線として大きなポテンシャルを有しています。北陸新幹線は、21世紀の全国高速交通体系の柱として、極めて重要な国家的プロジェクトです。との記事がネットにあった。今、こちらはでは、北陸新幹線飯山駅開設のための工事が急ピッチで進められています。


 



かりがね

2008-12-07 15:23:46 | Weblog

写真ネットより


今日の北信州は木枯らしの吹く寒い日でしたが、予報とは違い、そこそこの天気だった。若夫婦は二人の孫を連れ、息子の実家戸隠へ出かけた。久々の休みの家内と二人きりとなる。普段二人の孫に翻弄されている家内は何かホッとした日曜日のようだった。お昼は以心伝心、行きつけのうどん屋へと車を走らせた。何時もは一番安い「たぬきうどん」ですが、今日は奮発して「てんぷらざるうどん」をたのんだ。珍しく店内は空いていた、寒い冬の季節になると「寺めぐりの」お客さんはほとんどおいでにならないようだ。味に満喫して店の庭に出ると北の空に雁の群れを発見、数年ぶりかの雁との出会いに興奮気味の私だった。カメラを持ち合わせていませんでしたが、持っていたとしても撮れなかっただろう。雁が飛ぶのは専ら明け方と夕暮れだと聞いたり見たりしていましたが、昼間に雁を見ることは初めてだ。

冬の雨

2008-12-05 13:23:15 | Weblog
時雨るや笑みほぐるる喫茶店

暖炉とる雨の匂いの喫茶店


十二月といえ、このところ、小春日和の日が続いた。予報では今日当たりから週末にかけて天気が崩れると言う。午前中曇ってはいましたが、暖かいので少し歩こうと雨覚悟の支度で出かけた。何時もの3分の2くらいの散歩で止めようとした矢先に雨が降ってきた。「時雨」と言うのかさなかではないが、やはり冬の雨は冷たい、そこで行きつけの喫茶店に入る。店内に私と同様、雨に会い駆け込んだ様子のお客がいた。何時も感ずることだが、この喫茶店のウエ-トレスの笑顔がいい。


葬式

2008-12-04 14:01:43 | Weblog

ネクタイの黒が集ひぬ冬雀

近所にある島崎藤村の長編小説「破戒」の舞台となった、小説の中では「蓮華寺」であるが実の寺名は「真宗寺」の大奥さんが亡くなられた。89歳とのことだった。午後一時からの葬儀でしたが、檀家さんが多いお寺さんのため、多勢のお悔やみ客だった。普段静か過ぎるほどの街に突然の黒ネクタイの賑わいはなんとも皮肉なことである。母の健在のころは同年輩と近所のよしみで良いお付き合いをいただいた。つい先ごろまで御元気な姿が見えましたが、どうも突然の死のようだった。御冥福お祈りいたします。


綿虫

2008-12-03 10:41:19 | Weblog
綿虫の降臨となるすがたかな

鈴虫や仏となりて舞い降りぬ





初雪が降るころ、曇った日に、空中を浮いて飛んでいるように見えるのが綿虫だ。雪虫とも呼ぶ。アブラムシ科の昆虫だが体長2ミリほど、白い綿くずとも、今に消えそうな雪とも見まがう。と村上譲さんの「けさのに一句」にあった。確か昨年の今頃曇った日に歩いていると、この綿虫が数十匹、天から下りてくるのに出会った。瞬間にカメラを向けましたがとらえることが出来なかった。
写真はネットから借りましたが、そっくりの静寂なイメージが脳裏に残っている。

綿虫飛ぶ先の月日は誰が知らむ

けさの一句から文挟夫佐恵さんの佳句







日向ぼこ

2008-12-02 09:32:44 | Weblog
悪戯と背中合わせの日向ぼこ

しくじりの墨画目ぶたに日向ぼこ



朝から昨日に続いての小春日和となった。陽が差し込む窓際に長椅子を持ち込み、足をのばし、ぼうっと日向ぼこをしていた。そこへ、「爺」と大きな声で孫の椋一君が入ってきた。決まって私のパソコンに触る。例により好きな音楽「羞恥心」と「陽は、また昇る」をパソコンから引っ張り出し、それを聞きながら踊り始めた。椋一君の乱暴な扱いで、マウスをだめにしてしまった。新しく購入したマウスをまた壊さないかと心配でならない。かと言って最初にパソコンに触らせたのは爺なので、いまさらいけないとは言えなく右往左往している爺である。

いよいよ師走

2008-12-01 09:30:43 | Weblog
痿える世の師走の空は青きかな

師走晴れこの世の総を洗いをり




早いもので、今日から「師走」歳時記では、語源はいろいろあるようだが、その由来は坊主(師・師には、僧侶の意味もある)が走り回るほど忙しくなるからと、言われている。
このところ、「100年に一度の金融危機」とか暗いニュースばかりですが、今日の師走の空のように晴れ渡る日が必ず来ると信じて、何かと忙しい師走の月を健康に留意して乗り切ろうと大空を仰いだ。