NPO法人北九州・魚部 「魚ぶろぐ」

日本各地で生き物や自然とかかわってるあなた、つながりの一つに「魚部」という場を加えませんか?

139号 『 写真集 第2弾「筑前大島~海風に吹かれて」 』

2005-09-30 19:36:06 | Weblog
138号に続いて

■採集するA木君




エビ★パラダイス。 
4種のヌマエビ、2種のテナガエビ、そしてスジエビも。


■だって、海が青いから。



■昼飯ふうけい



■ふたたび、海が青いから。そして、キラキラしてるから。



■青春とは・・・海に向かって走ること。
 そして、海を見つめること。




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138号 『 写真集 「島採集行~筑前大島」 』

2005-09-29 23:04:08 | Weblog

旧大島村、現宗像市の筑前大島へ渡る。
今回で4回目。
ただし、今までは寒い時期ばかり。


車をフェリーに乗せる人は少ないが、歩くと時間掛かるので・・・(高いけど)


■だれもいない。だれもいない。

小さな川が6本ほどある大島。
まずは、その内の1本へ。









青い海を見つめる、青いタオルがトレードマークのU田君。



とりあえず、何か探す。




「そこに沢?(滝?)があるから・・・(by U田)」



だれもいない。だれもいない。

海の匂い。

心地良い。


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137号ー④ 『タガメ登場の巻~魚部史上に絶対残る発見の裏声!?』

2005-09-28 19:52:23 | Weblog
水田に水はなく、なかなか池もなく。
車を走らせ、ふと脇道に入る。

・・・ぐうぜん、あった。しかも程良い大きさ。
早速入るのは、もちろん。


■実は第1発見者はk藤部長、しかし・・・


写真のようにガシガシ、ガマをかき分け入る部員+k原氏。
顧問イノウエは、池の前の素堀の水路で、ゴソゴソ。


言葉ににならない叫び声、と言うべきか。
でも、何かとんでもないこと=タガメ発見、は直感できる声が!

k藤部長である。
どうした!!と顧問イノウエが池に駆けつけた時は、すでに
主役k野君の手にタガメが。


そう、みんながなぎ倒したガマに、タガメがくっついていたらしい。
それを見つけたk藤部長、あまりの衝撃に「手は出せず」「動けず」、
そうして辛うじて「言葉にならない叫び声」が出たんだそうだ。

すかさず「シュバッ」と主役k野君の素手が伸びて来て、タガメは
無事確保されたということらしい。

文字でしか伝えられないのは、もどかしい。
ホント真似をしてあげたいくらいの、何とも言えない声だったんです。
「甲高く」しかも微妙に「震えていて」・・・。

その後、この池でも何とまあプリンス「マルガタゲンゴロウ様」
を採集したのである。


■第2のタガメ池

ここも速報でお伝えした場所。そして、顧問が水没した池。


クロゲンゴロウやガムシ、この地ではお馴染みさんに出会っていると、


水環境館のスタッフk原氏、「タガメです!」と。
初タガメは手づかみだったが、今度は網で採集。



顧問水没し、着ているものは全てずぶ濡れ。
時間も15時半。
この池が今回の、タガメツアーのフィナーレとなった。



■主役k野君の目標は

福岡県ではないものの、自然下で見る(捕まえる)という
彼の魚部での大きな目標は、ある程度達成されたのではないか。

川よりも池、魚よりも水生昆虫、ミリ単位でなく数㎝のタガメを
常に目標としてきたk野君。

奇しくも今回、「初タガメ」「初タダゲン」の水生昆虫界の二大王者
とも、k野君の手によるものだった。

顧問としては、残りの時間が限られたところで1年生から入部する
k野君の目標が少し達成できたのは、うれしい限り。



あとは、福岡県内で見つけるだけだね、k野君!!


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補足(136号)『リクエストにお応えして』

2005-09-27 20:13:20 | Weblog

いずれもこんな感じの「赤目ドジョウ」です。

■大きい方の黄ドジョウ顔


■小さい方(※ピンぼけ気味)

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137号ー③ 『まさか、こんな所に・・・』

2005-09-27 19:58:08 | Weblog
■翌日は快晴。
順調に山々を越えていって現地に到着。

ポイントを探してウロウロ車を走らせ、ここはと思う所でおりるが、
良い所がない。

田に引くためか、谷水が田の手前で小さなプールに流れていた。
コンクリートの岸だが、反対側はセリが生えている。
入る所がこれまでなかったので、念のため入る。本日、初入り。

たくさんのミズカマキリが、びっくりして逃げまどう。
水は冷たい。タカハヤも沢山。
そして、・・・ガムシ。クロゲンゴロウ。何匹も。

タガメも出るかと思われたが、不発。


■まさか、こんな所に・・・
車を走らせていて、水たまりが。
ホントに「ただの水たまり」である。

表面には、アオコみたいなのが「ブジュブジュのとろろ昆布状」
に浮いている。
しかも、周囲は「鶏糞置き場」。鶏糞山の麓に、この水たまり。

顧問「どうする? 止めとく??」
一同「・・・・。」
とそのとき、水館k原氏「いちお、見ときませんか?」

で、入ることに。(これが結果的に大正解!)


最初の一網こそ「ハイイロゲンゴロウ」ばっかで、「やっぱりね・・」
しかし、その後。

続々。「ガムシ」「クロゲン」「シマゲン」「コシマ」「水カマ」
「ヒメゲン」「ケシゲン」・・・。

そして、主役のk野君吠える!「来たあ!タダゲン!!!」

そう、黄色いお腹の「ゲンゴロウ様」である。
まさかまさか、である。

その吠え声にk野君に水たまりをガシガシ駆け寄った顧問、
慌てすぎて、k野君の頬にこの水たまり液をもろにかけてしまう・・・。

続いて、陸上から網で掬った泥を見守っていた、k原氏、
「こりゃ、マルガタゲンゴロウ!?!?」


何と、中型ゲンゴロウ界の貴公子「マルガタゲンゴロウ」が!
だって、「水のきれいな場所しかいない」って言われてるのに・・・
ここ違うし・・・

九州では滅多にお目にかかれない、マルガタ氏、大感動ものである。

ちなみに福岡県では40年以上前に小石原村にいたみたい。
(今は面影無し)
福岡RDBでは、行橋市の記録のことが書いてある。
(もっと面影無し)


シマゲンゴロウ程度の水質ではおらず、タガメやタダゲンがいる
場所でようやっと見つかるか見つからないか。
そう言われていたマルガタ氏にも、あっさり出会えてしまった。


鶏糞山のお隣で、もう絶叫しまくり。
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137号決戦前夜 『焼き肉と温泉で、タガメに負けぬ!』

2005-09-26 23:28:29 | Weblog

9月24日(土)
18時、水館集合、出発。

主役はもちろん、魚部での目的が「タガメ探し」の
3年生k野君。
彼の、「卒業するまでにタガメに会いたい!」という悲願を
叶えんと、今回のタガメツアーは始まった。

随行は、顧問イノウエ、水館k原、2年k藤部長、1年k村&y本。

都市高小倉駅ランプ~九州道をひたすら走る。
21時前、今晩の宿に到着。

「歩く距離で何でもあるよ」とフロントの方の言葉。
だが、人通りも街の灯りも、とっても「まばら」

片側2車線の道の向こうのオシャレな中華ダイニングの店の人、
「全員、こっちをみています!!」と誰か言う。
どうやら店の人も、閑古鳥が鳴いて客を待ちかまえているようだ。

■と、とある焼肉店。
「もう、ここにしよう」


当たりだった。
外から見るのと大違い!
お客さんも意外に多い。外の人気無さがウソのよう。

お得な盛り合わせのお肉も、スバラシイ。
高校生にはもったいない??


何と創業以来30数年、「焼き肉定食400円」!!


■次は、温泉
主役の温泉好きのk野君のため(顧問も温泉好きだからね)、
市内の温泉施設へ。

これがまた意外と、湯がよかった。
「けっこう、なめらかで良い湯ですね」(k野君)


鋭気をビシビシ養って、いよいよ明朝、「タガメ様」!!
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おしらせ「松岡修造氏の公式サイト」

2005-09-26 23:09:39 | Weblog

http://www.rivals.ne.jp/shuzo/from/index.htm#050926_1

松岡修造氏の公式サイトに、取材時の記事が出ていました。
ロケ終了後、他の仕事のことは掲載していたのに魚部のことは
出ておらず、「イヤだったんかね・・・」と心配する声も
ありましたが、放送終了後まで待っていたのかも。

僕らが持っていない撮影中の画像もあり(マネージャーさん撮影?)
なかなか面白かったです。



追記:放送を見ていただいた方から、直接やメール、ブログ、掲示板
  と様々な形で声をいただきました。
   この場を借りてお礼申し上げます。

   また、撮影じゃなくとも、魚部は普段からあんな感じです。
   これからもボチボチやっていくんで、どうぞよろしくです。
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137号~速報! 『タガメ様、つひに!!!!!(声も裏返るわ、そりゃ。)』※県外

2005-09-25 22:00:31 | Weblog
~タガメ、会いに行きました~

今さっき、帰ってきたところ。
走行距離は、25時間で、520㎞。
小さな車に6人乗って、もうヘトヘト。
(オマケに顧問、最後の池で撃沈・・・肩まで水没。)

ですが、これは魚部としては大切なニュースなので、
とりあえず、速報として。

■タガメ様


(初タガメ、k野君の手)


(水館スタッフk原氏も。)


■タダゲン様

恐るべき「でかさ」と「パワー」。
さすが、水生甲虫界の王者だ・・・


■マルガタゲンゴロウ様


(ピントあってないけど)
中型ゲンゴロウ界のプリンス、マルガタゲンゴロウ様までもご登場!

とりあえず。
詳細は、後日にボチボチ。

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136号 『水槽で撮った、アルビノドジョウの写真』

2005-09-24 15:14:54 | Weblog

コメントをくだった方があったので、まだ撮ってなかった
水槽での写真を撮ってきた。さっき。

ウチのは、オレンジ一色というわけではなく、模様(点々)は
普通の茶色いドジョウと同じようにある感じですね。


■オレンジドジョウ①(大きい方)


■オレンジドジョウ②(小さい方)
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135号 『魚部史上、最大の「水生昆虫祭り」!!!』

2005-09-24 00:09:18 | Weblog
まだ、「タガメに会い」に行ってないのに。


■ここから祭りは始まった・・・

もちろん、福岡県内の話。
放棄水田を横目に山手の道を走っていて、一番上に「ため池」が。


教室ほどもない感じの小さな池。
特に水草もなさそう。
しかし、「感じるもの」があった(後だから何とでも言える)。

イシガメが1匹、ぷかり浮いていたのが吉兆だったか・・・

4人で池へと草むらを降りていく。
(先頭行く顧問、後のA木君から突然、スライディングを受ける!?)


■水生昆虫祭りで、沸き上がる4人

最初に降り立った顧問、最初の一撃で「シマゲン」!!
思いも寄らぬ。

しかも、ミズカマキリも数匹ゴソゴソ。
加えて、何だか小型種のゲンゴロウたちがウジャウジャ。
本当に、ウジャウジャ。

さらに、ポイントへ移動中のS田君、漬けていただけの網に
「あ、ガムシが2匹いる!」
あまりの出来事に、訳が分からない。
心中、「S田よ、ヒメガムシはヒメガムシと言おうよ。紛らわしい。」
なんて思っていた。
ところが、まさに「ただのガムシ」!!


・・・・・・この池は「当たり」だ! しかも、最大級のメガヒット!!


■ガムシ祭り


見よ、この様子。
何と、ガムシが、ガムシが・・・44匹!!!

これまで、2003年10月に「第2クロゲン池」で記録した最高記録、
ガムシ15匹を軽く塗り替えてしまった。


■シマゲン祭り


魚部お得意の、シマゲンゴロウがここでも!

これまた、驚きの・・・33匹!!!
2004年8月の鞍手地方での最高記録26匹を、塗り替え。


ガムシにしろシマゲンにしろ、バケツに入れるのが億劫になって。
まだまだ、いた。


■ゲンゴロウは、合計9種!!! 

シマゲン以外のゲンゴロウは、もう桁違いの数。
4人で数百匹、もしかしたら4ケタ?というくらい、網に入った。

・コシマゲンゴロウ
・ウスイロシマゲンゴロウ
・マメゲンゴロウ
・チャイロマメゲンゴロウ
・クロズマメゲンゴロウ
・ヒメゲンゴロウ
・ハイイロゲンゴロウ
・ケシゲンゴロウ

普通種と呼ばれる「ヒメゲンゴロウ」を、これまで一度に沢山見たこと
なくて、そういう実感無かった。福岡ではホントにそうなの??と。
しかし、確かに普通種だと実感。納得。
さで網を上げると、50匹くらいウジャウジャと網の出口に殺到する
様を見たら、納得せざるを得ないでしょ。


■タガメすら、採れてしまうのかと思った。

明後日、タガメを県外まで見に行くのに、もうここで、
福岡県内のここでタガメが採れてしまうのじゃないかと、思った。


タガメじゃないけど、水生カメムシの皆さん。


■最後は、放流

ちょっと、及び腰のU田君、放流中。

今、主にk藤君が取り組む『福岡県の水生昆虫』標本のための、各種数匹
ずつを残し、後は全て元の池に返した。


■ついでに、「ヒル祭り」

この池、水生昆虫だけでなく、ヒルの天国でもあった。

夢中になってると、いつの間にか魚部スーツに、何匹ものヒル。
上に上に、上ってこようとしている・・・

ついに、犠牲者。
S田君。
指の間に、ヤツが・・・

続いて、U田君。
何匹か「付いた」ところで気付いたが、とうとう血を吸われる・・・

最も平気そうなA木君。
S田&U田が、ヒルの猛攻撃に辟易して、池の中から逃げ出した後も
採集に夢中になっていた。
何故か、A木君には行かなかったヒルたちも、ターゲットをA木君に
しぼり、ついに・・・

しかし、「も~う!」とか言って、簡単に剥がすだけ。
リアクション薄すぎ。


残るは、顧問。
実は、魚部内でヒルに血を吸われた経験は、顧問のみ。
その時の、嫌がりようは半端じゃなかった。

ということは、顧問はヒルが大の苦手なのですね。
いると分かった時点で、実は気持ちの7割はヒルへ。
だから、ひっつかれずに済んだ、というわけ。
(採集怠慢ですな)



ともあれ、興奮しすぎで、ヘトヘトになるほどの水生昆虫祭り。



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