抱卵しているものも。
ここはすごく「いい感じ」の素掘り水路。
山手からの水が常にある様子。
オタマジャクシの方が多いが
カスミ幼生は健在。
当たり前なのだろうが
全体としてはふ化して間もないころより
個体数がかなり減っていると感じた。
5ヵ所のうちの2つめ。
ここも素掘り水路で持ち主の方に
よれば恒常的に水があるらしい。
写真は前回調査。
今回はここは駆け足だったので
見落としもあるかもしれないが
幼生の姿はないようだった。
エリア調査地で前に幼生確認5カ所の1つ。
上方にかつて水田があったと思われるところの
下段にある素掘り水路。
ふ化した幼生がかなり見られた。
浅いが埋まっては無く、水も多少流れ
管理なさってる雰囲気があった。
今回、とてもきれいに草が焼き刈られ
水路も泥上げされて流量もやや多めに。
カスミ幼生はざっと見たところ無し。
でも、どこかに流れて行ったりしてるんだろう。
なるほど、まだ現役の素掘り水路なのか。
こうして人間の活動と共に生きながらえて
来たのでしょうね。
こういうのを目にするのも貴重な経験だ。
あるエリアを魚部としてのフィールドに決めて
一帯のカスミサンショウウオの生息調査中。
今まだ水の中で幼生が見られるので
どういうところに今年は産んだのか、
どのくらいいるのか、大よそだが
エリア全体で把握しておこうとしている。
これまでに5ヵ所で確認。
今回は新たに少し山手の場所で13個体。
サイズの個体差はあるものの
状態も良いものが多く、
サイズも他の場所よりも大きめも混じる感じ。
エリア内で谷あいの小さな放棄水田を
お借りすることが出来た。
そこに次のシーズン用に産卵場を創る予定。
どういうものを創るのがいいのか
頭の片隅で思案しつつ調査してます。
福岡県では産地も記録も少ない
ヤマトヌマエビ。
過去の記録の現状確認しつつ
新産地もちらほら。
ここらでまとめておこうと
考えて取り組んでいるところです。
ここではスー氏が見つけましたよ。
巨大ルリヨシノボリ。
これも2009年に撮影。
網に入ったのを見て、デカさに思わず叫んだ、、
福岡県産。
地域の身近な自然の現状や生物多様性を
市民に知ってもらいたいと
地元の生き物展示に力を入れていた頃の
市立水環境館で展示していた。