祖母の忌や庭にころがる秋の蝉
朝の歩行運動から帰って、裏庭の、お兄ちゃんが育てた胡瓜とミニトマトは、どんな調子かなと見に行くと、畑の隅に、短い命が終わった蝉の死骸が転がっていた。調度コンパクトカメラを持っていましたので、ブログの材料になればと思い何となく撮って来た。送り盆を過ごした後、久しぶりで御仏壇の前へ座り、手を合わせると、ふと、祖母の命日が盆過ぎて間もないことを思い立ち、御位牌を見ると、やはり8月19日、昨日であった。ふと、撮って来た蝉の死骸につながる祖母の忌の句はないかと思い、仏壇の前でしばらく目を閉じていると、今日の駄句が浮かんだ。前にも祖母のことをブログした記憶がありますが、祖母は話好きの外交家で、何時も知り合いの家へを訪ねては、お茶を頂いていたようだ。孫の私は、祖母の働いている姿を見た記憶が何一つない、何時も明るく、遊び好きで、身体を動かして働かず、なんでも私の母に押しつけていた記憶しか浮かんでこない。私には余り良い祖母でなかったような気がしている。だが、今では、母も亡くなって一五年、祖母を想う時、外交的で沢山の御客様を持っていたかもしれないと、良い方に解釈しようと思っている私である。以前から、gooのブログでは、写真の左側には文字を入れることが出来ますが、右側に入れることが出来ないでいました。そこで「SAKURAの勉強」で捜した「画像と文字の配置」の項目のソースから何回も試みて、ようやく解明したと言うわけです。SAKURAさんには大変感謝しています。