はるにわ日記

古民家再生の記録、薪ストーブ、子供との戯れ、大好きなバイクと英国旧車のこと、サッカー、カフェ。徒然なるままに・・・・。

激走!!自転車in台湾 35 青桐4

2011年10月01日 01時52分48秒 | 自転車
宿を通り過ぎて、老街の入り口の方へ向かいます。

木柵から走ってきた道に出ました。
道路は老街の前で大きくカーブして、川を渡ります。

橋をとぼとぼと歩いて行くと、おや!
自分が泊まっている宿が見え、共同のリビングの明かりが見えました


暗い橋の上から眺める星空は、それはもうキレイ
黒い空に、もう隙間が無いくらいびっしりと星粒が・・・

橋の下では、さらさらと水の音がしていて、とても静かです。
ほとんど風はないのですが、全然暑くはありません。

ゆるやかに山間の夜は流れていきます。
ぼーっと遠くの山の黒い影と星を眺めていると、なんだか宿に帰りたくなくなってきます。
「このままここで寝てしまおうか・・・・
と、、、思うくらい気持ちがいい。

・・・気持ちがいいというか、、、「いい」と言うほどの刺激はありません。
なんというのでしょうか、すっぽりと自分が包まれていて、落ち着くのです・・・
すーっと前からこうやってたような、懐かしさに近い感覚です

そういえば、こんな感じの場所が他にもありました。
そんなにたくさんありません。

一つはイングランド中西部にあるアイアンブリッジ
イギリスで最も古い鉄の橋です。
早朝この橋を見に行って、なんとなく川沿いにぶらぶら歩き始めて、気が付いたらお昼になっていました
なんということはない普通の川なんですが、離れたくない、出発できない、ちょうど今回のここのような心地よさがありましたねぇ~

日本では、岩手県の遠野です。
のどかで時間がゆっくり流れていて、やはり立ち去りがたい雰囲気がありました



夜はどんどん更けてきます。
そろそろ帰りましょう

どこかで豚を飼ってるみたいで、どこからかブヒブヒ鳴き声が聞こえてきました。

ぶらぶらと、後ろ髪を引かれながら宿にたどりついてしまうと、やっとあきらめがつきます。
さぁ、風呂に入って、明日の準備をしないと

ちなみにこのジュース。ものすご~く、まずかったです