鞦韆や解き放たれず如きかな
児らのまつふらここ今日も欠伸する
北国の春は遅い、なぜだか、ことをなすテンポも遅いような気がしてならない。今、子供達は春休み「ぶらんこ」を漕ぎたい児らがいるだろうにと思うと複雑な思いとなった。今日の「NHK」の俳句王国で「ぶらんこ」の兼題で「金子兜太」先生が主宰となってなかなかの佳句が生まれていた。私も早速「ぶらんこ」[ふらここ」「鞦韆」いずれかで句を作りたくなり裏の遊園地で子供たちが「ぶらんこ」に乗ってはしないかと期待してカメラを持って出かけましたが、写真のような状態でした。
昨年は、ぶらんこをこぐJessieの背中を何度も押してやる機会があったことを思い出します。暖かくなって、伸びやかに体を動かせる喜びもあるでしょうし、気持ちも心も大きく揺れる…、なんとなく、やはり春の季節にふさわしい光景なのでしょうか?
がんじがらめのぶらんこ、やがて鎖が垂れる日が来るのでしょうね。この雪の山が消える頃には?