11月3日
久しぶりに、近くの1級河川水系の水路へ。
まあ、何ともふつうのコンクリート水路。
しかし、なかなかただものじゃない。
これまでに17種もの魚を記録している。
かつては、魚部の新入部員がギョブリ初めをする
恒例メニューの一つだった。
3代目も、4代目も、5代目も、6代目も、そして7代目も
かれらはここで「追い込み」をしてギョブリを初体験した。
この日は、入部後すでに1年半が経過した10代目2名と、
今年の新入部員(と言っても半年経過)の11代目マメちゃんが体験。
さで網を持ち、呼吸を合わせてふたり並んで追い込む。
下に、左右に、すき間ができないように。
クモの巣とか、水に垂れた草とか、顔に体にかかっても無視!
待ち手との距離が縮まるにつれ、挟まれた魚たちが
どんどんパニックになっていく。
ぎゃっ! 顔に当たった!!!
ジャンプして逃げようとする魚を、顔で体でブロック。
そうして待ち手と追い手が出会って、
せぇーのっ!!
こんな水路に、こんな大きな魚が、こんなにたくさん!
というほどの大漁。
ワタカ、ヌマムツ、ヘラブナ、カマツカ、バス、ヤリタナゴ・・
国内移入種のワタカなんて、本家の琵琶湖ではかなり激減だとか。
何の変哲もないこの水路に、この数はいったい何なんだ。
時期によって、採集魚の種数や採集数は異なる。
今回は、ビワヒガイ(これも琵琶湖由来!)がかなりいた。
魚部伝統の追い込み体験、
きっと10代目も11代目も印象的だったに違いない。