NPO法人北九州・魚部 「魚ぶろぐ」

日本各地で生き物や自然とかかわってるあなた、つながりの一つに「魚部」という場を加えませんか?

832号【いくらなんでも、追い込まれ過ぎやろ!】

2008-11-05 23:10:08 | Weblog

11月3日

久しぶりに、近くの1級河川水系の水路へ。




まあ、何ともふつうのコンクリート水路。

しかし、なかなかただものじゃない。

これまでに17種もの魚を記録している。


かつては、魚部の新入部員がギョブリ初めをする

恒例メニューの一つだった。


3代目も、4代目も、5代目も、6代目も、そして7代目も

かれらはここで「追い込み」をしてギョブリを初体験した。






この日は、入部後すでに1年半が経過した10代目2名と、

今年の新入部員(と言っても半年経過)の11代目マメちゃんが体験。





さで網を持ち、呼吸を合わせてふたり並んで追い込む。

下に、左右に、すき間ができないように。


クモの巣とか、水に垂れた草とか、顔に体にかかっても無視!


待ち手との距離が縮まるにつれ、挟まれた魚たちが

どんどんパニックになっていく。



  ぎゃっ! 顔に当たった!!!



ジャンプして逃げようとする魚を、顔で体でブロック。


そうして待ち手と追い手が出会って、



  せぇーのっ!!






こんな水路に、こんな大きな魚が、こんなにたくさん!

というほどの大漁。


ワタカ、ヌマムツ、ヘラブナ、カマツカ、バス、ヤリタナゴ・・


国内移入種のワタカなんて、本家の琵琶湖ではかなり激減だとか。

何の変哲もないこの水路に、この数はいったい何なんだ。





時期によって、採集魚の種数や採集数は異なる。

今回は、ビワヒガイ(これも琵琶湖由来!)がかなりいた。



魚部伝統の追い込み体験、

きっと10代目も11代目も印象的だったに違いない。








コメント (3)
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