NPO法人北九州・魚部 「魚ぶろぐ」

日本各地で生き物や自然とかかわってるあなた、つながりの一つに「魚部」という場を加えませんか?

920号【16:00-24:30、8時間半に及んだ・・】

2009-04-29 02:19:47 | Weblog

2009.4.28

午前から午後にかけて、溜池でギョブリ。

その後、夕方16時から水昆図鑑の打ち合せ。

一緒に取り組むQ大のN氏、そして印刷会社のAさんの3人で。







21時、22時で終わるかと思ったら、大間違い。

何と区切りがついたのは、日付も変わった8時間半後の24:30過ぎ。



もちろん、晩御飯など食べる暇なし!




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919号【寒の戻り。1時間半必死になって・・やっと1個体】

2009-04-26 22:11:02 | Weblog
2009.4.26

超多忙を極める日々の中、今日予定が突然空いた。

ギョブ本隊は、博物館にお勉強に行ってる。



ゆっくりするという手もあったが、

水昆図鑑のことをやることに。



つまり、画像を撮り直したい種の生体確保の採集へ。

一人はツライので、OBのA木君に電話したところ、快諾!



山越えしていると、道路脇の温度計は何と「8℃」!!

こんなんじゃ水昆は無理かもという不安はかなり的中。



今日の本命も、1時間半以上かかってようやく1個体。

それもA木君のおかげ。

彼がいなかったらどうなっていたことやら・・



昼飯も食わずに、足腰がガクガクなるまで必死のギョブリ。

二人とも全力投球。



寒空の下の一日、頑張ったという肉体的疲労感を得て

日曜日を終える。





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918号【自前のギョブスーツのデビュー!】

2009-04-22 22:21:54 | Weblog

2009.4.12





この日出番のマメさん、ギョブスーツが何だかピカピカ。

足元を見ると、何と「3SSS」マーク!


 ど、どしたん!!


と聞くと、ニコニコと


 買いましたっ!





自前のギョブスーツだそうだ。

魚部が持っているのが、SSサイズが最も小さく

それでは大きすぎたので、買ったというわけらしい。



これでギョブリもバリバリやれますね。

がんばりましょう!




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917号【貯水槽を真剣な眼差しで囲む(?)】

2009-04-21 23:40:26 | Weblog




麦畑の傍らに、貯水槽があった。

何か水生昆虫いるかしら?とのぞくと、いた!

さっそく部員がそおっと・・すくおうとする。





いたのは、このアメンボ。


 その名は「ヤスマツアメンボ」


きちんと記録されてこなかったせいか、県内では記録が少ない。

でも、気をつけてみてみると、あちこちにいる様子。


でも・・こんな貯水槽とかにもいるの!って思ってたら、





すぐ近くに、いかにもヤスマツアメンボが好きそうな水溜まりが。

ここをのぞくと・・やっぱり!!


どうやら、こっちにいたのが貯水槽に飛んでいったようだ。





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916号【溜池はゴミ捨て場じゃないっ!】

2009-04-20 22:29:01 | Weblog




ある溜池。

道路脇にありコンクリ護岸があるので、

以前から知っていたが入ったことはなかった。


奥の池尻側を見ると、何だか良さげにも見えたので

行ってみると、この有様。


キイロヒラタガムシだけはわんさかいたが、

まあこのゴミの散乱ぶりに辟易して、すぐに池から出る。






一網で立派なアメザリも数匹。

ギルもいるようだ。



やはり、水昆的には見込み薄だった。

とはいえ、この池を生活の場所にしている

生き物もいるわけで。



 溜池はゴミ捨て場じゃないっ!



と心の中で叫んだ。



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915号【初夏のような陽気】

2009-04-19 23:11:43 | Weblog

2009.4.18

4月に入ってこのところ、溜池によくいく。

追い込みに入った水昆図鑑の撮り直し画像の生体確保のため。


風邪をひいたままだが、四の五の言っている暇がない。




1週間ごとに暖かくなっていく気がする。

今日なんかは、まるで初夏。





池の土手を下りて戻る途中、気持ち良さげに佇み、

我々を待ってくれているギョブカーの姿が。






あちこちの麦畑、青々としていて実りつつある様子でした。




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914号【デンジソウ自生地、2009年春の状況。】

2009-04-17 23:27:55 | Weblog

2009.4.11


福岡県に3ヶ所あった田字草の自生地。

そのうち1ヶ所は既に消失してしまったらしい。


豊前地方にある県下最大(といっても、もう2ヶ所しかないけど)

の自生地である溜池を訪れた。

ここは、池尻の左半分にデンジソウが広く生育する。






2003年秋に初めて自生を確認し、これまで知られていた場所に

比べるとずい分広範囲だったので、当時は驚いた。



その後、毎年1度は生育状況を確認するために訪れている。



安心していたら、2007年度あたりに突然圃場整備に伴う

柵渠工事が行われた。(われわれは、工事後に知った)

当然、福岡県はデンジソウのことなどしらずに。

(同じ福岡県によって最も絶滅が危惧される種とされるのだが・・・)



さあ、2009年度はいかに?






かなり減水していたが、いつも生えている場所を見ると、

あちこちに今年の葉が。






近づいてみると、こんな感じ。






自生場所付近に流れ込む細流。

ここも柵渠工事がなされた。



画面中央付近の流れの真ん中に、「泡」のようなものが見えた。

目が悪いので、何の“アブク”だろうと近づくと・・・






驚いた。水面に浮葉するデンジソウの若葉だった!

細流とはいえ、こんな流れの中にガッツリ生えてるなんて。

たくましい!!



乾燥気味で草地の場所でも、よく見るとデンジソウがたくさん。





  2009春、県下最大の田字草は健在でひと安心。




ただ、いつまで安心なのか、は誰も分からない。

福岡県でもRDBが改訂作業に入っていると聞く。



新たな情報をきちんと盛り込むこと。

そして何より、そこで評価された種は

「地域の貴重な財産」として残すように取り組むこと。



担当行政だけでなく、まずは関係行政で認識する。

そして、おらが町や村の誇るべき地域の財産と思えるように

取り組んでいくこと。



そういう方向に進んでいかなくては、まとめたとて効果半減。

せっかくの有意義な仕事を、効果倍増にする必要があると思う。



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913号【ヌマガエルの背中が気になった。】

2009-04-15 23:10:09 | Weblog

京築地方の溜池にて水生昆虫を探していた。

すると、ヌマガエル。



最近、いただいた『長崎県の両生・爬虫類』という図鑑。

読んでいると、長崎県におけるヌマガエルに背中線が出現する

地域別の割合について書かれているページがあった。




へぇ、地域別に異なるんだ!と思いながら読んだので、

この溜池でも気になった。見てみると・・両方いた。


背中線のある個体


背中線のない個体




福岡県ではどうなんでしょうか?


コメント (2)
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912号【ヘビもあたふた、ハチに泣きっ面。】

2009-04-14 23:18:45 | Weblog

先週末から風邪っぴき。

しかしながら、どれもこれも山積状態のままで

投げ出すわけにいかず。



魚部も同様。

先週土日もギョブらざるを得なかった。



その時は池に行ったのだが、

ある池では土手を上がると大きなヤマカガシが

道をふさいでのんびり横たわって日向ぼっこ。



土日のスケジュールのやり繰りなどの考え事に、

その存在に直前まで気付かない顧問イノウエ。



思わず、ウギャャーと大声を上げてしまった。



ところが、ヘビも同様だったようで、その大声に慌てふためく。

右に行こうか、それとも左、いやいややっぱり右か?

と瞬間的にもの凄くあたふたして逃げて行った。



ヘビのあまりの驚きっぷりが可笑しかった。



その次の池では、爆音的な羽音とともに現れたのは、

オオスズメバチ!

慌てて、しかしそっと静かに、サデ網をかぶって屈み込み、

いつものように通り過ぎるのを待つ。



網のレース生地越しに爆音の正体を見ると、

 ・・・でけぇ。



なかなか通り過ぎないと思っていると、急に静寂が訪れる。

 ・・・ん?


かぶった網を、後頭部付近で手で支えていた。

その人差し指、むき出しではないが、網の生地越しに

何かの重みを感じる。

 ・・・もしかして?



どうやら爆音の正体が留まってしまったらしい・・なんてこった。



そんなに長い時間ではなっただろう。

けれど、いろいろ考えた。

「刺されたらどれくらい痛い?」「どうやって病院に行く?」

「こいつは人間に留まったって気づくやろか?」



このドキドキっていったら、もう・・

無事が分かった後しばらく、安堵感と疲労感がなかなか消えなかった。





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911号【連日の打合せ。】

2009-04-09 23:02:57 | Weblog

2009.4.7夜


この日は、水昆図鑑の打合せで、

印刷会社のAさんと。



「形」が見えてなかったものが話すうちに、

近い将来に「形」になりそうなイメージがわいてきた。



あれこれと話し込んで、気付けば閑散とした職員室。



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