NPO法人北九州・魚部 「魚ぶろぐ」

日本各地で生き物や自然とかかわってるあなた、つながりの一つに「魚部」という場を加えませんか?

593号【全員魚部T着用して、琵琶湖博で展示作業。】

2007-07-30 23:16:27 | Weblog
今夜20時前に、北九州に無事帰着。

全走行距離は、約1300㎞。
琵琶湖博への長い長い道のりに、クタクタです。

さて、昨夜は画像加工の段階で寝てしまったので、
今日は29日の展示作業の話題。


■7月29日(日)

13時頃に琵琶湖博へ到着した。
(午前中は、川遊びしてた)
部員5名と顧問、全員が魚部T着用。
アヤシゲな集団だったかも知れない。


で、「さあ、展示作業だ」と思ったら、ストップが。
お客さんがいるので、金づちでガンガンやられては困る、と。
閉館の17時以降にやりなさい、って。

おまけに、展示ボードの運び込みもダメ、
郵送していたパネルを展示会場に運び込むのもダメ・・・諸々。


 ・・いったい、何をしろと。


いきなりの展開に若干の戸惑い。当惑。
ま、郷に入れば郷に従え。




しょうがないので、とりあえず持ち込み分のパネルだけを
並べたり、できる範囲で位置確認をする。

お客が多少減った段階で、ようやく郵送分のパネルを運び込む。
でもまだ、金づち打てない。


16:50頃。
蛍の光が流れ始めた途端、一斉に金づちを構える部員たち。

17:00。
待つこと数時間、やっと。やっとスタート。












設置を終え、今度は配置の調整。
車椅子2台を使って、「導線の確保」。

部員たちが実際に乗って、あるいは押して
確認していきました。



下の画像は、入り口に近すぎた大パネルを奥側に移動したところ。
(壁にはいつも魚部室に掲げている垂れ幕“俺達魚部。”が。)




20時頃、展示が出来上がって記念撮影。





   琵琶湖博の中に、“魚部ワールド”が出現した。


一同汗まみれになって職員通用口から出る。
琵琶湖を渡って来る風が、涼しくてとても爽快。

このホッと肩の荷が下りる瞬間がたまりません。

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592号【滋賀県に到着。】

2007-07-28 22:52:45 | Weblog
7月28日(土)

学校を13時頃出発。
S.A.で何度も休憩を取りながら、20時前に到着。

途中が長く感じた・・

泊まっているのは1年前と同じ大津市内のホテル。
晩ご飯を食べたのも、1年前と同じ場所。

大津市内は官公庁がたくさん集まっている古い町で、
20時でも、もう人がほとんど歩いていない静かな町です。


  明日は博物館で展示設置です。

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591号【明日から、琵琶湖へ。】

2007-07-27 23:23:40 | Weblog
7月27日(金)
夕方、水環境館に行き展示の修正と手直し。

ついでに、近くの魚部仲間の方に魚BOOKを配布。
いのちのたび博のY先生、到津の森公園のSさん、
到津保育所、そしてNHK北九州放送局のSさんなど。
予算超過気味なので、なるべくお金をかけないように、と。

いのちのたび博のY先生からも、

 「琵琶湖博で展示するんだって、向こうの館長さんが言ってたよ」

と聞く。

そう、いよいよ明日、出発。
それに合わせたかのように、今日の夕刊(西日本新聞)の記事。



社会面のトップ記事で紹介してくれた。
「俺たち魚部、聖地に乗り込む」という見出しはちょっと恥ずかしい・・



1面にある各紙面の紹介欄にも書いてあったので、ビックリ。


  
  向こうでも、魚部員たちの様子を更新するつもり。
  どうぞお楽しみに。




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590号【ベンケイガニ?】

2007-07-26 23:39:34 | Weblog

先日、早朝シロチチブ採集のときのこと。

赤いものが、ガサゴソと倒木の下に隠れた。
すかさず木の上に飛び乗って、ユサユサ揺すってみる。
(端から見たら、何しよん?って感じやね。)



出てきた。

カニ系はよく知らないので、水館K氏に聞いてみた。
ベンケイガニじゃないですかとのこと。




あとで、いろんなカニのサイトを見てみた。

これまで干潟とかで採れたカニ、手にとって
観察してみたりはしてたけど、その程度の関心だった。
(食べるのは大好きなんだけど)


  カニってけっこうおもしろそう。
  ちょっとカニに詳しくなってみたい。


  
これから“カニ強化年度”にしようかしら。   

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589号【猛暑の中、琵琶湖博での準備を黙々と。】

2007-07-26 00:00:52 | Weblog
7月25日(水)

今日、外注パネル&自作パネルの多くを琵琶湖博へ発送。
大きすぎて宅配便では送ることができず、引っ越し便にて。

持ち込み分のパネルや展示物がまだまだ、ある。
部員たちは日々、夜遅くまでそれらの制作に励んでいる。

まさに「励む」という言葉がぴったり。
魚部室はここ数日の猛暑に加え、多くの水槽の湿度か何かで


   茹でられそう・・


そんな厳しい環境の中、黙々と取り組む姿がある。
もう一踏ん張りだ。がんばりましょう。

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587号【早起きは三文くらいは得?~シロチチブ補充採集】

2007-07-22 18:56:01 | Weblog
7月22日(日)早朝

展示開始初日で、すでにシロチチブが残り1匹。
魚部室と水館とで、水槽の水質か何かが合わなかったのか。
某サイトでは飼育は比較的簡単とあるが、魚部的には
2005年のハゼ展でも同じ失敗。
飼育初期の急な環境変化には弱いのかな。

で、今日の早朝に補充採集に行かねばならなくなった。
といっても、部員たちは展示完成翌日から早速勉強合宿へ。
1年生はいるけれど、まあ無理だろう。
OB・OGは・・・急に言っても無理か。

  仕方なく「独り魚部」。


朝起きてビックリ。
あん? 雨降りよるやん・・

このところの学期末の多忙と展示準備の忙しさで
どうやら風邪気味。のどが痛いのだ。

  オレ、大丈夫か? いや行かんと、もう行く暇無いし・・




上の画像のように時折、激しく降る。やむ。また、激しく降る。
その繰り返し。



第1ポイント。
そもそも今日は悪条件、小潮。

行ってみて、やはりダメか・・いる場所が引ききってない。
一応やってみるが、無理。

波があると、どうもこうもならん。
潮が引いて、岩のまわりがタイドプールみたいになってないと。

しょうがなく、第2ポイントへ。



こちらも潮位が高い上に、徐々に満ち潮モード。
前回のブログ記事と同じ場所だが、こんな状況ではどうもならん。

でも、一応頑張ってみる。
ヒメハゼ、マハゼ、シマハゼ、トサカギンポ、イダテンギンポ・・
いろいろ採れるが、シロチチブはやはりダメ。



散々やなぁと愚痴りながら、干潟沿いにトボトボ撤収。
と、砂泥地帯の中で、砂礫地帯があるのを発見。(一番上の画像)
しかも、若干水たまりもある。
ここで、もうひと踏ん張りするか。


何網めかのこと。

  ああ・・やっと採れた。

1匹がこんなにホッとしたのは真冬のシマドジョウ以来。




  早起きして少しはよかったかな。
  誰もいない、本当に誰もおらん干潟でちょっとだけ喜んだ。


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586号【10th展示『俺たち魚部!』、水環境館スタート!】

2007-07-21 13:44:15 | Weblog
7月21日(土)
今日から水環境館で、魚部10th企画展が始まった。



昨夜21時過ぎ、とりあえず「形」を完成させ、
疲労の中にホッとした笑顔が出ている魚部員たち。


以下、展示準備の風景をいくつか。
段取りが上手くいかなかったところもあるものの、
この数週間、特に3年生、2年生はがんばりました。







水生昆虫標本。
今回は「見せ方」に工夫してみました。

よくあるのはひたすら並べているもの。
採集者やコレクターとしては全部見せたいもの。
でも、見る側にとっては「見やすさ」を考慮して
くれているとありがたい。

で、下記の画像のようにしてみた。



標本箱作製は、2年生もりさんの仕事。



よって、この標本箱タワーを“もりビル”という。
(東京のどっかのビルと名前が同じなのは偶然)

今回は8箱、全部で48種を紹介している。

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585号【魚BOOK、ついに完成!!!】

2007-07-18 23:17:13 | Weblog

7月18日(水)
今夕、ついに『魚BOOK』が納品された。




完成を大いに喜ぶ、魚BOOK編集委員会?の皆さん。




  ご希望の方は、魚部、もしくは水環境館までご連絡下さい。


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584号【シロチチブ&干潟スターたち】

2007-07-15 23:49:26 | Weblog

さてさて、思わずチャイロチビ祭りに目的を忘れていたが、
もう満ち潮に転じているので、急がないと「海」がやって来る。



ここがシロチチブ生息地。

画像奥に、海が徐々に満ちてきている。



他のハゼや干潟の生き物ばかりだったが、ようやくシロチチブ。

ここではウジャウジャいるわけではなく、むしろ多くはない。
しかし何とか、展示に必要な個体数をギリギリ確保。



いっぱい出会った他の干潟スターを、いくつか紹介しよう。



たくさん見かけた、ヒメハゼ。
婚姻色で頬が黒くなっている。




小さめの、イシガニ。
これもけっこう網に入った。




これは海の魚の稚魚ですね・・海の魚は分からん。
水族館の水槽とかで泳いでいたような・・気がする。




石かと思ったら、カブトガニ。
かなり進むの早いです。ずんずん進んでいきます。




ガンテンイシヨウジのお子様。
他の干潟でも、見かけた。
この時期、こんな大きさなんですね。




  展示などの準備、たしかに重要。
  他の部のように、どこかの高校との試合や発表会など
  誰かがお膳立てしてくれたチャンスが無い魚部にとって、
  こうした自主企画に取り組むことは、活動の一つの柱なのだ。


  でもやっぱり、野外は気持ちいい!!!


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583号【琵琶湖博物館での展示予告】

2007-07-14 11:07:06 | Weblog
7月11日(土)
今日は台風のため、部活動は中止。
各自、自宅でそれぞれの展示準備をすることになっている。



琵琶湖博のN先生から、画像が送られてきた。

7/30から琵琶湖博物館のスペースを借りて始まる
魚部の企画展案内を、昨日からしているとのこと。
(展示は、8/26まで)

今年は水環境館と琵琶湖博物館とで、W開催。



   まだまだ準備の真っ最中。

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