NPO法人北九州・魚部 「魚ぶろぐ」

日本各地で生き物や自然とかかわってるあなた、つながりの一つに「魚部」という場を加えませんか?

485号【卒業前に「ギョブリ体験」&卒業まで魚部修行?】

2007-01-30 22:20:50 | Weblog
1月30日(火)


■卒業前に・・

484号で触れたが、この日はI川君の「ギョブリ体験」でもあった。
運動部所属の彼、今日は空席1の魚部カーに乗り込んだ。

・初魚部スーツ装着


思ったよりも、テキパキ着こなしていたぞ。


・初箱メガネ


何やよう分からんまま、見よう見まねでスタート。
探す魚が何で、どんな形なのか、まだ知らない。

そして、初めて見つけると、

 いました!いました!! 逃げるゥ! あぁ・・石の中に!!!!!

と、大きな声で叫ぶ。



・初サデ網



B川では、サデ網を使った。

またしても叫ぶ声に、すわ!採ったか!!と思いきや、

  ああ!! カニだ!!!
  
・・・・・。


  ギョブリ体験、いかがだったでしょうか? 楽しかった??



■卒業まで??

一方、魚部員は。
友人I川君の前で、キャリアの違いを見せつける・・という訳にいかず、
良いトコ見せられず、意気消沈。

↓意気込みすぎたのか、あわや5℃の水中に浸かるところ・・
           



  「もう、引退するね?」と顧問。

  「いえいえ、卒業するまで頑張ります!」

その意気や良し!ということにしとこう。


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484号【冬期調査2006、ギリギリで1月分を実施。】

2007-01-30 19:15:42 | Weblog

1月30日(火)
3年生が試験最終日で午後が空くため、悪天候で順延になっていた
冬期調査の1月分を、月末ギリギリで実施できた。

進路の決まってるU田君とS田君、
そしてスペシャルゲストのI川君(次号で紹介)の3名。


■A川



U田君&S田君ともに、冬期調査2006バージョンは初参加。
昨年度は採集調査がメインだったので、目視調査に最初はやや戸惑う?



2006年度は毎月、動画も撮影に成功してる。
今月ももちろん。



ここが興味深い場所だった。
来月2月の冬期調査では、ここも何らかの形で取り組みたい。


■B川



ここでも目視調査をするも、すぐ止めて採集調査に切り替える。



だって、この水温はちょっとツライから。


採集調査でも、今回は見かけなかった。
11月下旬、12月下旬と見かけたのだが。

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483号【お陰様で、約3万人。厚く御礼申し上げます。】

2007-01-27 22:06:22 | Weblog

ドジョウ展の片付けが終わった。

期間中の来館者は、約3万人。
昨年同時期よりも、やや多い人数が来館してくれたようだ。

  「この時期にしては、まあ・・」

なんて言う声もあったが、これは大成功だろう。
(もっと喜ぼうよ!!)


来館者数が減少気味なところを、さらに客足が遠のく時期でもあるのに
現状維持+アルファで乗り切ったのは、大成功といわずして・・何という?

まあ、全部が全部ドジョウ展を見に来たとはもちろん言わない。
しかし、一定の効果はあっただろう。


それも大半、魚部が獲得した予算でやっているのだから。


■コンニチハ、常設展示

福岡のドジョウ、常設展示に組み込みました。
ものすごく充実してます。

見られるのはここだけ。

・イシドジョウ


・その他、福岡最新ドジョウ展示



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482号【サヨナラ、ドジョウ展~撤収その2】

2007-01-27 21:51:20 | Weblog

1月27日(土)
■10時に水環境館集合、展示に使用した長机を魚部室に搬入する作業。




魚部室へ3年生とともに運び込む。けっこう重い!


■福岡のドジョウは、常設展示に組み込む

イシドジョウの水槽横に、冬期調査のパネルを設置。




福岡のドジョウコーナーで、パネルを設置する部員たち。





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481号【作るのは難し、片付けは早し~ドジョウ展撤収①】

2007-01-26 23:37:12 | Weblog

昨日、1月25日(木)午後。
2ヶ月以上にわたり開催してきたドジョウ展、ついに撤収。

学年末考査初日で且つ進路も決まってる3年部員2名と、
スキー修学旅行の代休の2年生4名が出動。




まずは、片付けの段取り確認から。



次々に水が抜かれ、水槽が空っぽになっていく。



早くも長机がなくなり、水槽も洗われ、クーラーだけが床に。

長机は、27日の土曜日に魚部室に持って帰らんといけません。
これまた大変な作業。



福岡のドジョウは、常設展示します。
今、3年生U田君が常設コーナーを作っているところ。

それにしても、もう会場には何もなくなりました。
パーテーションが立っているだけ。





上写真は、25日の撤収作業後。
そして、下写真は同じ場所で撮った、展示開始直後のもの。


企画展をやるときはいつも、終わった後がとっても虚しい気分。
「宴の後」「祭りの後」と近い心境なんかもしれんけど。

やる前は、上手くいくやろうか、間に合うやろうか、
という不安な思いをダマシダマシ隠しつつ。
完成直後こそ「できたぁ!」という喜びがあるものの、
そのうち終わってしまう日をどこかで逆算してしまってる。



  明日(1/27)は、撤収その2。
  寒そうだけど、トラックを水館前に乗り付けて
  長机の搬出です。
  
  買い物客の出る前に、すませなきゃ。
  超都心部(北九州の中では)にある施設なんで、
  そういう気も遣います。
  
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480号【魚部室、放課後の事件ファイル】

2007-01-25 22:04:03 | Weblog

昨日(1/24)の出来事。
放課後の魚部室に事件発生。


(写真は、後片づけのシーン)


■魚部史上、最大の水漏れ・・

 あぁ・・!

それはU田君の叫びから発覚。

1年もりさんと顧問イノウエは、今後の調査計画を
練るべく作戦会議をしていた。

エサやりと並行して、「水槽の水換え」をしていたU田君。
つい、エサやりに夢中で、水を出しっぱなし。
水槽から、水がかなり溢れたところで気付いての「叫び」だった・・



魚部員&顧問、きっとみんなやったことのある洪水。
しかしながら、今回のは規模がデカイ・・魚部史上最大か。



最悪なことに、今日は2年生が修学旅行でいない。
さっきまで顔出していた、3年受験組も立ち去った後。



ただひたすら、雑巾に水を含ませ、バケツに絞る。
その単純作業の繰り返し。


 U田君プロデュースの寒稽古か、これは?


手が冷たい、ただただ冷たい。
たまたま部室に顔を出していたため、顧問も手伝う羽目に・・


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479号【“スゴイヤツ”が網に入った時に、近い気分かな!?】

2007-01-23 19:50:54 | Weblog
8年くらい前から探していた本があった。魚関係の本だ。
「本」といっても店頭で売っている書籍ではない。
とある先生の退官記念の文章をまとめたものである。

だから、絶版本よりも入手が難しいのか、どの古書店でも
ずっと扱っていなかった。
大学や博物館とか、そういう機関でないと
一般人には、目にするのは難しいのかなとあきらめていた。


   ところが、あった! 本気でビックリ! 


こないだの日曜日、久しぶりに何気なくそのタイトルを入力してみた。
(なんで、そう思ったのか不思議。自分でも分からん。)
すると、出てきたのである。

さっそく電話した。在庫確認した。
まだ、あった(ふぅ、良かったァ)。


   あ、ありがとうございます・・ずっと探してました・・


その古書店は大学時代、よく立ち寄っていた店だったのも何かの縁???
(ま、その時は文学書ばかりだったけど)

今日の昼、到着した。
パラパラめくっただけでも、「オオッー!」ともうドキドキ。
川や池でスゴイヤツが網に入った時みたいに、ワクワクします。



   今夜、隅から隅まで読むぞォ!


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478号【いよいよ撤収間近。】

2007-01-21 14:30:00 | Weblog

■1月締めの助成金報告や申請を作っていたこのごろ。
膨大な領収証の整理に追われていた。

魚部の根本的な活動費は、生徒会からの部活動費。
盛況なな活動ぶりを評価してくれている。

でも、それだけでは、こんなに展示や講演や講座や・・・
できるはずない。

それで、地元や全国的な助成金のお世話になっている次第。
展示をするからと言って、特に北九州市やその他から経済的支援を
いただいているわけではない。



で、話を元に戻して。領収証の整理。


  「あ、もう活動資金が無いやん・・」


いや、正確には「無い」というより「超過」していた。


  どうするん???


今書いている助成申請は、結果は5月末。
それでも採択されればいいけど、されない場合は・・考えるだに恐ろしい。

その時は、展示計画などはすべて水泡に帰しますな。


■今週、ドジョウ展撤収!

25日から撤収作業に入って、27日には終了しないといけん。


  
   名残惜しいので、今から見に行ってこよう。

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477号【その他の連中は・・・】

2007-01-16 20:09:32 | Weblog

タイコウチの越冬、すごく興味深い話をいくつもいただいた。

ついでという訳じゃないけど、その他の水生半翅の連中についても
この際、経験したことを書き留める。


■ミズカマキリ


水中越冬派、かな。

止水でも流水でも、つまり池でも川でもどっちもOKなんやろうか。
どっちでも見かけるようだけど。

湯布院の外れのある農家的宿に、小さな池があった。
衝動を抑えられず、凍りそうな冷たい水に手を入れてみた。
すると、「枯れ枝、枯れ草」と思ってたのは、ミズカマキリの塊。
びっくりした・・

ガムシも数匹、「プカッ」と浮いてきた。全然やる気なしのようす。


また、ある年の冬、福岡市近郊のある川(まあまあ上流)のよどみで、
5~6匹くらいで越冬するミズカマキリがいた。

翌年の同時期、そこに行ってみた。また、いた。
同じ場所で、越冬するんだろうか? 適した場所が限られるんだろうか?


■ヒメミズカマキリ


ヒシなんかが豊富な池に多い、このヒメミズカマキリ。

これは・・全然知らんなぁ。どうなんやろ???

池の中でじっとしてるのかなぁ、と思うのだけど。


■コオイムシ


どこかで「陸上越冬」と読んだ気がする。

でもでも、小倉南区の生息池では、水中越冬してた。
・・そういうのもいるんだ。

福岡方面の生息池では、岸辺の枯れ草の中なんかで越冬準備を
してたみたいだし。

タイコウチみたく、「どっちもOK派」なのかな。

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476号【2007ギョブリ初め~今年の魚部運はいかに?】

2007-01-13 20:08:43 | Weblog
1月13日(土)
今年初めてのギョブリとなった。
出動したのは、1年もりさん、3年U田君。
最高気温は、7℃くらいだったか。
顧問イノウエ、のど痛のため、最初から気分低調。


■まずは、06年12/27の最終ギョブリの続きから。


昨年末に2地点下見していた川へ行き、さらに上流地点に入る。
川の感じは、目的の魚がいそうだが、網に入らない。
スナヤツメはまたしても!なのに。

いろいろ考え併せるに、この川にはいないのかも。
そういう可能性が強い気がした。


■別の水系へ


支流とはいえ、こちらの方が川が大きい。水も多い。
山の陰になっていて、寒さが余計に身に凍みる。

いない。

オヤニラミ、そしてまたしてもスナヤツメ!


■下流側へ移動する



いない。

ここは川の感じが、今一つ・・かな。


■さらに、下流へ。

のども痛いのだけど、それ以上に途中から空腹感で頭いっぱいのギョブ顧問。
もう魚探しどころの気持ちやない!
でも、ガンバル部員たちの手前、そんなこととても言えん・・

  腹、へった・・


■心の呟き「ねえ、ここで最後にしようよ」

ずうーと、川沿いに下る。車を降りて、川の様子を見ながら。
でも、ぜんぜんダメそう。

と、かなり下ったところで「まあまあ」な場所が。


  よし、ガンバレ!

と、二人の背中に、声援を送る。



すぐにU田君が、なにやら採ったらしい。



  成魚のオスを、誰かが採ったら終わりにしよう。

そう心に決め、口にも出した。



およよ! もりさんの動きに勢いが・・もしや。



おおッ! 立派なオスや!!

昨年に続き、「もりさんのサヨナラホームラン伝説」は健在だね。

U田君、沈む・・


■や、やっと。


帰るぞぉ! 昼飯昼飯!!

というわけで、やっとお昼ご飯にありつけた。

幸先良いスタートを切ったもりさんは、おそば。
年末の勢いそのままのU田君は、ラーメン。

そして、終日低調な顧問イノウエは、チャンポン。
寒くて空腹の身に、あったかいチャンポンの美味いこと!

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