NPO法人北九州・魚部 「魚ぶろぐ」

日本各地で生き物や自然とかかわってるあなた、つながりの一つに「魚部」という場を加えませんか?

849号【原稿書きの週末。】

2008-11-30 14:37:29 | Weblog
11月30日(日)

助成金2本の申請は間に合った。


しかし、まだ月末締切があった。

11月上旬に行った中国地方への遠征調査の報告文が。


魚部は基本的に生体画像がポリシーで、それがまた

結構大変なんだけど、全部ではないが主要なのは

生きているうちに撮っていた。


とはいえ、そのまんま。何の処理もしていない。

それをしながら、原稿書きつつ、ああ!無い画像がっ!!

ムモンチビコツブゲンゴロウは、良いのがない・・どうしよう。


外はこんなに明るいのに、2日続けて引きこもり。

しかしまぁ、なかなか捗らんのぉ!


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848号【期末考査中の夕方】

2008-11-27 22:57:26 | Weblog

11月中〆切の来年度の助成金申請、何とか間に合った。

あきらめちゃおうか、と一瞬思ったが、後で困るのは自分。

そう思い直して、励んでみたここ数日。



夕方、北九州博と到津の森公園へ。

博物館のミュージアムショップに改訂版の水昆下敷きを

差し替えに行き、昆虫担当のU先生としばしお話。

さらに、久しぶりの到津の森公園。

獣医のS女史にギョブレイカーを手渡した。

これまた久しぶりに直接お会いし、少しお話。



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847号【荒行、苦行、難行、あるいは悪夢。】

2008-11-26 23:54:02 | Weblog

846号で、直前に書いた記事のその後。

辛すぎて、振り返る気力すら湧いてこなかった・・



そもそも寒い。

そして、雨。風も強い、つまり風雨。いや、嵐だ。あれは。

そのうえ、冷たい水の中に入る。

まとめると、寒く嵐が吹きすさぶ中、冷たい水に入る。





そして、探すのは・・2mm弱~数mmの極小な虫たち。

それも泥の中から。

雨が吹き付け、頭から水がポタポタ。





おまけに、当然昼飯抜き。

心安らぐ時間なんて作ると気持ちが萎えてしまう。

やるなら一気呵成に。

そう決めていた。





泣きっ面に蜂。

弱り目にたたり目。

OBのA木君の魚部スーツは・・水漏れ浸水。

足は冷たい水でずっと痺れる思い。





掲載の4枚の写真で、雨が強いのはこれだけ。

あとは、終了間際の雨上がり。



とてもじゃないけど、ホントに辛い時には

写真を撮る気も、余裕も全く無かった。



顧問はもちろん写ってないけど、

きっと泣きそうな顔していただろう。



そんな中、A木君は大活躍だった。

ある池では、最も多くの種数を叩き出し、

ある池ではチャイロチビ採りを一人勝ち、

さらには最困難な2mm弱の微小種採りステージで、

きちんと2種を記録した・・雨も降ってたのに、である。



このところA木君とは3週連続で、週末一緒にギョブっている。

それを見るに、どうにも成長したようだ。

先生はそう思うのだが、いかがだろうか、A木君よ。



ともあれ、いろいろ協力してくれて助かった。

また一緒に楽しみましょうぞ。




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846号【朝から、雨がザーザー降ってる・・】

2008-11-24 07:40:38 | Weblog
11月24日(月)


ここ数日の切なる願いむなしく、朝から本格的に雨。

昼にはもっと強くなるとか。



というのも、今日はこれから池に「行かねばならない」。

鞘翅学会の自然保護委員の方に、魚部が保全を考えるエリアを

見てもらうため。



昨夜は、彼らと一緒に夕食をとりながら懇談。

天気の心配を言っても、ぜんぜん意に介していないご様子。

・・車で見て回るだけというのは駄目なのか。




顧問イノウエ、基本的にそんなワイルドなギョブリは

実は苦手だ。雨が降ったら家に籠りたい軟派な方だ。



しかも雨の中では、2mmとかのゲンゴロウは見つけるのは

なかなか困難。



部員たちは考査前のため、部活休止中。

OBのA木君が同行してくれるのが、心強いけれど。



果たして、風邪ひくことなく帰ってこられるのか?

自信は全く無い。




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845号【山の中にある溜池のヨシノボリ。】

2008-11-22 19:08:41 | Weblog

思えば、魚部は部としては、魚関係ではドジョウの仲間、

ハゼの仲間などにこれまで関心が高かったように思う。


で、時折、ヨシノボリの話題も魚ぶろぐに登場するわけだ。

「溜池のヨシノボリ」も、何度目かの話題かな。




10月中旬、水生昆虫調査が目的で、県内のある低山地に出没した。





刈り取りを終えた水田の脇を進む。

この辺りはシマゲンゴロウが見られたのだが、

何度来ても今年は全く見かけない。なぜなんだろう?





だんだん、山の中へ。





杉林の中の細い道を、一列になって登っていく魚部員たち・・





何を考えながら、歩いているのだろうか?





しばらく歩くと林が途切れ、目の前が明るい。

池の堤にたどりついた。





こんな溜池。

ものすごく良いわけじゃないけど、かなり良さげ。


もちろん、タガメなんていない。いるはずない。
(少しは期待するけど・・何処でもそうだが)


残念ながら、こんな山の中でもウシガエル。

トノサマガエルはいない。


ドジョウはいる。

やはり溜池は、福岡では現代のドジョウにとって最後の砦。


お・・水中をフワッ、フワッと泳ぐ魚がおる・・



(画面中央のやや左上、緑の葉と枯葉の間に)



この池にも、ヨシノボリがおるんか。

ふむふむ・・なるほどぉ。


部員かOBの誰か、調べればいいのに・・と

いつもの感想を抱きながら撮影し、何個体か採集した。




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844号【コラボ追い込み~息を合わせて!】

2008-11-20 00:22:42 | Weblog

追い込みの「追い手」は、コンビで行う。


それで、普段なかなか無い組み合わせ、

部長&副部長のコラボでやってもらうことを、

顧問はリクエストした。






この二人が息を合わせてくれないと、魚部は困る。



二人が互いを認め合い、

それぞれの長所を発揮し、互いの不足を補いあってこそ

「魚部」の様々なチャレンジがいっそう楽しいものとなる。



そう願って組んでもらった。

是非、普段も今以上に力を合わせてやってくれ!






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843号【あなたのお家はどこですかァ♪】

2008-11-18 20:44:34 | Weblog

先週8日、再び追い込み。

今度は、8名で。ほぼ現役オールメンバーだ。





こんなコンクリート水路、水田、他は住宅地。

そこへある部員が・・


  アカガエルがいました!





ホントだ、ニホンアカガエルだ。

丸々と太っているぞ。


しかし、あなたはどこからやって来たの?

あなたが普段暮らしてる里山は近くに見当たらないんだけど・・さ。




というわけで、ガッツリ追い込みに励む部員を横目に、


   
  あなたのおうちはどこですか♪

  おうちを聞いても分からない♪

  名前を聞いても分からない♪

  クワッ・クワッ・クワックワッ♪ ×2 



と、つぶらな瞳のニホンアカと見つめ合いながら

口ずさむ魚部顧問でした。




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842号【わたしを束ねないで】

2008-11-17 20:24:10 | Weblog


「わたしを束ねないで」 新川和江さん



すこし取材が続いた日々を過ごした。

取材を持ちかける側には、当然のことながら「取材意図」がある。

程度の差はあれ、こんなテーマにまとめたい、そのためにこんな映像を撮りたい、

そういう「枠」に当てはめようとすることになる。


そういう「枠」に当てはめようという、意識的、無意識的な気配を

ずっと感じながら、取材期間を過ごすことになる。


すると次第に、いつも何とも複雑な気分になっていく。



表題にした「わたしを束ねないで」という新川和江さんの言葉が、

昨日の帰り道、ギョブカー内でふと頭に浮かんだ。


決められたくない、括られたくない・・

枠にはめられてしまうことへの反発が、いつもの疲労感だったんだ、

そう気づいた。

もう何年も、もう幾度となくあったのに・・遅まきながら。



もちろん他人に分かってもらいたい、という願望はある。

それは魚部の活動の大切な部分でもあるし。



矛盾するように思われるかもしれないけど、

取材されることって

分かってもらえるかどうかという不安、

きちんと映像化してくれるのかという不安、

そうした不安に終始付きまとわれているので、

「わたしを束ねないで」的な気持ちの方が強くなるんだろうね。





生き物ネタではないけれど、

たまには顧問の心情吐露をするのもいいかと思い、書いてみた。




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841号【北限のカゼトゲタナゴ。】

2008-11-16 22:02:46 | Weblog


福岡県北部は、カゼトゲタナゴの分布北限にあたる。



この4㎝弱のタナゴは、顧問にとって思い出深い魚。

1996年頃、働き始めて2年目、

休日に小中学生のころに網ですくった記憶のある水路に出かけ、

ジーンズを膝までまくり、靴を履いたまま採ったのが、この魚。



近所のペットショップに飼育用品を買いに出かけ、

レジ横に置いてあったコンパクト版の淡水魚図鑑をパラパラ・・



「あ、このタナゴじゃない?」

だと見えた(どれもよく似て見えたのだ)のは、カゼトゲタナゴ。

そして、分布域を見ると、


  なにィ! 九州北部にしかおらんの、あれ!!


驚いた。だって、そんなのがすぐ身近にいるなんて思わんやった。



それ以来、12年間。
 
独り魚部の時代を経て、今の北九州高校・魚部へと続いている。



そんな思い出深いカゼトゲを、最近改めて写真を撮ってみた。

思い出に浸った記念に、アップしておこう。











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840号【明朝、「とくダネ!」(フジテレビ)に】

2008-11-16 09:06:47 | Weblog


フジテレビ「とくダネ!」という番組内で

下記の通りに魚部が登場する放送がある予定です。

今度は深夜ではないですが、勤務中の方が多いかな・・



●11月17日(月)午前9時前後~9:40 (※生放送のため不確定らしい)

●「特捜エクスプレス」というコーナーで、放送時間は、15分程度



1週間、教育が特集テーマだそうで・・今までにない魚部への視点ですね。

「教育と魚部」、いったいぜんたい、どんな放送になるんでしょうか?



ギョブリとしては、「魚部伝統の追い込み漁」や

OB2名も参加して「幻の黄金アカザよ、再び!」などを撮影しました。


よろしければ、皆さまもご覧くださいませ。



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