福岡県北部は、カゼトゲタナゴの分布北限にあたる。
この4㎝弱のタナゴは、顧問にとって思い出深い魚。
1996年頃、働き始めて2年目、
休日に小中学生のころに網ですくった記憶のある水路に出かけ、
ジーンズを膝までまくり、靴を履いたまま採ったのが、この魚。
近所のペットショップに飼育用品を買いに出かけ、
レジ横に置いてあったコンパクト版の淡水魚図鑑をパラパラ・・
「あ、このタナゴじゃない?」
だと見えた(どれもよく似て見えたのだ)のは、カゼトゲタナゴ。
そして、分布域を見ると、
なにィ! 九州北部にしかおらんの、あれ!!
驚いた。だって、そんなのがすぐ身近にいるなんて思わんやった。
それ以来、12年間。
独り魚部の時代を経て、今の北九州高校・魚部へと続いている。
そんな思い出深いカゼトゲを、最近改めて写真を撮ってみた。
思い出に浸った記念に、アップしておこう。
でも最近は数が減ってきているようです
環境や一部の人の大量採取・・・
地域固有種を大切にしたいですね
現在大阪在住ですが、うちの小4の息子はサッカーや野球には目もくれず、毎日魚図鑑に夢中です。
なかなか特殊な趣味なので、一緒に川を漁ってくれる友達がいないのが彼の悩みなんです。
録画した番組を見せて、将来こういうクラブを立ち上げるか、そちらの高校に行くか!? 話をしてみようと思ってます!!
学生の皆さんのめちゃめちゃ楽しそうな姿が、息子の何年後かの姿かもしれません!
本文にも書きましたが、思い出深い魚です。
>らりらり様
本当に好きな方は、クラブでなくとも、
誰かと一緒でなくとも、きっと大丈夫。
魚部仲間の専門家たちは、そんな方も
多いように思いますよ。
逆にウチは、そんなに詳しかったり、
好きだったりするわけでもないし・・
もったいない話ですが。
ではでは。