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ときめきの日々を過ごしたい

初蝶が目に入る

2015-05-01 07:45:31 | Weblog

初蝶の羽を休めて力貯め

初蝶や幼く逝きし姉のこと

 

 先日、駐車場のコンクリートが欠けた小さな穴から見事に咲いた「やまぶきの花」をブログにするため写真を撮った後、気がつくと、駐車場に今年初めての蝶にお目にかかった。さて何と言う名の蝶だろう?早速写真にして、ネット上で「蝶の一覧」で調べると、確かではないが、「コツバメ」という蝶ではないかと推察した。ネットには、早春にのみ発生する、茶色い。体温を飛ばさないように体が毛深くなっている。翅裏は茶色一色ではなく、微妙な濃淡の表現がある。寒いうちから活動しだすので、静止時や吸蜜時は太陽に向けて体を横倒しにして止まることが多い。とあった。早春ではないが、寒い雪国なので春が遅い北信州、今でもこの辺に見られるのではないかと、勝手に想像する。食草はアシビ(馬酔木)、ただし草ではなく、つぼみを食べる。新芽やつぼみだけを食べるのはシジミチョウ科特有の食生活である とあったが、この辺に馬酔木の花などあるのか疑問視してきた。また、二句目は「初蝶や幼く逝きし姉のこと」は、例の喫茶店「パノラマテラス」で「岳」の五月号が本日届いたので早速目を通していますと浮かんだ句である。私には二歳年上の姉がいた。母の話では「初子」という名前で、私が一歳の時三歳で亡くなったと聞いている。勿論私は姉の面影は浮かばない。どうも、その頃の写真を母が亡くしたようだった。母が良く話してくれたことは、私が腹がすいて、母に乳を求めて泣いていると、良く母に「あーがオッパイ欲しくて泣いているよと」必ず母に知らせに来てくれたらしい。母の言うには、とても利発な子で可愛かったと良く言っていたことを思い出し、上句となった。