農はじめ五穀豊穣願ふ村
種を蒔胸ときめかす若夫婦
写真の交差点より上の方は「有尾」という地域で、私共町の一番北側にあたる。ここ一帯は、農家が多く、大多数のお宅は農業に携っている。手前周辺にも田圃が沢山存在する。四月にはいり、農家が何かと忙しくなる。こらから、田植えの準備で早苗作りから、水田準備(荒起し・代掻き)、その上、畑を耕し、種を蒔き、収穫の喜びを味わうための色々な作業に入る季節がやって来た。下の句はあえて「種を蒔き胸ときめかす若夫婦」と詠った。今、私共地方も御多分にもれず農家の高齢化が進んで、専業の若い人の農業者は殆ど皆無と言って良い。何とか儲かる農業にしたいものだと常々思う。