昨夜はパパが母の日だと言って一日早くおいしい寿司をプレゼントしてくれた。やはり本職のにぎる寿司はうまかった。回転寿司は便利さと安さがありますが、酢の持つ微妙な味はその道に卓越した職人でなければ出ない味だと思う。「回転寿司」という新しい商法と共存しながら良き伝統を守り抜くには大変な時代だと改めて思う。また、家の片隅に私の母が愛用した古い年代もののミシンが座りぱなしでいる。母は亡くなって十三年になりますが、いまだに処分しなければと思う反面そのままにしておきたい気持ちとが交差している。今日は夕食前に一家がそろったところみんなで仏壇の母に近況報告をし手を合わせようと思っている。
母の日のいまだ届かぬ母の味
母の日の母に上物お寿司かな
母の日や手のひらおどる味噌むすび
母の日や小さき笑みが出て消えて