雪に絶ふ弱弱しさの細き糸
左の写真の下側にカーブをなした画像は蜘蛛の糸の上に雪が貯まった珍しい光景を家内が発見、あの細い雪の線は蜘蛛の糸に雪が貯まったんだよという。私は初めて見た光景でしたので信用できなく「嘘言うな」と言うと、家内はむっとした顔で、信用できなないんなら、写真にしながら眺めていたら、そのうちに糸から雪が落ちるから分かりますよと言って、お風呂掃除に取りかかった。私も納得がいかないので、北側の台所の寒いに場所で30分ぐらいジイーット眺めていますと、突然に細い雪の線上の雪が落ちた。下の写真でも分かりますように確かに蜘蛛の糸が残っていた。驚きと同時に蜘蛛の糸の強さに感心した。俳句を齧る私は、余りにも自然界の出来事を知らないのに気付くことが多い。これでは、駄目だと反省仕切りである。
右の写真、蜘蛛の糸に貯まった雪が落ちた後に、かすかに蜘蛛の糸が写っています。まだ蜘蛛の糸の上に、小さな雪の塊が残っている。
芥川龍之介の短編「蜘蛛の糸」をおもいだしました。