はるにわ日記

古民家再生の記録、薪ストーブ、子供との戯れ、大好きなバイクと英国旧車のこと、サッカー、カフェ。徒然なるままに・・・・。

熱透過建具

2007年08月01日 00時44分11秒 | 古民家再生
暑いですね。庭をどうするか、ボーっと考えながら外にいるとジリジリ焼けるようです。なかなか良い案が無いですね。

さて、写真の薪ストーブ。。。ではなくて、その後ろの建具を見てください。
建具屋さんに製作してもらった、これもワンオフもの。隣の細かい格子の建具にデザインを合わせて棟梁が頼んでくれました。
これもなかなかしっかりした造りで、すっかりお気に入りです。

ここの3枚の建具、全部格子になっていますが、これには重要な意味があります。
建具の向こう側(北側)はパソコン、本棚等を設置する学問部屋(通称アカデミック・ルーム)で、普段はこの部屋で過ごすことになるのですが、この部屋の快適性を考慮しているのです。

まず夏。玄関からの視線を格子でさえぎる事ができ、なおかつ通風を確保することが出来ます。

冬は、逆に風が入ってきて寒いと思うでしょう? でもよく見てください。ふっふっふ

格子の隙間から玄関の薪ストーブの輻射熱を遮断することなく享受することができます。薪ストーブの火が消えた後は、暖められた玄関土間のコンクリートからの輻射熱に期待します。
と・・・・うまくいけばいいんスけどね。