久しぶりに「ミズワラビ」を見た。
それも記録が無さそうな福津市で。
さらに言えば、どうしようもない荒れ果てた池で。
ミズワラビ、過去には
秋に頻繁に水昆調査をしていた2005年前後に
よく調査していた京築エリアで見てた。
行橋市と大平村(現上毛町)。
さてさて、今回の福津の池。
着いて、上から見た瞬間、
「止めよっかな・・」という荒れ放題ぶり。
こんなところ、ハッキリ言って楽しくない。
ちっともワクワクしない。
逆に「オドロオドロしく」て気色悪い。
この日はロクでもない場所ばかりで
ギョブスーツ(胴長)着るチャンス無かったので
仕方なく池へ。
間近で見るといっそうひどい。
これ、晴れてなかったら絶対やめてたな。
マルタニシ。
見た目の印象の水質も、悪く無さそう。
水昆的にはマメゲンやチャマメ、ハイゲン。
それにコガタノ幼虫程度の、想定内のしょぼさ。
バランスを保ってた頃は、シマゲンとか色々いたかもね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/8e/53083d58bf1d9e9179354a2c6726d9b4.jpg)
枯竹の林をバキバキ、「砕竹船」となって進む。
すると、緑色のもの、植物だ。
近寄ると・・・「ミズワラビ」!
こんなとこで???
改めて見回すと、あちこちにミズワラビ。
水底に生えているのもあるが
枯竹が重なって浅くなって浮島的になった場所にも多い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/8a/348824ec87a417d3bd9427e74826d8d1.jpg)
近隣に自生するのかもしれないが、ここだけかもしれない。
福津市での記録はざっと見たところ無さそうだが
こうして打ち捨てられた池で、何時までひっそり生き残れるのかな。