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春の旅アルピス越へのコハクチョウ
安曇野市の犀川白鳥湖(豊科田沢)や御宝田遊水池(明科中川手)で越冬しているコハクチョウの北帰行が始まった。一帯の飛来数を毎朝数えている「アルプス白鳥の会」が19日朝、数の減り具合から判断した。北帰行開始は例年並みだが、今季は暖冬の影響で同市への飛来が増えた時期が1月後半と遅かったため滞在も短かった。同会によると、飛来数は今月12日の488羽がピークで、1994〜95年の冬以降、最少だった。
白鳥の会事務局の会田仁(まさし)さん(66)=安曇野市=によると、18、19日と続けて30〜50羽ほど数が減った。それ以前には高度を上げて飛んだり、餌を食べなくなったりと、旅立つ兆しが見られていた。
御宝田遊水池では19日午前8時すぎ、コハクチョウは互いに確かめ合うかのように鳴き声を上げて首を振った後、群れとなって次々に飛び立った。池の周りで待ち構えた写真愛好家たちは盛んにシャッターを切っていた。月2回、白鳥の撮影に遊水池を訪れるという兵庫県小野市の栗山定己さん(68)は「白鳥がいなくなってしまうのは寂しいね」と旅立ちを惜しんだ。
<信毎新聞記事より>
群れを成し、冬を越した遊水池を飛び立つコハクチョウ=19日午前8時12分、安曇野市市明科中川手