副代表補佐です。
なんでも講演会に絡めとけ!と
副代表から指令(命令?)がきてるもんで、、今回も。
ともあれ、昨日も続々と参加希望いただきました。
感謝申し上げます。
参加調整をなさってるベア氏の分をのけても
あと10名は行けると思います。
明日は雨ですかね、そんな日は室内で講演会、どうです?(笑)
■さてさて。
今回も随分と " シッチタイチュウドク " な話題。
画像は、マダラコガシラミズムシ。
コガシラミズムシ類の中では、上翅の黒点や会合部の黒線が
他種に比べて圧倒的に濃いのが特徴です。
福岡県では、中島氏の福岡市東区、井上氏の福津市などでの
散発的でかつ各回1個体程度の記録のみ。
が、2010~2012年ごろにかけて若松区2か所での生息が判明。
いずれも荒れ地にできた水溜りでした。
1ヶ所では、かなりの個体(10個体とか)が一度に確認された
こともありましたが、どちらも現在は消失。
例の、実はこうした生きものの貴重な生息地を何気に破壊し
奪っているのではないかとあちこちで囁かれている
『ソーラー発電』になってしまってます・・・
あれ世間一般にはいかにも良い事的な話でしたが、
最近はどうなんでしょう?
あるバラエティ番組でも、農村部に現れる不審なスーツ姿は
遊休地のソーラー発電勧誘だと農家の人、言ってたけど(笑)
あ、話がそれた。
で、今回のは副代表の採集です。
ネットで調べただけで(県版RDB、2009かな?)
ネットには出ない文献はまだ見てないですし
あるいは研究者・愛好家の未発表情報などは知りませんが
採集地の熊本県では、前例がたった1例、2個体のみだそう。
それも、灯火採集で得られたようで
つまりどういう水環境に居たのかはわからん、ということ。
今回の副代表の記録は、網での採集。
その点では、熊本県初かもしれませんね。
多数ただのコガシラミズムシがいる中での、たった1個体。
よく気づきましたね。
これぞ湿地帯中毒です。
補佐の自分なんて、どうせ全部タダコガシラだろって
思いこんでましたもの(苦笑)
全然だめですね、、副代表のもとでまだまだ修行です。