NPO法人北九州・魚部 「魚ぶろぐ」

日本各地で生き物や自然とかかわってるあなた、つながりの一つに「魚部」という場を加えませんか?

839号【プレイバック:幻の黄金アカザ】

2008-11-15 00:48:17 | Weblog

魚部の過去画像を探していると、「金アカザ」というフォルダが。



2004年夏に6代目k野君が採集した、“幻の黄金アカザ”だ!

部内では魚部伝説として、時折昔語りに登場する。



この黄金アカザとは、別れもまた「幻」「伝説」の名にふさわしかった・・

久しぶりの画像発掘も何かの縁。

プレイバックとして、ここで再録しておこうと思う。



こんな貴重画像が見られるのは、きっと「魚ぶろぐ」ぐらいなものでは?
















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837号【タゴとヤマアカ。】

2008-11-12 21:36:20 | Weblog

県内、ある低山地の中、池沿いの山道を歩いていると、

ピョン!と跳んだのを捕まえると・・





タゴガエルだった。



さらに、池尻側の薄暗い湿地を歩いていると、またまた、ピョン!

今度のは木の根元に追い詰めた。





おお?と思いながら、サッと捕まえる。





あら? ヤマアカじゃないかな・・

探していると会えないのに、どうでもいい時はたまに出現。



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836号【魚部ドキュメンタリー、全国放送を終えて。】

2008-11-11 20:20:22 | Weblog

日本シリーズの白熱により、放送時間が1時間近く下がったようだ。


  録画、出来てなかった・・


そういう声をたくさんいただいた。

どうせなら、放送日を変えてくれたら良かったのにね。



とはいえ、非常に好評だったようで、

いわゆる視聴率も超深夜にしては突出していたそうだ。



しかも、なんと放送時間帯に関東地区では見られていた

テレビの半分は魚部ドキュメンタリーを視聴していたとか・・




  魚部員たち、恐るべし。



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835号【例のカネヒラ、あいかわらず。】

2008-11-10 23:41:10 | Weblog




先日、魚ぶろぐで話題にした、例のカネヒラである。

相変わらず、婚姻色バッチリ。




カゼトゲタナゴなどと一緒に泳いでいるが、

やはり見れば見るほど、不思議。


だって、カゼトゲやバラタナゴと変わらないのだもの・・

画像を撮ってみたので、このカネヒラ君がみんなと一緒に

泳いでいる姿を皆さんにもみてもらおう。




バラより小さく見える???







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834号【タカハヤ】

2008-11-09 21:10:06 | Weblog



県内のある川で、ある魚の色彩変異個体を探したとき、

かなり見かけた。久しぶりの出会い。


地味だけど、その地味さ加減がとても美しい。



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833号【ツチガエルの若者と。】

2008-11-08 23:33:42 | Weblog




ある溜池でのこと。

ツチガエルの子ガエルと出会った。

今年、オタマジャクシからカエルになったばかりの若者だ。






目と目を合わせて、話しかけてみたり。






しばし語らい、池へと帰した。






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832号【いくらなんでも、追い込まれ過ぎやろ!】

2008-11-05 23:10:08 | Weblog

11月3日

久しぶりに、近くの1級河川水系の水路へ。




まあ、何ともふつうのコンクリート水路。

しかし、なかなかただものじゃない。

これまでに17種もの魚を記録している。


かつては、魚部の新入部員がギョブリ初めをする

恒例メニューの一つだった。


3代目も、4代目も、5代目も、6代目も、そして7代目も

かれらはここで「追い込み」をしてギョブリを初体験した。






この日は、入部後すでに1年半が経過した10代目2名と、

今年の新入部員(と言っても半年経過)の11代目マメちゃんが体験。





さで網を持ち、呼吸を合わせてふたり並んで追い込む。

下に、左右に、すき間ができないように。


クモの巣とか、水に垂れた草とか、顔に体にかかっても無視!


待ち手との距離が縮まるにつれ、挟まれた魚たちが

どんどんパニックになっていく。



  ぎゃっ! 顔に当たった!!!



ジャンプして逃げようとする魚を、顔で体でブロック。


そうして待ち手と追い手が出会って、



  せぇーのっ!!






こんな水路に、こんな大きな魚が、こんなにたくさん!

というほどの大漁。


ワタカ、ヌマムツ、ヘラブナ、カマツカ、バス、ヤリタナゴ・・


国内移入種のワタカなんて、本家の琵琶湖ではかなり激減だとか。

何の変哲もないこの水路に、この数はいったい何なんだ。





時期によって、採集魚の種数や採集数は異なる。

今回は、ビワヒガイ(これも琵琶湖由来!)がかなりいた。



魚部伝統の追い込み体験、

きっと10代目も11代目も印象的だったに違いない。








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831号【こんなにしていただき・・驚きと感謝でいっぱい!】

2008-11-04 23:14:19 | Weblog




●先日の中国地方での、水生昆虫調査。

日曜日の朝9時、民家や水田の間をのぼった先にある溜め池。

すぐ手前には、民家。


見まわしたが、休日朝早いせいか人の姿はない。

 

  ご挨拶しようにも人がおらんねぇ・・



と、ハマ部長と話し、しばし逡巡。



  県外ナンバーだし、そんなの自分だったら嫌だよねぇ・・  

  ご迷惑でも、家に行っておことわりを言っておこうか。



と、玄関先で池に入ること、車を停めていることのご許可いただいた。




●しばらく池尻でガサガサし、堤近くの魚部カーに顧問が戻ったとき、

民家の方が近寄ってこられて、


  がんばってね! 

  土地の名産をモチーフにした最中、帰ったら皆でどうぞ!




●もう、びっくりしたのなんの。感激したのなんの。

よそ者が池に入ることを快諾してくださるだけでなく、

お土産までいただくなんて・・


感激し、申し訳なく思い、またありがたく感じて、感謝でいっぱい。




●地元でもいつも心がけていることとはいえ、

キッチリ筋を通すことの大切さを改めて学んだ出来事。




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830号【トノサマガエルの憂鬱。】

2008-11-04 00:06:42 | Weblog

県内、山間にひっそりと残る小さな溜池。

そっとのぞくと、





  
  トノサマガエルがいた!



まだ若い個体のようだ。



最近の記事で、ウシガエルを取り上げた。

平地はもちろん、アクセスの悪い低山地ですら、

いまや殿様(トノサマガエル)は居場所を失い、

桁外れに巨大なウシガエルが幅を利かせているのが現状。






ここはかなり山間部だったのがよかったのか、

こうしてトノサマガエルが生き残っている。


福岡県のトノサマガエルは、多かれ少なかれ、

これに類した環境に点在して残っている。


里山の水生生物の中では、最も厳しい部類に入るのでは

なかろうか。





こうした昔ながらの自然環境には、

トノサマ同様に危機的状況にある大型ゲンゴロウも

生き残っている(でもクロゲンだけど)。







 だから、近所にタガメが生き残ってるなんて考えるのは、


 ねぇ・・言わずもがなでしょう。










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829号【ながの縁日祭:「長野川ミニ水族館」】

2008-11-02 12:58:35 | Weblog

10月26日、小雨交じりの中行われた南区の秋祭り(らしい!)

『ながの縁日祭』に参加した魚部の取り組み。



区役所から、「パネル展示を」という依頼だったが、

それだけでは面白くないので、部員たちも直接参加でき、

かつ地域も自然のことを知ってもらおうということで、

「長野川ミニ水族館」をすることを提案し、理解を得た。



【準備】

展示魚の関係で、当日まで結局、3度も川に行く羽目になった。

当日は、朝8時前に現地集合。

部員たちに考えさせた段取りで、部員たち自身で準備させる。














【ミニ水族館スタート!】

それまでと打って変わって、肌寒い小雨交じりの天候だったが、

準備完了、いよいよスタート。

小倉南区役所が「文部科学大臣賞受賞!」なんて看板作って

くれているのが、何だか気恥ずかしい・・










今回は、10個ほどの水槽に

10数種の淡水魚、5種の淡水甲殻類、5種の貝類を展示した。



取材で一緒にいたFBSのY氏に言われた、


 「純粋にボランティアなのは魚部だけですね・・」


そう言われて各テントを見ると、何かしら販売している。

バザーがメインのようだ。


  「あ、それでこの魚たち、売ってないの?」


なんて、聞く人がいたんだ。


  「え!これ全部、そこの川にいるの?こんなにいるの!」


見に来てくれた多くの地域の人々に、純粋に地域再発見の

あるいは水辺の大切さを実感してもらえれば、




  魚部はそれでOK! それが大成功!





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