NPO法人北九州・魚部 「魚ぶろぐ」

日本各地で生き物や自然とかかわってるあなた、つながりの一つに「魚部」という場を加えませんか?

北九州・魚部281号【北九州市長の記者会見コメント。(市HP引用)】

2015-03-18 01:24:54 | 心に刻むこと
引用元URL
http://www.city.kitakyushu.lg.jp/kouhou/k8400102.html

2014年5月14日(水)の北九州市長の記者会見記録。




ま、これ以上は言えんわな・・というところまで

踏み込んで誠実にコメントしてくださってるのではないか、という印象。

音楽やスポーツ関連ブカツと同じ扱いという点も、一般的認識の範疇なのは

残念だが、しかしまあ、それも限界のあるところか。

同時に、こういう質問をあやふやにせずにキチッとぶつけてくださった

M新聞の記者さんにも感謝申し上げたい。

ギョブ問題の記録の一つとして、下記にそのまま引用させていただいた。

(G.I.)






記者

 全く話題が違うのですけども、

(県立)北九州高校の魚部についてちょっとお伺いしたいのですけども、

市の環境保全や河川整備行政に貢献してきた魚部が、その顧問の突然の異動によって

立ち止まって停滞しています。

これについて市長の受け止め方をお聞きしたいのですが。




市長

 県立北九州高校のことですので人事については今わかったわけでありますけれども、

これまで魚部の活躍はたくさんの市民の方から高く評価をされていてファンの方も大変多いと思います。

いろんなところで積極的にボランティア参加をされて、イベントでこの生物多様性・自然ということに

着目した素晴らしい研究発表を続けてこられましたし、いろんなところから高く評価をされてきた

素晴らしいクラブ活動であるというふうに自分は認識しております。

そういった意味で私も時折お会いするわけでございますが、

顧問の先生方が毎年新しく高校に入って卒業していくと。

その中で大事に育ててこられたという顧問の先生の長年にわたる素晴らしい実績に対しては、

拍手喝采を送らせていただきたいと思っております。

県立高校の人事の件でその点不明なのでありますけれども、

ぜひこのよき伝統をこれからも魚部の皆さんが継承していただくことを心から願っております。





記者

 もう1点質問なのですけども、長期間継続的に勤務した教員が突然の内示を受けるという

県教委の現行の人事制度についてお考えがあればお伺いしたいのですが。




市長

 教育委員会の人事ということもありますので、現行制度では市長として述べることは

限りがあると思いますけれども、例えば中学校でも、クラブ活動で音楽の世界ですけれども

抜群の成果をあげられる、それが何年かすると定期異動で代わられるということで、

やはり大きな成果をあげますと地域をあげてそのクラブ活動を応援するというウェーブが

強まってまいりますので「非常に残念だ」という声はよく聞くわけであります。

特に魚部につきましては、環境アクションの活動はあまりにも高く有名に、

また評価をされてきたクラブ活動でございますので関係者の方々の落胆もあるのではないかと

お察しします。





コメント (4)
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北九州・魚部280号【「3度目の。」記念の日】

2015-03-18 00:56:52 | 心に刻むこと
G.I.です。


今日はちょうど1年前(ジョージさん?)

3回目の心が砕けた日。




1回目は2013年3月27日。

ここはまだ立ち上がれた。

何とかしようという気持ちにある程度

切り替えられた。




2回目は2014年1月31日。

もうどうにもならなかった。

みんなにも世話になり

文字通り死にもの狂いの日々だっただけに。


「ポキン・・」と折れた音が聞こえた気がする。

それでも、“奇跡的なことにすがる”ことで

ただそれだけで

なんとか日々をやり過ごした。





そして、2014年3月18日。

もう折れる音すら聞こえなかった。





3度目の正直なんて、嘘。

2度あることは3度ある。これもチガウ。

4度目も、5度目もあった。


所属する組織が、破綻、荒唐無稽などというより

個人に対する暴言ともいうべき屁理屈を

あんぽんたんの肩を持つかのごとく一緒に言ってると

聞いた4月下旬。


思いを共有してると思ってた人や団体が

実はよくは理解していなかったようで

知らないうちに「暴走」してて

むしろ自分の害にしかならないことに気づいた5月。




もう地面にめり込んで陥没しているのに

なんでさらに打ち付けるのだろう、

地中で打たれるままそんな風にぼんやり思う、

そんな感じ。







心浮き立つでもない、

お別れが寂しいでもない、

桜の開花に一喜一憂するでもない、

そんな世間の春のざわめきとは全く無関係で

うららかな春の陽光とは裏腹に、

グレー単色の世界が広がる、最近の春のわがこころ。



そんな春が、またやってくる。




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北九魚部279号【他の街見て、魚部の存在を考える。】

2015-03-16 22:28:04 | 新しい魚部
魚部基地活用促進委員会として

以前から視察候補だった、尾道市。

その意図するところはFaceBookに書いているので割愛。


https://www.facebook.com/kitakyushu.gyobu.1044186




ここではFBに載せていない画像を記録としてアップ。

思い切りたくさんあげますので、ご容赦。




海と山に鋏まれた土地。




名物のひとつが、デベラ。

タマガンゾウビラメ。




海沿いの釣具店。

魚の看板がかわいい。




商店街に通じる路地がいっぱい。

雰囲気抜群。




尾道リノベの人たちが手掛けた「路地の家」




商店街にある定食屋。

高校生が気軽に入れる店っていいな。




商店街は2本ある。

昭和50年代のような「おもちゃ屋」が

存在しているのにおどろき。




もうひとつは、ペット屋。

こういうお店はかなり絶滅危惧。

カナリヤ、なんて久々見た。





村上お好み焼。

超人気店。

おばあちゃんたち、足腰がお悪いようだけど

お好み焼をバリバリ焼いてる。

さすがに夏はバテるからもうやらないのだとか。

お人柄も素敵だし、お好み焼もバリウマ。




尾道の特徴は、何より豚じゃなく「砂ずり」なこと。

そばの処理も広島市とちがうらしい。




喫茶店、しかも「純喫茶」的な店が多い。

カフェじゃないのが、個人的に好感持ってしまう。




古い蔵みたいな建物。

何だろう?ってのぞくと、

なんとフィットネス!




どう変わるか分からないけど、

数年後は違った景色になってそう。

なんか田舎の婆ちゃんちのような「旧いものの匂い」

まわりに立ち込めていた。

建物の中に閉じ込められていたものだろうか。

現代の空気の中に解き放たれて消えて行ってる。




洋風だった、のかな?




線路そばのステンドグラス工房。

三角形の展示販売の場所。人の姿なし。

奥で作業してる感じ。

入口の吊ものが可愛らしい。

木製看板もロゴが入ってる。




尾道リノベの方々が今手掛けている物件。




線路をくぐると、再び商店街方面へ。




「あなごのねどこ」というゲストハウス入口。




ホントにめちゃ細長い。




ところどころに、あなごの姿が。

かわいらしい。




突き当り近くに、トイレの案内板。




すごい。

キッチンなのに、スカラベとは・・・大胆。

でも、これもかわいい。




本筋の商店街の脇にあるアーケード。

こりゃまた、強烈に昭和。

スバラシイ。




みちこ鮮魚店、魅力的な魚たちに翻弄、幻惑。

お店お手製のでべら干し。サヨリ干し。

あなごの炭火焼。骨せんべい。

イカナゴの唐揚げ。白ハゼの唐揚げ、、、

思わずいろいろ買ってしまった。




対岸の向島には、3本の航路。

ふたつは100円、ひとつ60円。

車ですら120円ってのに、おどろき。

高校生たちが、自転車乗ったままフェリーに乗りこんでた。

朝ドラの「てっぱん」にも出たんだとか。




  というわけで、写真記録おしまい。




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北九ギョブ278号【ツツイナガレカタビロアメンボ(かいな?)】

2015-03-13 00:26:43 | Weblog


渡嘉敷島産。

せっかくの慶良間なのに海には一切いかず、

かといって生き物を見るのでもなく

「島をぶらぶら歩くだけ」という酔狂な企画で見た(苦笑)





名前からするとナガレカタビロアメンボに近いの?


こうして写真撮ってみると、

体型が琵琶型な雰囲気のナガレカタビロに

どことなく若干オヨギカタビロっぽさが混じってるかんじ。

って思うのは、自分だけ???

(体色はどっちかというと、オヨギっぽくない?)






生息確認したところ。

道路わきにある小さな沢の水溜り。

コセアカアメンボと一緒にいた。



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北九ギョブ277号【北九州の台所「旦過市場」に紫川デコポンお目見え!】

2015-03-05 07:40:06 | ギョブメンバー
「3月7日(土)、旦過・大學堂で『紫川デコポン』販売!」


紫川デコポン普及委員会です。





タイトルの通り、小倉北区旦過市場内の大學堂で

ギョブメンバーでもある、柑橘 実理事の紫川デコポン、

初の販売が予定されています。





現在、小倉南区長行や曽根、門司の大地の恵み、

そして小倉南区の農事センターなどで好評を博しつつある

紫川デコポン、ついに大學堂DEBUT!です。



旦過市場の方々も、興味を持ってご理解いただいていると

事前に話をしてくださった大學堂のきのこ氏から

ご連絡いただきました。




土曜日、大學堂にお越しください。

http://www.daigakudo.net/



大學堂未体験の方は、これを機にぜひ体験しては?

海外のガイドブックに載るほどの北九州の国際的名所です。



リノベの方々も、リノベと間違うほど(?)の素敵な造作。

市内は言うに及ばず、全国でウワサの大學丼。

高知県からお取り寄せの美味しい珈琲。




「日本唯一の水上マーケット」と呼ぶ人もいる、

旦過市場そのものも、すごく素敵な雰囲気の場所ですし。

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北九ギョブ276号【アマミコチビミズムシ(で良いんかな?)】

2015-03-03 19:22:10 | 水生昆虫
G.Iです。

メンバーE氏がヨッシイ君らと国頭村で採集してきた

コチビミズムシの仲間をもらったので

写真に撮ってみました。



川の横の道路脇にある、溝の溜め升にいたそうです。

礫が堆積してて、沢水が流入してて透明度が高かったとか。




これは「アマミコチビミズムシ」で良いんかな?

手元に資料や文献がないのでようわからんけど

奄美諸島の固有種ってことじゃないのか、

あるいは似てるけど違う名前の種なのか、

詳しい人と居たら、ご教授ください。







「コ」「チビ」ミズムシって重ね重ね言われるだけに

非常に微小な種です。

しかも、、、この画像はどうも裏側(背面)みたい。

老眼の自分はパソコン見るまで気づかず。







生体写真を撮ると、とても美しいです。












また繁殖したのかどうか、幼虫もいたので

撮影にチャレンジしようと思います。




ねっ!

いっそう微小サイズでしょ(苦笑)






指紋の溝の分くらいのサイズ???






本来の、水中に居る状態の写真。

どこに居るか、分かります?






拡大してみましょうね。

成虫もだけど、意外にちょこちょこ泳ぐので

けっこう我慢大会。






最後にもういっちょ、

もう少し拡大にチャレンジ。





福岡に居るコチビミズムシもかわいいですよね。

ミクロな微小種世界、好きです。


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