NPO法人北九州・魚部 「魚ぶろぐ」

日本各地で生き物や自然とかかわってるあなた、つながりの一つに「魚部」という場を加えませんか?

759号【“Visitorの幸せ”を味わう。】

2008-05-28 23:52:07 | Weblog
5月27日(火)

Q大のおいかわ丸氏とともに、北九州市博に行く。
今、有志数名で取り組む水生昆虫図鑑に関連して、
未公開のある貴重なコレクションを拝見するため。




標本室にこもって、溜め息の連続。

今では絶滅したであろう種の標本に過去の自然環境に思いを馳せたり、
数十年間にわたって標本を作り続けた方の偉大さに感動したり。

「あの」ヒメガムシを、古くは1933年から新しくは1989年まで、
55年以上もの時を隔てた標本があることには、もはや言葉がない。



博物館の昆虫の先生のご配慮のおかげで、こうした感動や感激を
味わうことが出来た午後だった。

先生はイギリスの博物館の例を出されて、
こうした「ビジターの幸せ」を日本の博物館でも実現したいと
思ってやって来たのだと話して下さった。

彼の地では、退職した年輩の方々が集まり、標本の整理などをし、
休憩にお茶を飲みながら話を楽しむ光景が、ごく自然であると。

そうしたビジターがごく自然に楽しめる場所であるように、
心を配ってきたとコーヒーを片手におっしゃっていた。



先生が願い求めてこられた博物館のすばらしさを、心から実感できた。


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758号【水昆図鑑の打合せ】

2008-05-26 22:52:39 | Weblog

中間考査初日の夕方、急に電話が立て続け。

曰く、近くにサンショウウオがおる溝がある、
曰く、ゲストティチャーに来てほしい、
曰く、テレビ番組の取材を受けることは可能かどうか

そして今日は、ただ今作成努力を重ねている水昆図鑑の打合せ。
印刷会社のAさんに約3ヶ月ぶりに来校いただいて!
(つまりその間は、印刷屋さんと打ち合わせるべき進展がなかった・・)

遅々として進まないくせに、夢のようなことばかり語るこちらの
やる気を削がないように、刊行までのキチキチのスケジュールと
山のように為すべき課題を、上手く認識させていただいた。

打ち合わせた後は、ちゃんと「焦り」が出てきました。



 もっと本気だしてやらんと間に合わんばい!!


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757号【週末の魚部室】

2008-05-25 10:42:53 | Weblog

長く感じた一週間の終わり、放課後の魚部室に
3月末以来の懐かしい顔が現れた。

魚を勉強したい!と、4月からある大学に進んだ7代目A木君だ。
名産のちくわを手土産に。




便りの無いのは元気な証拠、と思っていた。

その通りに、元気で充実した大学生活のスタートを切ったようだ。

・2日に1回はギョブってます
・高校時代から励ましの言葉をもらった教授の先生に
さっそく近くの水族館に同行させてもらいました
・先輩からもあちこち連れて行ってもらってます

などなど、聞いているこちらもうれしくなった。

1週間の疲れなどすっかり忘れて、ついでに時間も忘れて
話込んでしまっていた。



まだまだ始まったばかりだけど、どうぞ思う存分にやってほしい。


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756号【イシドジョウって一体?】

2008-05-20 20:23:36 | Weblog



魚部的にもっとも長く、もっともあれこれ興味を
持ってきたのはイシドジョウかな。

最近は、どういう場所に生息するのかということが
改めて気になっている。

OBあたりが精力的に調べて教えてくれるのが
一番有り難いのだけれど・・

ともあれ、関心を持っていたら、何か得るものがあるだろう。


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755号【ヒメヌマエビ、2つの模様。】

2008-05-18 22:26:44 | Weblog


2008年5月中旬


県北の河川で、ヒメヌマエビをみかけた。
もともとが小さなサイズとは言え、まだまだ小型だ。

それにして、なぜ同じ種類で2通りの模様があるの?


福岡では県北の小河川でちらほら見かける程度。
しかし誰も生息状況を気にしてない。

現在改訂準備をしている県版RDBに入れても
いいようなものだが、果たしてそこまで考えているかどうか。

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754号【中庭ビオトープの初夏。】

2008-05-16 23:41:51 | Weblog



2008年度バージョンのデンジソウ。
今年も順調に浮葉を続けている。

中庭ビオトープでの6年目シーズン。
いつまでできるか。




ミズスギナも、日ごとに葉を大きくしている。


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753号【数年来の願い実現へ向けて。】

2008-05-14 21:52:55 | Weblog
5月14日(水)


この頃、来客や電話多し。
対応に追われ、いつしか一日が終わる。

昨日は県広報番組のナレーション原稿やら、
テロップ原稿の確認。

今日もケーブルテレビさんと電話で打合せし、
放課後にはF○Sの日曜夜番組用のロケ打合せ。

もちろん、校務の間にやるわけなので、いささか忙しい。



さてさて、魚部は今、数年来の願いを実現するために動いている。
関連した魚部仲間の方々にもお声掛けし、参加を呼びかけたり。

昨夜(13日)は、このプロジェクトを一緒に進める
おいかわ丸氏が来校。

魚部室で、そして場所を変えてメシを食いながら、打合せ。

19時半くらいから話していたと思っていた、
メシ屋を出て時計を見ると、もう23時過ぎている・・

しかながら顔を付き合わせて話したお陰で、あれこれ決まった。

何とかしつこく取り組んで、良いものを完成させたいなあ。



閑話休題。

このごろあちらこちらで見る、大量のオタマジャクシ。



水面が黒くなるほど、群泳している。

ゆらゆらと。




ヒキガエルのオタマジャクシらしい。



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752号【ヘラオモダカ?~ひっそり池の片隅に】

2008-05-11 11:10:02 | Weblog

5月上旬、県北の溜め池調査。
薮をかき分けて降りていく、アプローチが面倒な大きめの池。




見た目の水質は悪く無さそうだし、雰囲気も良さげ。




池尻も、とても良い感じの浅瀬的な環境があって、
期待は大きく膨らむ。

・・しかしながら、ブルーギルたち外来種ばかり。
目当ての水生昆虫は、どうしたわけか非常に少ない。



仕方がないので、周囲をウロウロする。
湿地になっている小さな入り江があり、そこに残った水溜まりで
何かしら探してみようかと近付くと、見慣れない植物があった。



ヘラオモダカ、じゃないだろうか?
目を水生昆虫モードから、水草モードに切り替えて周囲を見渡してみる。




やや日陰気味で、落ち葉が堆積した岸際に、数株がポツンとあった。



学校に戻って『日本水草図鑑』を見る。
やはり「ヘラオモダカ」のように思える。


魚部の県内の溜め池調査では、初めて見たので記録しておこう。



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751号【ツチガエル】

2008-05-07 21:13:24 | Weblog




県北のある小さな清らかな流れを訪れた。

魚もいたが、ツチガエルもいた。
(ここでは毎回のように見かける気がする)


ふつうには、ヌマガエルと区別されず、
さらには一緒にされて「イボガエル」なんて言われているかも。


けっこう格好いいと思うのだけど、いかがでしょう???


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750号【今度は、J野保育所か?】

2008-05-07 21:09:21 | Weblog

約1年ぶり(?)に電話をいただく、「ちょっと見に来て!」

放課後、部員たちと学校近くのJ野保育所を訪ねる。




園児に水辺を見せて上げようと、学校ビオトープの水辺を作ったみたい。

仕上がりが微妙なので、一緒にやって欲しいとのこと。


平日の放課後はエネルギーを持て余し気味の魚部員たち、出動か?

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