NPO法人北九州・魚部 「魚ぶろぐ」

日本各地で生き物や自然とかかわってるあなた、つながりの一つに「魚部」という場を加えませんか?

741号【シマケシ初記録の短報も出た。】

2008-04-20 13:33:57 | Weblog
4月19日(日)

絶好のギョブリ日和の今日、しかしギョブリは中止。
家に籠もって、顧問が担当する文章書きの片付け中。

新年度だけに特に、平日は通常の校務あれこれで終わってしまう。
自宅に魚部関係のを持ち帰っても、そのまま・・になってしまいがち。

それで「休日(世間では)」にギョブリという部活動をしてしまうと、
またもや魚部の書類仕事は溜まったままに。

というわけで、残念ながらギョブリは中止。




最新刊の甲虫ニュース(日本鞘翅学会)が届いた。
k藤君がメインで書いた福岡県初記録のシマケシの短報が載っている。



シマケシ、実はこれまで九州(西日本)ではほとんど記録がないのだ。




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740号【冊子『北九州の希少野生生物』、まもなく刊。】

2008-04-19 12:05:47 | Weblog



北九州市に残る貴重な自然を知ってもらおうという冊子、
『北九州市の希少野生生物』がまもなく刊行される。

北九州市で記録された、環境省版や福岡県版RDB種を紹介したもの。
専門書ではなく、市民啓発が最大の狙いのよう。





淡水魚や水生昆虫、淡水エビの元原稿執筆や画像提供、構成等のアドバイスで
魚部も昨年度にあれこれと関わることになった。

・全43ページ
・定価1000円
・市内書店(6店舗?)で販売
・問い合わせ 北九州市環境局環境管理課(093-582-2238)





こうした冊子がきっかけとなって、市民の意識を高めるのは勿論、
行政や地域が、開発等に「十分に実効性のある」配慮ができる流れが
できるようにしていかないとダメだと思ってる。


でも、これはあくまでも「きっかけ」に過ぎないと思いませんか?

“環境首都”なる大胆な宣言をした我が北九州市だからこそ、ね。

「前例に倣う」んじゃなく、各地の手本となる「前例を創る」つもりで。



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739号【これって、「エビモ」ですかね?】

2008-04-14 20:27:12 | Weblog




4月中旬、県内のある水路で見かけた水草。


これって、「エビモ」ですかね?

エビモって、こんなに豪快な葉っぱでしたかね?


どうなんでしょう。


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738号【街中から、田園から、一日中あちこち。】

2008-04-13 12:46:37 | Weblog
4月12日(土)


■午前中は

グリーンコープの全国大会?で、活動報告。

場所は、名前はよく聞くけど行ったこと無かった「アクロス福岡」で。
福岡のど真ん中、天神にあるとは知らんかった・・

140万都市の中心地の「きれいな」建物の中で、ギョブスーツ着用で歩く
魚部員の姿は、天神のコジャレた調和を乱していた?



 肝心の活動報告は2年生ヤス君の大活躍で、非常な盛況ぶり。



■午後は

魚部の似合わない「人が溢れる場所」を脱出して、「生き物が溢れる場所」へ。
つまり、ギョブリ。

N家の皆さんと、待ち合わせて一緒にギョブル。




まずは、溜め池へ。

ここは夏にはコガタノやガムシが繁殖する場所。
いつもいるかと思ったら、この時期はまだいないようだった。

数年前から毎年来ているここも、もしかしたら数年後は無くなるのかも。

いつのまにか田んぼはやめて、下の方では整地が始まっていた・・




コオイムシのお父さんが、文字通り「子負い虫」になって奮闘中だった。

他には、小さなガムシ☆パラダイスのここでは、8種ほどいたようだった。



このエリアでは、「チビコマツモムシ」も見ておきたかったが、時間切れ。
帰り道に、車窓から素晴らしく見えた水路へ寄り道することに。



降りて近くでみると、見た目は良いけど「何かおるん?」って印象。

ともかく、ギョブってみる。




うお! タモロコがおるんか!




ありゃ? バラタナゴもおるやんか!


という感じで、意外性が楽しい。
沢山のミナミヌマエビ、それにメダカやギンブナ、ナマズもいた。




脇の水路、ここでは何故か、メダカはごく少数で、カダヤシが圧倒的勢力!




最後に、恒例?のギョブリ納め写真を撮って、終了。


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737号【ある溜め池の「ヨシノボリ」について】

2008-04-10 00:09:09 | Weblog

最近、ある溜め池にヨシノボリがいた。
そこは山際にある小さくも大きくもない溜め池。

例がほとんど無いという「溜め池のカワヨシノボリ」か、
または「トウヨシノボリ(縞鰭タイプ?)」なのか。

はたまた、見当違いも甚だしいのか。


■まずは全体写真をいくつか







パッと見た印象は、トウヨシノボリ「的」か。

ただ尾びれには、燈色斑紋はなく、雌雄とも縞鰭的な斑紋があるみたい。


■で、お決まりの胸鰭の軟条数はどうなんか・・






全部生かしているもんで、胸鰭撮影を試みて、画像で数えることにした。
(いちおう小さい中から大きめの個体を選んで)
 
  
  結果は、どうも19本~20本ではないかと思われた。


・・・何か、微妙。
条数の多いカワヨシとも少なめのトウヨシとも、言えるのか?


で、ある個体は左右の条数が、17本:20本のように見えた↓





■胸鰭の付け根にある斑紋



これだけをみると、トウヨシっぽいのか?
いやいや、そうとも言えんのか?


■飼育してると・・



画像の個体はかなり小さいヤツだけど、他のも同じ。
フワフワとよく浮かんで泳ぐ感じ。

それを考えたら、「トウヨシ」かなあ。



■結論


「どうなんですかね?」と皆さんに聞いてみたいな、と。


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736号【このフトヒルムシロはいずれ・・】

2008-04-07 22:09:06 | Weblog

福岡県のある地方の山の中。
かつては「田んぼ」だった場所は草地に変わりつつある。




さらに上にのぼってみると、木立の間に
何やら壁のようなものが見える。




それは、小さな溜め池だった。
しかし田んぼ同様に使われなくなって、水も少ない。




降りてみてみると、水草が。
「フトヒルムシロ」だ。





数年前にはミズスマシが見られた。

池が枯れて無くなるのと一緒に、このフトヒルムシロも消えていくのだろう。



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735号【池に流入する細流のヨシノボリ】

2008-04-06 21:07:26 | Weblog




以前からの何となくの印象。

小さな溜め池に流れ込む細流で採集されるヨシノボリ、
意外に大きなサイズであることが時々ある。

この池でも7,8年前のそんな記憶があったので、
ガサガサしてみると、やはりまあまあ大きめのヨシノボリ。

誰も採集とかしないからかなぁ・・



こういうヨッシーの特徴なんかを、持って帰ってよく観察すべき
だったかなと逃がした後で少し思った。


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734号【ギョブリの昼飯】

2008-04-06 00:43:25 | Weblog




この日は山の中でコンビニもうどん屋もなく、
また寒くも熱くもない日射しが気持ちいい日だったので、
道端に座ってそれぞれ昼飯。

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733号【疾風怒濤(?)のラジオ収録。】

2008-04-03 23:39:12 | Weblog
4月3日夕方

夕方から、福岡市の百道にあるRKBまで単身出かけた。
ラジオ番組の収録で、顧問だけで来いとのリクエスト。
いつもが部員に何でもしてもらって、後ろや横で見ているだけなのに・・


受付で待つディレクター氏と一緒に、セキュリティを通ってスタジオへ。
入った途端、パーソナリティの林田スマ氏に導かれて、そのまま収録スタート。
事前も、直前も、ほとんど打合せ無し・・

えっ?も、あ?もいう間もなく、「まるで生放送のように」録音終了。



「お疲れさまでした!」とあっという間に見送られ、外へ。

夕暮れの西公園の桜を、都市高速から眺めながら、気付けば小倉。



  頭の中は・・???。



■RKBラジオ『林田スマのハートフルトーク』

 放送日時:5月4日(日)9:00~9:25


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732号【春休みのある日、魚部室では・・】

2008-04-03 23:26:20 | Weblog
4月3日(木)

顧問が忙しく野外調査に出られないので、
部員たちは魚部室でさまざまな「魚部仕事」をしている(みたい)。


会議や新学期の準備の合間に、魚部室をのぞいてみた。
部長のもりさんが何やらやってる!






どうやら実体顕微鏡で、水生昆虫の同定を行っている模様。
傍らには『日本産水生昆虫』が開いて置かれている。


3種の大型ミズムシがいた池のミズムシを見ているようだ。
「オオミズムシ」に「ホッケミズムシ」が混じってはいないか、と。



一緒に顕微鏡をのぞいてみた。




部長もりさん曰く、「全部オオミズムシみたいですね。」




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