NPO法人北九州・魚部 「魚ぶろぐ」

日本各地で生き物や自然とかかわってるあなた、つながりの一つに「魚部」という場を加えませんか?

1170号【水環境館“撤退”問題①~行き違いなどではなく。】

2012-02-26 21:42:42 | Weblog
2012.2月末


現在のギョブと水館の撤退問題のことを知った、どなたかのツイッターか何かに

「当局によると行き違いが~云々」とあった。

当局なるところが、「行き違い」という言葉を使ったかどうか定かではない。

とはいえ、その方がそう表現するようなニュアンスで

当局は回答したのかもしれない。



しかしながら、もう一方の当事者であるギョブは決して「行き違い」とは

思っていない。

これは一方的に、当局(や指定管理者も?)側の落ち度であると思っているし

彼らにも何度もそう申し上げている。




1160号でも書いたが、3ヶ月半の時間を空けてお会いした方も、

残念ながら時間はあったはずなのに、経緯をきちんと認識されてなかった。




「行き違い」などとは微塵も思っていないので

すこしこの件を書き留めておこうと思い、まず今号を①とした。



今号では、2011年10月20日頃に「市政提案箱」という北九州市のサイトに

市長さんに読んでいただくことを念頭に置いて書いた、

今回の件に関する“魚部側の思いと認識”を掲載しておきたい。



※なお、ご支援や共感をいただいた一部の方にはこの文章は既にお見せした。

※とりあえずは手を入れず、当時のままとしておく。



================================



北橋市長さま(※投稿時は省略)



 北九州高校の魚部顧問の井上大輔と申します。

 平素より魚部の活動に並々ならぬご厚情を賜りまして、部員ともども

大変感謝しております。


 最近でも、8月29日の『紫川大図鑑』刊行の表敬訪問、10月2日のエコ

ライフステージでは響灘ビオトープの水生昆虫調査の成果をご覧いただき、

ありがとうございました。水環境館にも、9月6日の視察の際に企画展示

「紫川水族館」をご覧いただいたとお聞きしております。


今年度は、NHK北九州放送局や北九州市立大学(旦過・大學堂)

などとタイアップや協力をして、この企画展を含めて紫川を知る

様々な取組みを展開しているところでした。




 今日は、その水環境館(建設局)とのことで申し上げることがあります。

魚部は、水環境館での10年間以上にわたる展示活動から去ることになりました。

理由を一言で申すならば、建設局(水環境館)に「ないがしろ」にされている

としか思えないからです。


「去る」と決めざるを得なかった直接のきっかけは、

このたびの水環境館改修に関することです。

2011年当初、計画持ち上がったときにまず、われわれ不在の企画立案の有り様に、

すぐに抗議をしました。

担当者に来校してもらい、どうして改修するなら私たち魚部の展示も

もっと良くしようなどの配慮をしてくれないのか、

それどころか邪魔のように扱うことになるのかと訴えました。

それを受け止めてくれたのかどうか存じませんが、次回には水槽台や

展示ボード新設案を新たに提示されて、話し合った結果、

今後も展示をしっかり続けることに決めました。



 実は、魚部では常設展示のリニューアルが数年来の念願でした。

ご存知のとおり、来館者に地域の水生生物調査の成果を展示する、

生きもの展示は水環境館の中でも最も人気の一つです。

「水族館に連れて行って」という小さな子どもも多いと聞きます。

2年半前には統一感を出そうと説明文のキャプションをOBや

OG部員も交え、一新したこともあります。

しかし同時に、思うように変えられない、困難さも感じていました。

手作り感あふれる高校生の取組みだけでは、一部活動の関わりだけでは、

なかなか難しい面もあると実感していました。

生きもの展示の案内板とか、作り付けの水槽台とか、

大人の方々(つまり役所)も入ってくれて、一緒に考えられると良いのに

と思っていたのです。



 経緯はどうであれ、今回(2011当初)のことをきっかけに、

かつてのように役所が一緒に関わってくれることになったと思い

(勘違いだったみたいですが)、一緒に展示を作り上げていけると

心強く思うようにしました。

今年度の企画は紫川大図鑑の執筆者の全面的な協力のもと、

NHKさんとのタイアップも実現でき、さらに北九大(大學堂)とも

組みました。紫川の自然と文化で盛り上げるぞと、

気持ちを新たにしてやってきました。

水環境館のPRにしても、自分たち自身で至る所でしました。

チラシ2万枚、ガイドブック4000冊、外看板の新設、水槽台の新設

(もう使わないそうですが)等々、作りました(資金はこれまで同様、

自己調達です)。



NHKさんは今も、この企画を詳細にサイトで紹介してくれています

(水環境館のサイトには・・何も見当たりません。

そもそも10年半もやって来て、魚部が展示をしていることには

一切触れていません。)



そして、北九州モノレールさんはご厚意で、全駅にポスター&チラシ

設置をしていただけました。

いのちのたび博物館の夏の特別展では場所を貰って、水環境館や企画の

PRをしました。博物館の友の会誌の発送時に、特別にガイドブックを

一緒に送ってもらうよう頼みました。

他にも、電源開発のお祭り、エコライフステージ2011、

生きもの観察会や諸々のイベントでも、どんどんチラシやガイドブックを

配布してきました。



 魚部は水環境館に雇われているわけではないですが、

水環境館を知ってもらうために魚部の出来る限りの伝手を使って宣伝し、

また魚部を応援してくださる相手の方々も快く配慮してくださいました。




 ところが、春以降、再び連絡は途絶えました。

次に聞いたのは、10月になってからです。それも水環境館にたまたま

訪れたときに、スタッフとの雑談の中で聞きました。

「役所が館を“リニューアル”するらしい、ついては生きもの展示を

急いでしないといけないようだ。」



春以降、全く知らされないまま、改修話は進行していました。

(もちろん、その間ずっと情報を得ようとはしてきましたが)

しかも、いつの間にか「リニューアル」を市がすることになっていました。

あの2011年春先に、水環境館全体のことを考えてくださいと

抗議したときの経緯は全く無かったかのように、

自分たちが主体的に水環境館に指示して、

生きもの展示もリニューアルすることになっていました。



魚部は不在です。

したい訳は無いですが、役所には抗議をしました。

担当の方々が二度来校されておっしゃるのは、

単なる「行き違い」だそうです。

そして、「今後はよろしく」だそうです。

同じ事柄で、わずか半年の間で二度目です。



10年半の間にはいろいろありましたが、もうだめだと、

「心が折れた」感じになりました。



その後も、10月22日には何かリニューアルの式典でもあるのでしょうか、

役所も水環境館も淡々とその準備をしているようです。

魚部と展示のことで、まるで揉め事など無いかのように。




 10年半前、市の水環境課さんからお声掛けいただき、

担当者の水環境館への熱い思いを知りました。

自分たちも関われるからには、この場所が「ただの箱モノ」なんて

言わせないようにしようと強く思いました。

(開館当初、そんな声があったので)



いわゆる「ふつうの市民」に、地域の水環境や生物多様性を

知ってもらえる絶好の立地を、大いに活かそうと思いやってきました。

最初の数年間、本当に心からの「心配り」「配慮」「気遣い」を

いただきながらやって来ました。

うれしかったです。

楽しくもありました。



大晦日の夜、館で語り合ったり、

河川行政職員と合同調査をしたり、

よその展示施設を見に行ったり、

川の日ワークショップに一緒に行かせて貰ったり、

水環境館をテーマにした土木学会の発表に参加させていただいたり、

水環境館のサイトにリンクを作ってもらったり、

コカコーラの環境賞に推薦してくださったり、

枚挙に暇がありません。

創部して数年だった魚部は、水環境館に育ててもらったのです。


大変に感謝をしています。



 指定管理者制度が始まり、だんだん役所と距離ができてきました。

中には、たしかに単なる「行き違い」もあるのかもしれません。

ただ、今回のことは近々のことですし、直に言葉を交わしてもいます。

それでも同じことが起きましたし、フォローもしっくりきません。

行き違いだけでなく、こちらのことを慮る「心配り」が無さすぎる

と言われても、仕方が無いと思うのです。

 もう一度やり直そうと思っても、きっと同じことが起きそうです。

役所の方にも申しましたが、やはり私たちも傷つきます。

傷つくのはいやなのです。




 冒頭に申しましたように、市長さんには大変ご厚情をいただいて

有難く思っています。

部員も私も、これからも活動をがんばるぞ!と思っています。

ただ、水環境館については、役所のあまりに配慮の無さのせいで、

撤収せざるを得なくなりました。

来校された方々には、ぜひ局長さんや、

あるいは市長さんに伝えてほしいと話しましたが、

そうはしないようですので、まことに失礼ながらこの場を借りて

直接お話させていただきました。




 なにぶん、10年半という長い時間とエネルギーを費やした思いがある

事柄ですので、乱筆乱文になってしまいました。

大変失礼いたしました。


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1169号【至福のひととき~合馬筍をいただく。】

2012-02-26 21:15:22 | Weblog

2012.2.26


2月19日(日)から25日(土)まで、まあ長かったことよ・・

試験中も来客があれこれ、採点に会議に、と大わらわ。

金土にいたっては、帰ったら21時すぎ。


しかし、今日は前々からのお楽しみ!!!

紫川大図鑑でも紹介した、「合馬茶屋」で筍尽しをいただく。

昨日25日が今年度のオープンだったが、学校で行けず。

ご主人の冨岡さんに「日曜でもいいよ」と言われ、おじゃま。





今年は、ギョブ仲間のM氏も一緒に。

11時前なのにすでにお客さんが多い、さすが!





これです、これ!!

一品一品がどれも美味いし、ボリュームもたっぷり。

美味過ぎて、頭の中が「しあわせ感」でいっぱい。





部員たちも一緒にいただく。






最後に、駐車場と売店の世話に忙しそうな冨岡さんに

お願いして、一緒に記念撮影。

ご馳走様でした、やっぱり最高です!!!!!

シーズン中に、もう一回来たいものです。



来週月曜あたりに、お昼のNHKの生中継があるらしいです。

全国放送かな?

相変わらずお忙しそうでした。




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1168号【北九州空港へ。】

2012-02-23 21:53:24 | Weblog
2012.2.23

学年末考査の最終日。

ブカツ、再開。



今日は、部員3名と北九州空港へ。

というのも、来年度はじめに展示をするので

その下見とスケジュール決めのため。

展示期間は3週間とお話してた。



ところが。

空港の方が来校したのが12月。

それから2カ月。

いろんな団体が展示したいということで

スケジュールがだいぶ埋まっており、

3週間は難しいと・・(言ってくれよ、事前に!)



平日は朝から晩までガッコウ、休日は野外・・

高校生はなかなか忙しいのだ。

それで定番の2週間じゃ早すぎるので

1週間延ばしてくれと言って、空港さんもOKだったのだが。



ま、しかたがない。いいか。

ということで、2週間展示することに。

5/15~5/31。

(しかも客が多い、GWでも無し・・)



そのあと、下見。


場所①は、検査場とショップの間のここ。




中ではちょうど、平尾台の花の展示の真っ最中。

かなり手間をかけていらっしゃる展示。面白かった。




場所②は、3F。

飛行機が見える展望デッキ前の通路。






てなかんじの、試験明けのギョブ。



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1167号【バリ寒っ!“寒稽古的”?カエル観察会】

2012-02-21 23:47:09 | Weblog
2012.2.21

考査2日目。

昨日月曜日は、ギョブの話を聞きに

熊本県立宇土高校から先生が来校。

2時間ほどお話しした。




■第4回生きもの観察会、楽しく終了!

2月19日は、カエル観察会。

思った以上に雪が降って、朝から心配した。

もちろん、バリバリ寒い。

でも、元気を出して実施。




・まずは学校で。

受付をした後、本日のスケジュール、全員で自己紹介。

続いて、紫川大図鑑の両生類担当のM氏からお話。







・いよいよ出発。

今日はマイクロ。

「ご一行様」の名前は・・






・ポイント①は、カスミサンショウウオが!

市内の山手に到着。

小さな湿地をみんなでのぞき見る。




アカガエル類はいなかったけれど

カスミサンショウウオが意外にたくさん。

卵のうも見られた!



イノシシのぬた場になってしまってるようで

無事にふ化できるか、しんぱい。




・昼は小倉肉うどん「正ちゃんうどん」味わう!

魚部のおススメの1軒。

駐車場があり、店内が広めなので、ここにお願いした。



しょうが&唐辛子を入れると、汗が噴き出すほど

冷え切った体が温まる。スゴイ効果。




・ポイント②は、ヤマアカガエル!

今度は別の山手に、気温3℃、水温6℃強。

卵塊もたくさん、カエルの姿もちらほら。




部員も、参加の中学生も一緒になって観察。

共通するのは「生きもの好き」ですかね。

すてきな光景です。






・最後にパチリ。

参加者20名で、記念撮影。

こんなめっちゃ寒い中でも、

すでに生きものたちが動き始めていることを

感じてもらえたでしょうかね。

それも、そんなに人間に暮らしと離れていないところでひっそりと。






※おまけ。

みんなで学校に戻り、ギョブ室見学や

さらに紫川大図鑑でも紹介した無法松酒造さんの

「甘酒」を飲み語らって、温まって解散!




■次回、第5回生きもの観察会が23年度最後となります。

日程は、3月18日(日)

テーマは「紫川の春~シロウオに出会おう」です

詳細は、また魚ぶろぐにて。





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1166号【2代目ギョブカー、退役。】

2012-02-17 00:47:38 | Weblog
2012.2.15

2004年3月下旬のデビュー以来、

約8年間、7万㎞ほど走った2代目ギョブカーが

この日退役した。


1998年式ホンダ・アクティバン

5速マニュアル(5MT)で、4輪駆動(4WD)だった。

中古車で購入時は、2万㎞ほど走っていた。




■4代目2名との「筑後ため池巡り1泊2日」という遠征が

デビュー戦という鮮やかさ。

しかも4代目のラストギョブリ。

四万十川への卒業旅行から早朝にフェリーで小倉に到着し

レンタカーなど返却して、そのままNewCarである2代目で出かけた。

池探しを20数個し、夜は鴨鍋を食べたのがなつかしい。




■その後、高3:5代目・高2:6代目・高1:7代目となった

2004年度から大活躍したのは、歴代魚部員たちの記憶にもあるだろう。

8代目たち、9代目、10代目、11代目、12代目、13代目と

総勢35名強のギョブ員たちがシートに座った。


そういえば、2005年夏のどうぶつ奇想天外ロケでは

松岡修造さんが、大きな体を窮屈そうにして後ろに乗ったことも。


最後は、先日の福岡県教育文化表彰かな。

12代目のよっしい前部長が部員ではラストランになったなぁ。




■行った場所もあちこち。

県内や山口県、大分県は数限りなく。

遠くは、2006年5月の島根県出雲、同8月の四国、

2009年秋の広島県水昆調査、2010年秋の宮崎県水昆調査、等々。




■ギョブリだけじゃない。

モノ祭りや環境イベントなどでの移動水族館では

絶大なる積載能力をいかんなく発揮。大活躍!

まさにスーパースター!!(スーパーカー?)

展示物や水槽を全部積んでしまったギョブカーを見て

ある部員は、思わずこうつぶやいた。

「ギョブカー、すげぇ・・」




そんなこんなで、この8年間、われわれギョブ一同に

欠かせない存在だった2代目ギョブカー。

おかげで事故もなく、みんな楽しくギョブれました。

ほんとうにありがとう。







いつもギョブカーそばで着替える。

(2011年3月、紫川汽水域)





物凄く頼もしい積載能力!(2010年モノ祭り)





ギョブ展示のそばに控えてます・・(2009年夏まつりみなみ)





何なんでしょうね、この頼り甲斐は。(2010年エコライフステージ)






調査してる間も、こうやってじっと待ってます。

(2010年秋宮崎県水昆調査)





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1165号【2/19観察会、締切ました。】

2012-02-15 22:23:52 | Weblog

2012.2.15
学年末考査も近づき、慌ただしい日々。



さてさて、先日ご案内の第4回生きもの観察会(2月19日)は

締切たいと思います。

様ざまな年代の方々、ギョブ員入れて17名ほどになりそうです。


当日の様子は、また魚ぶろぐにてご報告。






■真冬(2月5日)のデンジソウ

真冬の田字草のことなんて、あまり話題にもならないし

データもないだろうから、記録がてら。




デンジソウ保護ゾーン、全体の様子。

ほぼ枯れている感じ。

毎年の気候で異なるが、4月に入って新しい葉が出てくるか。





緑の部分が多少かたまって残っている箇所もある。







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1164号【イシド冬期調査2012】

2012-02-14 00:07:05 | Weblog

2月某日、県北某所にて




気温5.7℃、水温5.9℃。







採集個体あり。

ただし、この1個体のみ。

43mm程度。

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1163号【平成23年度福岡県教育文化表彰。】

2012-02-11 23:41:18 | Weblog

2012.2.11(土)



福岡リーセントホテルにて、10時から。

朝8時半に学校集合し、

前部長のよっしい君と二人で出席。



高校の部活動や活動、個人もいくつか。

皆さん、全国で優勝とか、金賞とか

各分野ですばらしい成績をおさめたもよう。



ギョブは、18年度に続いて、2回目の表彰となった。







表彰式はけっこう長く

お腹ぺこぺこで北九州まで戻ってきてしまった。

表彰というお目出度いことがあった日でもあり、

奮発しちゃおう、それもギョブらしく!と

「鰻」屋さんへ。




顧問がたまに行く田舎庵さんは行列だったので

初の川淀さんへ。

美味さが染みわたって、くたびたのも忘れた。



久々に前部長君と会って

行き帰りに近況や、4月からの大学の話、

これまでやこれからのギョブの話もできて良かった。



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1162号【2月19日の下見!!!】

2012-02-06 23:34:15 | Weblog

2012.2.5(日)

来る2月19日(日)に、下記の要領で
第4回生きもの観察会を実施します。

内容や、下見の様子を見て
興味のある方は、どうぞご参加ください。

昼食は「正ちゃんうどん」の予定です。


----------------------------------------------------

~寒い中だからこそ、「カエル観察会」を実施しますっ!~

テーマは、街から身近にある自然の中で、
且つ冬という季節の中、
ひっそりと生命の営みをしているアカガエル類や
カスミサンショウウオの観察が中心です。

昼食に紫川大図鑑でも取り上げた、
「小倉肉うどん」を食べたいなと。

①日時:2月19日(日)10:00~15:00 ※予定
②人数:15名(未成年者は保護者同伴)
※定員になり次第、締め切ります
③集合:北九州高校・会議室
④費用:無料(昼食代は別途)
⑤10:00受付・説明⇒11:00頃「ポイント①」⇒12:30昼食
⇒13:30頃「ポイント②」⇒15:00学校着、解散

申込みは、メールor 電話(093-931-3554・北九州高校)で。

-----------------------------------------------------



で、今号の本題。そう、下見。

これがけっこう楽しかった!!

きっと19日もおもしろいとおもいます。



■まず「ポイント①」



水が無い!

今日明日の雨に期待だね。

アカガエルはまだ。

でもでも・・




カスミが産卵準備!





こんな風に、湿った朽木で待機中。




■昼メシは、正ちゃんうどん

美味い!!!

これをみんなで食べたいですねぇ・・


19日に来たいのですが、とお聞きすると

「いいよ!」とご快諾。ありがとうございます。




■で、山をチェンジして「ポイント②」





おお!!!

早速発見。




ヤマアカの卵です。





で、網の棒を水に入れてると・・





そうです、ヤマアカちゃんです。

凛々しい!





産卵期を迎え、皮膚も「ぶよぶよ」に伸びてます。





寒い中だけど、確実に『春』を感じられます!





カエルの苦手な人だって、ほら。

新ギョブチョーのズミクンのように

触れるようになります。笑顔になれます。

(最初はもうガチガチでしたけど・・)





すぐ近くでも、たくさん産んでいました。






■結論「これは楽しい!」

ギョブ初の冬の観察会だけど、これは良い!

おススメです。


まだ空きはあるので、良かったらご一緒しませう!!!





※ちなみに今回が無理な方、ご安心あれ。

第5回生きもの観察会「シロウオ~紫川の春を感じよう」が

3月18日(日)に予定されてますから。






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1161号【若松の港町をぶらぶら。】

2012-02-05 17:03:43 | Weblog

2012.2.4(土)

ギョブ顧問の個人的なおはなし。


昼、若松へ。

幼い頃から偶に行ってて

今の高校に勤め出して以来16年間、

2カ月に一度くらい訪れているとんかつ屋へ。



『藍』というお店。

商店街から脇道に入ったところにあります。

「とんかつ」という料理はほぼここでしか食べません。

ヒレかつが美味なのです。

朱塗りのカウンターが渋いです。

興味のある方は一度どうぞ。



そのあと、ぶらぶら渡し場方面へあるく。

高校時代は通学路で毎日通っていたけど

それ以来なので街並みの記憶も微妙にあやふや。



現在改修中の若戸大橋もくっきりきれいに見えます。

今暮らしている南区とは、全く雰囲気が違います。

海が見えなくても、何となく港町っぽいというか

海抜0m的な空気が漂っています。




渡し場に到着。

市営バス乗り場も含めて、何も変わって無いみたい!

なつかしすぎる!!

ここはまだ「昭和」だったあの頃が残っている感じ。




そこから先はオシャレに護岸されていたり、

カフェがあったり

自分には馴染みの薄い、若松の洞海湾沿い風景。



先日の民放番組でも

若松商店街の活性化に頑張るムシパン屋さんが

取り上げられていたけれど

幼い頃を過ごした身としては是非元気な街に

なってほしいなと思います。




いつもは自然豊かな若松のお話ですが

今日は若松の街のお話でした。

どっちも大好きな若松なので。


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