NPO法人北九州・魚部 「魚ぶろぐ」

日本各地で生き物や自然とかかわってるあなた、つながりの一つに「魚部」という場を加えませんか?

新88号【ゴビウス①】

2014-06-30 23:43:37 | 展示

出雲大社同様、なつかしいゴビウス。




前回(2005年)はゴビウスのYさんに案内していただき

バックヤードなども見学させていただいた。

ちょうど2年生が目前の7代目(k藤君やA木君たち)が

いよいよ企画展示などの主力になる直前の研修も兼ねて。


前々回(2003年)は水環境館での展示のグレードアップの

研修のために。


今回は、これまで辿ってきた道のりを振り返り

北九州ギョブの今後のための刺激になればと、立ち寄った。








このコンパクトで、前面が斜めになった水槽が好き。

これは真似したいと思って、ドジョウ展示の時に

市販品でそれっぽいのを買った。






いきなり最初の水槽、モクズ、かなりでかい。





この水槽だと、ウキゴリとか浮遊する魚がきれい。

もちろん、底生魚やエビなども見やすい。





シンジコハゼ、婚姻色ばりばり。

かっこ良すぎ!





ダイナンギンポ。

ちょっとエグイ?

海系水族館やったら、ここはウツボやね。

あれより、カワイイくない?





ミズクラゲ。


      

         ②へつづく。












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新87号【しりあげむし。】

2014-06-29 21:24:17 | 陸生昆虫



ヤマトシリアゲ、ですかね?


ひらがなで「しりあげむし」とかくと

「おしりかじりむし」を思い出した。


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新86号【生き物好きの若者たちとのご縁をねがって・・】

2014-06-28 22:34:33 | 日常

今回は生き物じゃなく、人間の話で。



ちょっと前の話だが、休みの日に山陰に行くことがあった。

出雲を通ったので、出雲大社に寄った。


※そう言えば魚部でも、2回行った

 2003年秋は3代目部員たちと北九州市の某氏、水環境館スタッフの某さんらと

 2005年春は5代目の卒業旅行で7代目部員も一緒に10名で
 (魚ぶろぐの最初の方で記事、書いたぞ)

 どちらもワイワイ、めちゃくちゃ楽しかったなぁ・・・


それはさておき。







ここは言うまでもなく、縁結びで有名。

何も、恋人だけが「縁」じゃないはずと思ったわけ。


つまり、「北九州ギョブ」と「生き物好きの若者たち」が

いい出会いができますように、と願っても良いんじゃないか。

そんな思いを持ちながら、参拝した。






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新85号【マルヒラタガムシ。】

2014-06-27 00:04:45 | 水生昆虫

【調査メモ】

ギョブ調査では従来、北九州市の2つの池に

生息していることが確認されていた。

(それ以前の記録は非常に古いものが極わずかしか無いようだ)


その後、福津市、宗像市の2か所の池で確認できた。

特に宗像市の池ではもっとも個体数が多いようだった。





※飼育して長生きさせるのが難しい印象。

 エアレーションをしていて水質が比較的良好に

 保たれている水槽に入れたが、

 ちょっとだけ長生きしたかな、という印象。


 水槽内では、下記写真のような感じで。









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新84号【ツブゲン甲羅干し~長生き中。】

2014-06-26 00:35:13 | 水生昆虫



2013夏のいのちのたび博物館でやった『大微小種展』。

つねに50種の5㎜未満の微小水生昆虫をキープしないといけなくて

けっこう苦労した。


その中で、高校生たちにストックしてもらっていたが

さらにその予備として自宅でもストックしてた。


その時のツブゲンゴロウが甲羅干ししてた画像がこれ。




で、、、このツブゲンちゃん、11か月経た今でも生きている。

同じ時期採集のルイスツブと一緒に、どくとくのツブゲン泳ぎしてる。

※ちなみに、10か月選手の宮若市産チュウブホソガムシ、

 さらには間もなく約1年になる筑後産ホソマルチビ、

 ミヤタケダルマもご存命! 

 いつか紹介します。






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新83号【ウスイロツヤヒラタガムシ、ほか。】

2014-06-25 20:16:08 | 水生昆虫


知り合いの高校生たちが愛媛県の松山市内で採集したもの。

バスで市内を移動中、「あそこ、良いんじゃない!」的な川があったそうな。

時間もあったので、降りてガサガサ、ギョブリをしたらしい。





ウスイロツヤヒラタガムシ、かな。

これは、その場所の橋の下付近に集中していたらしい。

そこが水通しが良かったのかな。

砂礫をかき回すと、コモンシジミやヒメシジミと一緒に

出てきたとか。


福岡では見たことないので、とりあえず写真と思ったが

ちゃんとした撮影の環境でもなかったのもあり

水の中では動くし

すぐに飛ぶもんで、まあ撮りづらい。





キスジミゾドロムシ。

紫川では未見だが、県内はもちろん近隣河川にもいるそうだ。

彼らも初見だったようだが、生息場所の雑然さに驚いたとか。

発泡スチロールなどのゴミに、たくさん引っ付いていたらしい。





ミズギワカメムシの一種。

けっこう大き目のサイズ。







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新82号【気配が消えていた!?】

2014-06-25 18:52:36 | 調査



とある、池尻の湿地。

どこ行っても、なんも居らんもんや・・

と、身も心もくたびれて、知らずぼおっ~としてたようだ。




カサカサと、頭の周りで音がしたかと思うと



トンボが手に。


 いやいや。枝じゃなく、人間なんですけど。


ぼおっ~とするあまり、人間としての気配が消えていたのか。


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新81号【ガガブタネクイハムシ。】

2014-06-24 22:59:27 | 水生昆虫



ジュンサイの生えた池。

他にも沈水、抽水植物も豊富。

しかも、浅いときた。

もう言うことなしやろ。

涙が出るほどスバラシイ。



オオマル、マルケシ、コマルケシ登場。

マルケシ三兄弟の曲が頭の中で流れる。

(もちろんあの曲ね)

でも、なぜかコガタノがおらん・・

いまやハイイロゲンゴロウよりも良く見かける

コガタノなのに。



で、こういう時に、ジュンサイの葉の上に

彼がいたらうれしんだけど・・と思いつつ眺め回す。


  おる。

  おるよ。




ちょこんと、ジュンサイの上におる。

初めて見た。

水昆図鑑出した頃まで無関心だった、恥ずかしながら。

今思うと、意識していれば出会っていたのかもしれないけど。

それはともかく。




カッコいいね!

めちゃカッコいい!!


で、けっこう飛ぶんだね。

トンボほどじゃないけど、気配を感じたら

「プゥーン」って逃げるんだ。

そんな遠くに行くわけじゃないけど。




こういう「教科書通りの出会い」ってステキ。

大好きです。

だって、いつもはあまりにもそうじゃないので・・

たまにイヤになりますもの。







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新80号【クイッと。】

2014-06-24 01:08:15 | Weblog




プラケース越しにヒメセマルを観察してた。

なんかモゾモゾしてるなぁと思いながら見てると、





クイッと右に左に、頭部を曲げた。

こんなに曲がるんだ・・



昔、見た後怖くてしばらく寝られなかった

映画「エクソシスト」をちょっと思い出した(笑)


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新79号【溝。】

2014-06-23 19:01:26 | 溝・水路



両足で跨げるくらいの、水田と道路に挟まれた小さな溝。

水深も浅い。


じっと見ていた高校生メンバーが


  アブラボテがいますよ。


見ると、魚影がけっこう。


さらに、目を凝らしていた高校生メンバー、


  あ、ヤマトシマドジョウもいます!


たしかに、ドジョウでなく、白くて細長いヤマトシマ・ボディ。

こんな溝にヤマトシマ、久しぶり。

2004年ごろの旧大平村の溝がそうだった。



こんな溝までふつうに魚がいるって、

これまたかつては当たり前だけど、今は貴重・・

というお決まりパターン。

そして、この前後を見ると、



新しすぎるせいかアマガエルが上がれずに、水の中で苦戦中だった。

こうして、「綺麗に整え」られて無くなりつつあるのも

お決まりのパターン。

「生き物的には」残念ながら。



※ちなみに前述の旧大平村のヤマトシマ溝も、

 その後すぐ圃場整備で「綺麗な溝」に。









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