NPO法人北九州・魚部 「魚ぶろぐ」

日本各地で生き物や自然とかかわってるあなた、つながりの一つに「魚部」という場を加えませんか?

673号【THE★強行突破ッ!】

2007-11-29 23:36:54 | Weblog

11月上旬の、ある県でのある川。
シマドジョウ調査をしていた。


すると、1年生ヤス君、川の深い方へ何故か進む。
川がきれいで深さが分からなかったのだろう。


気付くと、ギョブスーツの上限ラインを水深が超えている!!!




どうするのかと見守っていると・・




何と、強行突破!!!

まるで泳ぐように、川を横切ってこちらへ。
よく見ると、なぜか微笑んでいる?


あとで尋ねると、

 「いやあ、もう脳内会議室がパニックでしたよぉ~」

だって。






終わってから、一人なかなか上がってこないと思っていたら、
部長もりさんが様子を見に行き、そして手を貸している!?





なるほど・・ギョブスーツが水でパンパンだったのね。



  顧問イノウエも時折、川でコケます。
  部員たちも、やはり時折。


  ヤス君もこれで川の歩き方が少し分かったことでしょうね。
  何事も体験、そして勉強です。




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672号【ルリヨシノボリ2007】

2007-11-26 20:16:32 | Weblog

671号、話が長くなりすぎた。
肝心のルリヨシのことを言わずじまい。


■小さいサイズ



これは顧問が採集した3個体のうち、一番小さいサイズ。



はっきり瑠璃色の斑紋が頬にある。


■少し大きめ



少し大きめの個体。




■ルリ色は消えることもあるのか?

画像を取り忘れたけれど、3個体目は頬の斑紋がほとんど無かった。
頬の上部分に1個、それらしきルリ色があるものの、あとは無し。

しかし、胸びれや尾びれ付け根の斑紋は、ルリヨシノボリ。


■やぎさん採集のは?

中サイズだったように、思います。
これも画像がありません・・



  
 というわけで、ルリヨシ2007は4個体を確認。
 初めて入ったポイントだったが、工事をしてそんなに長い時間が
 経っていないのか、ヨシノボリ自体がとても少なかった。
 (シマヨシやオオヨシが多い川なのに)
   
 そんな中、4個体確認できたというのは、やはりここは生息河川。
 偶発的に遡上してきただけはなく、いつもいる川なのだろう。



 もちろん、4個体とも元の川に帰しました。


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671号【ルリヨシ検定合格者は出るか?】

2007-11-26 20:04:54 | Weblog
11月24日(土)

福岡県で現在のところ、ただ一つルリヨシノボリが
生息する河川に出かけた。


目的は2つ。
①今年も健在なのかを確認すること。
②魚部検定の上級検定「ルリヨシ検定」の実施。


■魚部検定の歴史

何かの水生生物を自分の網で採集したとき、
魚部では検定合格となる。


3代目魚部長H田君は、竹馬川河口干潟で埋もれ、
埋もれつつも何とか顧問と二人で乗り切った。
まさに現在の「干潟検定」。
思えば、あれが魚部検定の起源だったかも知れない。


その後4代目O部君らは、卒業間際に各種の魚部検定を
一度に沢山受け、合格して魚部を卒業していった。


魚部歴代の中でも群を抜いて採集名人の6代目k野君は
検定などわざわざしなくとも、ふだんのギョブリの中で
多くの魚部検定を獲得した。


ギョブリ回数ではピカイチの7代目k藤君は、ものすごく
たくさんの魚部検定を獲得したはずだ。


■そこでルリヨシ検定は?

これは保持者が少ない。
6代目k野君、7代目k藤君くらいか。
この検定に合格したのは、歴代の魚部員でもわずか。


そして、今回。
部員たちは当時とほぼ入れ替わって、初めての連中ばかり。


ただ調査するのではやる気もでないかもしれないということで、
誰が難関のルリヨシ検定をゲットするのかと競い、調査を真剣に
しようという目論見。


検定参加者は、

  3年生やぎさん
  2年生もりさん
  1年生やす、ボス、タイサ、タクさん


■その結果は???


  “ヤッタアー”


周囲にいた者が聞いたところでは、明瞭にそういったそうだ。


ルリヨシ検定の合格者は・・・3年生やぎさん!!!


久々のギョブリであることもものともせず、見事ルリヨシ検定に合格。
これで魚部の『名網会』入り(名球会ではなく)は確実かな(?)

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670号【一日中、野外ロケ。】

2007-11-24 21:57:50 | Weblog
11月24日(土)
3連休の中日は、昨日の午後に続いて、終日野外でロケ。
今日はタレントさんも合流して、川と池に行く。


今回のタレントさんは、スピードワゴンの井戸田氏。





ため池で、井戸田氏に網の動かし方を教えるもりさん。





野外終了後に、井戸田氏を囲んで記念写真。




  まだまだロケは12月中旬まで続く・・


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669号【初代魚部員、久しぶりにギョブル。】

2007-11-23 19:54:21 | Weblog
11月23日(金)

今日は、初代魚部員と川で待ち合わせ。
久々に彼らとギョブルことに。





実は、この頃、ロケをしている魚部の番組の関係で登場した彼ら。
みんな仕事をしているため、初代副部長Z君の休日に合わせて、今日ロケ。


晩秋の気温15℃くらい、水温13℃くらいの中、撮影シーンは4月下旬の想定。
それも1998年4月の、初魚部のシーン。


初魚部の時、ギョブスーツなんて無かった。
だから彼らは、半袖半ズボンの上、何と「ぞうり」で晩秋の冷たい川へ。


初代の二人も久々で楽しかったそうだが、顧問イノウエも楽しかった。
10年前のことがまるで昨日のことのような感じ。


このシーンが番組でどうなっているのか、自分たちも楽しみです。



魚ぶろぐ660号で、10年前に初代魚部員が初魚部した時の記念写真の場所で
10年後の現役魚部員が同じ場所で撮った写真を載せた。

今日は、同じ場所で、同じポーズで、初代魚部員が写真を撮った。
(当時より少ないメンバーでやや寂しいけれど)






初代魚部員、ザイ&おで、お疲れさん!











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668号【初めての味。】

2007-11-23 19:38:13 | Weblog
11月22日(木)




北海道、鵡川産のししゃもを焼いた。

本当のししゃも(?)というのを一度は食べてみたかった。
食べてビックリ。
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667号【水路に入るヤマトシマドジョウ】

2007-11-23 19:33:14 | Weblog
11月4日のギョブリから。

豊前地方でため池調査をしていて、通りかかった農家の方と話していた。
すると、こんな話になった。


 「シマドジョウはようそこの水路に上がってきよった」


そういえば2003年夏か秋に4代目魚部員のO部君が、その水路で
ヤマトシマを採っていたのを思い出した。
当時は特に関心もなく、「そんなこともあるやろ」くらいの顧問だった。


そこは今はもう、ヤマトシマは上がってこない。
農家の方も同じことを言っていた。


 「もう上がって来んよ。」


2006年、きれいに圃場整備された水路に変わったから。





その後、別の支流の水路近くを通った。
4代目魚部員のO部君がここの水路でも、2003年秋にヤマトシマを
採っていた。
(水があればどこでも網を入れるのが彼の信条だから)


「ちょっと時期が遅いけど、ここにはまだおるんやろうか?」
そう思って、みんなで入ってみた。


支流では砂地がなかなか無く見つけ辛いが、ここはきれいな砂地。
これはおるかもと、期待して頑張ったが、ダメ。いなかった。


暖かくなってもう一度、やってみよう。

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666号【大きな川で探すのは。】

2007-11-23 19:16:10 | Weblog

11月3日のギョブリ。
ある大きな川の本流にいた。


大きな川でポイントを決めるのは難しく、なかなか手こずってしまう。
この日もそう。





川を下りながら、良さそうなポイントで川に入る。
「良い感じ」ではあるが、目的の魚はいない。


いるのは、“スーパースターK”ばかり。





誰もいない山の中の川。
通りかかるのは、紅葉狩りの車ばかり。


そういえばと山を見上げると、ほんのり紅葉していた。

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665号【そういえば小さい頃って、よくやってました。】

2007-11-20 23:13:28 | Weblog

小さい頃って、薮の中を「探検気分」で駆け抜けたり
していましたよね。


下の写真は、まさに部員が斜面を「ズザッ-」と降りている瞬間です。





もちろん、彼らは高校生ですが。
さらに先に「ズザッー」と降りた顧問はいい年した大人ですがね。


木の枝つかんだり、土で足が滑ったり、蜘蛛の巣に突っ込んだり。
そういう場で得られる感覚は懐かしいだけでなく、大人になった今も
大事な感覚であるような気もする。

日頃少しずつ失っている何かが補充されていくような・・


  
 ま、ゴシャゴシャ言いましたが、
 単に一生懸命に川に近付いているだけなんですが。

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664号【冬を待つカムルチーの子どもたち。】

2007-11-20 00:03:16 | Weblog

11/18のクソ寒い日のギョブリから。
この日は止めよう、中止だと思いつつ、家を出た。


だって、風はびゅーびゅー、空気は冷たい、雨で地面も濡れている。
とてもギョブリたい天候じゃない、別に今日無理にギョブらんでもいい。


 最近、何かと弱気の虫に負けてしまう魚部顧問。


ところが。
学校に着くと、魚部室前に「整然とギョブリ道具が並べてあった」!!


 そら、止めるわけにいかんわな・・


というわけで、時季外れのため池調査へ。
せっかくだから、入ったことのない知らない池に行こうと、
ヤルと決まったら何故か意欲的な自分自身。





この時であったのが、このカムルチーの子どもたち。
寒くて集団で越冬しようとしていたのか、1回に何匹も網に入る。


大きいのは超ど迫力のフェイスも、8センチくらいのは可愛い。



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